【介護保険改正】住宅型ホームの新ルールは、ケアマネ有料化への「そーっと開ける扉」なのか?
皆さま、こんにちは。
最近、スーパーの「内容量変更(という名の、実質値上げ)」を察知する能力が神がかってきた私です。袋を開けた瞬間、「おや、君、前より少し隙間が増えたね?」とポテトチップスに話しかけるのが日課になっています。
さて、介護の世界でも、そんな「ちょっと気になる変化」が起きようとしています。
住宅型有料老人ホームのケアマネジメントに、新しく**「登録施設介護支援」**という名前のサービスが誕生するというニュースです。
一見すると「専門性が高まって便利」という顔をしていますが、よく見ると……おや?
「不公平」という名の魔法の言葉
今回の目玉は、住宅型ホームの入居者さんに特化したケアマネジメントの形です。
これまで「居宅介護支援」として無料(全額給付)だったケアプラン作成に、**「原則1割の自己負担」**が発生することになります。
国の言い分はこうです。
「介護付きホーム(特定施設)の人たちは負担しているのに、住宅型の人たちが無料なのは不公平ですよね?」
……出ました。日本人がもっとも弱い言葉、「不公平」。
クラスの半分が宿題を忘れて居残りさせられている時に、「あっちのグループだけ先に帰れるのは不公平だ!」と言われるような、あの抗いがたい正論です。
透けて見える「国の心の声」
でも、鋭い方ならお気づきでしょう。
これは単なる「不公平の是正」だけでなく、将来的な**「ケアマネ有料化(居宅介護支援の自己負担導入)」への壮大な第一ステップ**なのではないか、ということを。
まるで、**「いきなり全体を有料化すると反発がすごいから、まずは外堀から、そーっと扉を開けてみよう」**という、国の慎重すぎる(あるいは、ちょっと姑息な)足音が聞こえてきそうです。
「有料化そのものは、制度を維持するために必要かもしれない。でも、そのやり方がなんだか『こっそり』していて、素直に頷けないんだよなぁ……」
そんなモヤモヤを抱えている方も多いのではないでしょうか。
姑息な駆け引きよりも、誠実な握手を
私たちは、別にわがままを言いたいわけではありません。
ただ、大切な家族や自分たちの将来に関わることだからこそ、「正論のオブラート」で本音を隠すのではなく、真っ直ぐに伝えてほしいだけなのです。
「ここからは有料になります。その代わり、こんなふうに生活を支えます」
そんな誠実な対話があって初めて、私たちは安心してその「お薬」を飲み込めるのだと思います。
それでも、現場には「体温」がある
制度がどう変わろうと、名前がどれほど難しくなろうと。
結局のところ、現場で入居者さんの生活を支え、一緒に悩んでくれるケアマネジャーさんの「想い」は変わりません。
今回の新制度も、見方を変えれば「施設に特化して、より深く、包括的に関われるようになる」というチャンスでもあります。
国の出すルールに「やれやれ」と苦笑いしながらも、
「ま、制度がどうあれ、目の前のこの人を笑顔にするのが私の仕事ですから」
と笑い飛ばす、そんな現場のたくましさを、私は信じていたいのです。
少し苦いニュースではありましたが、最後は温かいお茶でも飲んで、今日という日を慈しみましょう。
制度を作るのは国ですが、その制度に「安心」という体温を吹き込むのは、いつだってそこにいる「人」なのですから。
【今日の一言メモ】
「姑息な作戦に気づいてしまうのは、あなたがそれだけ真剣に未来を見つめている証拠です。たまには深呼吸して、自分に『お疲れ様』を言ってあげてくださいね。」
