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「その先で、また、あなたと。」読んでもらって初めて完成したもの(最終回)

こんにちは、なにぬ猫です。
いつも応援ありがとうございます。

創作大賞に応募した
「その先で、また、あなたと。」
数回にわたってお送りした制作裏話、最終回です。

今回の記事本文へは目次の◆マークからどうぞ


ネーム版

完成稿版

これまでのお話

1話目:「その先で、また、あなたと。」はこうして生まれました

2話目:最初はまったく違う話でした

3話目:なぜ、この物語の主人公は猫だったのか

4話目:一番苦しかったのは「語らない」と決めることでした

◆読んでもらって初めて完成したもの

『その先で、また、あなたと。』制作裏話も、今回で一区切りとなります。

応募のこと、作品が生まれた経緯、主人公が猫になった理由、そして「語らない」と決めたこと。

ここまで作者としての視点からこの作品について綴ってきました。

そして完成した今、ぜひ伝えたいことがあります。
作品は完成した時に終わるものではない。』
ということです。


作品を公開してから、多くの反応があったわけではありません。
創作大賞へ応募した作品として考えると、もっと多くの人へ届いてほしいと思っています。(切実)

それでも、この作品を読んでくださった方の中には、わたしが描きたかったものを丁寧に受け取ってくださった方がいました。

特に印象に残っているのが、創作大賞感想として書いていただいた記事です。

作品の奥にあるテーマまで読み取ってくださり、さらに「この先も読んでみたい」と続編への期待まで寄せてくださいました。


作品を描いている間、わたしは「この想いはちゃんと伝わるのだろうか」とずっと不安がありました。

主人公の死因を描かないこと。
魔王の過去を語りすぎないこと。
説明しすぎず余白で伝えるのを選ぶこと。

その一つひとつが本当に正しい選択だったのか、迷いもありました。

だからこそ作品の中からわたしが描きたかったものを受け取ってくださった感想はとても嬉しいものでした。
「伝わっていたんだ。」
そう思えた瞬間でした。

作品は、作者が完成と言った時に終わるもの?

実際には違います。
読んでくださる方がいて、感じたことを言葉にしてくださった時。
その時初めて作品は作者の手を離れ、それぞれの心の中で歩き始めるのだと思います。

作品が生命を輝かせる時。

今回、創作大賞へ応募した理由は賞を取ることだけではありませんでした。
今まで届かなかった読者へ作品を届ける入口を少しでも広げたい。
そんな思いから応募しました。

結果はまだ分かりません。
ですが、この制作の裏側を書き続けたことで、自分自身が何を描きたかったのかどう描いていきたいのかを改めて見つめ直すことができました。
それだけでも、この挑戦には大きな意味があったと思っています。


『その先で、また、あなたと。』は、これで終わる物語ではないのかもしれません。
続くかどうかは投下エネルギーしだい、神のみぞ知る。

この作品が読んでくださった方の心のどこかで少しでも生き続けてくれるなら。
そして、いつかまた、この世界を描きたいと思える日が来るなら。

その時は、もう一度この物語の旅の続きを歩いてみたいと思います。


ここまで裏話集を読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

そして『その先で、また、あなたと。』を読んでくださったすべての方へ、心から感謝します。


創作の進捗やキャラ、世界観などをマガジンでまとめています。
合わせて見るとより楽しんでいただけるかと思いますのでぜひどうぞ。


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