SRE NEXT 2026 スポンサー後記 そして、IVRy の SRE の今
IVRy で SRE の Engineering Manager をしている @abnoumaru です。
2026年7月10日(金)〜 11日(土)、TOC有明で開催された SRE NEXT 2026 に、IVRy は Silver スポンサーとして参加してきました。この記事では、当日のブースや登壇の様子、そして参加したメンバーがセッションから持ち帰ってきたことをお届けします。また最後に IVRy の SRE の今についても書いてみました。
協賛の背景については、開催前に公開したこちらの記事にまとめています。あわせてどうぞ。 👉 今年もSRE NEXT 2026 Silverに協賛させていただきます!
ブースレポート
多くの方にお越しいただきありがとうございました!
SRE NEXT 2026のブース設営が完了しました!
— IVRy Tech (@IVRy_tech) July 10, 2026
ブースでは音声認識のデモ体験やロボくんクッションや書籍が当たる抽選を実施してます🤖ブースでお待ちしてます🤝 #srenext pic.twitter.com/3RPLAjTmXO
ブースでは、毎年恒例(?)、実際にアイブリーの AI 対話を体験できるデモを設置しました。また、アイブリーを活用いただいている 株式会社nuy 様のご協力のもと、お酒を飲む方向けのサプリメントをお配りしました。懇親会のお役に立てていたら何よりです!
さらには、ブースに立ち寄ってくださった方向けのくじ引きも用意しました。
ブースでは、弊社の渡部が共著した書籍「SREの知識地図」、もしくは、ロボくんクッションが当たる抽選も実施してます🤖 #srenext pic.twitter.com/fEIrtEShkj
— IVRy Tech (@IVRy_tech) July 11, 2026
登壇レポート(Lightning Talk)
Lightning Talk に『カルチャーを仕組みに変える ─ IVRyのオンコール制度設計の裏側』 というタイトルで @k0703k が登壇しました。
SRE のオンコール制度を0から設計した実体験をもとに、「自由と責任」という会社のカルチャーコンセプトを制度にどう落とし込んだか、というプロセスを紹介しました。労務・人事・社労士を巻き込みながら、持続可能な制度をつくっていくこの話は、今年のテーマ「Inclusive SRE」をまさに体現した発表だったと僕は思っています。
LT 後に声を掛けていただいた方もいたようで、ありがとうございました!
メンバーが持ち帰ったこと(セッション感想)
このコーナーではメンバーに印象に残ったセッションを1つに絞って、紹介してもらいます。
Terraform CI/CDに潜む権限昇格リスクと対策 〜金融システムにおける権限分離と制御事例〜
担当:tom-256
印象に残った理由:Atlantisをplan用とapply用のクラスタごと分離するというアイデアが印象に残りました。
業務でどう活かせそうか: 権限整備の改善点がないか見直すきっかけになりました。AIに実行スピードと自律性を持たせるほど権限設計が重要になるので引き続きガードレール整備、権限の最小化、監査強化を進めていこうと思いました。
AI Agent Sass を支える自社開発基盤への挑戦と実運用
担当 : komtaki
印象に残った理由: AI Agentの実行環境として、Firecrackerベース基盤の自社基盤を構築。リクエストを投げて5sでVM起動でき、コスト最適化と強固なセキュリティを実現したこと。
業務でどう活かせそうか:開発環境での仮想化や、将来的にAI Agentに隔離環境でコードを動的に構築し実行する際の選択肢の一つとして参考になりました。
しぶいSRE: サーバから見えない障害にどう向き合うか。ラストワンマイルのデバッグ実践
担当 : mirakui
印象に残った理由: 顧客からの「動かない」報告に対して単に「環境起因」と結論づけず、様々な方法で顧客の環境情報を調査して泥臭く解決に導く姿勢が印象に残りました。
業務でどう活かせそうか:技術的には、ブラウザでのネットワークレベルの挙動を調査をするために HAR ファイルをもらうのは新しいアイデアでした。また、メール送受信での鬼門となるような知見も多く、開発の参考になりました。顧客の立場になって真摯に問題を調査する姿勢は、その積み重ねが事業の信頼に繋がるため見習いたいと思いました。
IVRy の SRE の今
最後にいまの IVRy の SRE の状態を書いておきます。いまはかなり Embedded に振り切っています。理由は、SRE にプロダクトと開発環境を深く知っている状態でありたいからです。機能開発や LLM の精度検証を通して、プロダクトに正面から向き合うことで、いま本当にやるべき SRE のプラクティスを見極められると考えています。あわせて、まだ小さいプロダクトのうちに変な線を引かず、将来のサイロを遅らせる狙いもあります。
実際、Embedded で動くなかでフォールバックや監視を仕込んだり、リリースまわりの改善も進められています。いまのところこの体制はうまく機能していると僕は信じています。しかしながら全社的な SRE を担うメンバーも、もちろん必要であるとプロダクトや組織の成長に合わせて日々気持ちが強まっています。
こうしてプロダクトに向き合いながら事業が届けたい価値を一緒に支えてくれる、組織がSREを実践するためのプラットフォームや文化を作る、様々な形で IVRy の SRE と向き合う Software Engineer を絶賛募集しています。ここまで読んで少しでも「楽しそう!」と思ってくれた方、ぜひお気軽にお声がけください。
最後に
運営スタッフのみなさん、登壇者のみなさん、そしてブースに立ち寄ってくださったみなさん、本当にありがとうございました!来年もお会いしましょう!
