職場恋愛、隣の席の上司に恋をしたけど…まさかの結末と僕の後悔【後編】
▼ 前編はこちら
彼女の言葉が心に突き刺さり、しばらくの間は放心状態だった。仕事にも集中できず、ただただ彼女のいない席を眺めていた。毎日一緒に仕事をしていた彼女がいない空間は、想像以上に寂しかった。
彼女の異動後、部署の雰囲気も変わった。彼女の明るさと優しさ、そして頼もしさが無くなったことで、空虚感を感じているのは僕だけではないだろう。彼女のいない席は、まるで彼女の存在を物語っているかのように、静かにそこにある。
あの時、もっとどうすれば良かったのか?何度も何度もあの日のことを反芻する。もう少し早く気持ちを伝えれば良かったのか?もっと積極的になるべきだったのか?あるいは、そもそも、最初から望みの無い恋だったのか?色々な可能性を想像するが、どれも明確な答えは出てこない。
彼女の「弟みたい」という言葉が、今も耳元でこだまする。本当に弟みたいに見えていたのだろうか?それとも、ただの気遣いの言葉だったのだろうか?様々な憶測が頭を駆け巡る。
でも、一つだけ言えるのは、あの時、彼女に自分の気持ちを伝えられたことは、良かったと思っていることだ。伝えなければ、ずっと後悔していたかもしれない。伝えられたことで、気持ちの整理がついた、という部分もある
この経験を通して、僕は一つ大切なことを学んだ。それは、自分の気持ちは、きちんと相手に伝えるべきだということ。たとえ、結果がどうであれ、伝えなかった後悔より、伝えた後悔の方が、ずっとマシだということだ。
今となっては、あの日の彼女の笑顔を鮮明に覚えている。あの笑顔が、僕を突き動かしていたのだと思う。あの笑顔はもう二度と見られないのかもしれない。でも、彼女との時間は、間違いなく、僕の人生において貴重な経験になった。あの時、勇気を出して告白した自分には、感謝している
あの失敗を経験して、僕は少し成長できた気がする。次に恋をする時、きっと、あの時の失敗を活かせるだろう。そして、今度は、後悔しないように、もっと積極的に、自分の気持ちを伝えられるようにしたい。
▼ おすすめのnoteはこちら
