【新連載】金利上昇時代のDX戦略 第8回 DXコンサルタントの時代は終わるのか?これから生き残る人材とは~AI時代に選ばれるのは「知識を教える人」ではなく「企業を変える人」~
「AIがコンサルタントの仕事を奪う。」
そんな言葉を耳にする機会が増えました。
生成AIは、経営分析、資料作成、市場調査、プログラム開発など、多くの業務を短時間で行えるようになっています。
これまでコンサルタントが何時間もかけて作成していた資料を、AIは数分で作成できる時代になりました。
では、本当にDXコンサルタントやITコンサルタントは必要なくなるのでしょうか。
私は、そうは考えていません。
なくなるのではなく、「求められる役割」が大きく変わるのです。
AIが代替できる仕事は急速に増える
AIは膨大な知識を持ち、論理的な分析や文章作成を得意としています。
例えば、
業界分析
SWOT分析
市場調査
提案書の作成
議事録の整理
データ分析
これらの業務は、今後ますますAIが担うようになるでしょう。
つまり、「情報を集めて整理する仕事」だけでは、人材としての価値を維持することは難しくなります。
ITコンサルタントに求められる役割も変わる
これまでITコンサルタントは、
「どのシステムを導入するか。」
「どのクラウドサービスを選ぶか。」
といった技術選定やシステム導入支援を中心に活動してきました。
しかし、企業が求めているのは、システムそのものではありません。
本当に知りたいのは、
「この投資で利益は増えるのか。」
「生産性は向上するのか。」
「人手不足を解決できるのか。」
という経営課題への答えです。
ITを導入するだけではなく、経営成果まで導けるコンサルタントが求められる時代になっています。
DXコンサルタントの価値は「企業変革を実現できるか」で決まる
DXコンサルタントも同じです。
DX計画書を作成するだけでは企業は変わりません。
ロードマップを示すだけでも十分ではありません。
重要なのは、
現場を理解し、
経営者と対話し、
AI・IoT・ロボティクス・オートメーションを適切に組み合わせ、
企業の利益につながる改革を実現できることです。
つまり、「DXを説明する人」ではなく、「DXを実現する人」が求められるのです。
これから活躍するのは実践型DX人材
AI時代に価値が高まる人材には共通点があります。
それは、
技術を知っているだけではなく、
経営を理解し、
現場を理解し、
人を巻き込みながら成果を生み出せる人です。
AIでは代替できない価値は、
経営者との対話、
現場の課題発見、
組織改革、
人材育成、
そして変革を最後まで実行する力です。
これこそが、実践型DX人材に求められる能力です。
AIC・RAD・RAPが目指す未来
AIPAとRAPAが育成しているのは、まさにこのような人材です。
AIC(AI・IoTコンサルタント)は、AIやIoTを経営課題の解決へ結び付け、企業変革を支援する人材です。
RAD(ロボティクス・オートメーションディレクター)は、企業全体の自動化戦略を設計し、生産性向上を推進する人材です。
RAP(ロボティクス・オートメーションプロデューサー)は、現場に最適なロボティクス・オートメーションを企画・導入し、成果へ導く実践型人材です。
共通しているのは、「資格を持つこと」が目的ではなく、「企業の利益を生み出すこと」が目的であるという点です。
AI時代だからこそ「人」が重要になる
AIが進化するほど、人間に求められる役割は高度になります。
AIに指示を出す力。
経営課題を整理する力。
複数の技術を組み合わせる力。
企業文化を変える力。
人材を育成する力。
これらはAIだけでは実現できません。
技術と経営、人と現場をつなぐ人材こそが、これから最も価値の高い存在になります。
次回予告
次回は、
「AI・IoT・ロボティクスを理解する経営者だけが生き残る」
をテーマに、DXを成功させるために経営者へ求められる役割について解説します。
企業を変えるのはシステムではありません。
経営者の意思決定と、人材育成への投資です。
まとめ
AI時代において、
DXコンサルタントやITコンサルタントの役割は終わるのではありません。
「技術を説明する人」から「企業変革を実現する人」へ進化するのです。
これから企業が求めるのは、
AIを使いこなし、
経営を理解し、
現場を改善し、
利益を生み出せる実践型DX人材です。
その未来を担う人材こそ、AIPAが育成するAIC、そしてRAPAが育成するRAD・RAPです。
AI時代だからこそ、人が持つ「経営を変える力」の価値は、これまで以上に高まっていくでしょう。
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