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宿題の山丨風まかせ文芸部

宿題の山は、紙の量だけでできるのではありません。

手をつけない時間、できないかもしれないという予感、終わった頁まで見直したくなる迷い。

そういう目に見えない重さが、積もっていく。

大人には薄い冊子でも、子どもの夜には雪山ほど高く見えることがあるのでしょう。

けれど、山を消す必要はない。

最初の一問に鉛筆を置けば、頂は動かなくても、自分の立つ場所が一段だけ上がる。

登り始めて初めて、山の高さは恐怖ではなく距離になる。

宿題とは、答えを提出するためだけでなく、自分がどこから歩き始めたかを知るための、小さな地形なのだと思います。

(Voronoi Art Studio | 16010 polygons / strokeWidth: 0.1)

上記のツールを使用しました

上記企画に参加させていただきました

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宿題を恐怖の象徴として閉じ込めず、まだ登っていない距離として描きました。山の高さは変わらなくても、最初の一問に触れた瞬間、子どもの立つ場所は確かに上がります。その小さな前進を、夜明け前の光と鉛筆の一点に託しております。