【SFC】『フェーダ ~ジ・エンブレム・オブ・ジャスティス~』徹底解説|シリーズが途絶えた幻の名作SRPG
@akkun1974 スーパーファミコンの隠れた名作「フェーダ」、最初のステージをプレイしてみました。 見た目はファイアーエムブレムを思わせるシミュレーションRPGですが、ユニットごとに必殺技があるのがこのゲームの面白いところ。地形やコマンドを駆使しながら戦況を組み立てていく感覚が、当時のSRPGファンにはたまらなかったはずです。 知名度は高くないけど、遊んでみると意外な完成度に驚かされる一本でした。
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まずは動画をどうぞ。
文章では、動画で紹介しきれなかった部分をもう少し詳しく補足しています。気になった方だけ読んでいただければと思います。
作品基本情報
タイトル
フェーダ ~ジ・エンブレム・オブ・ジャスティス~(FEDA : The Emblem of Justice)
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対応機種
スーパーファミコン(SFC)
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発売元
株式会社やのまん
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発売日
1994年10月28日
どんなゲーム?フェーダの概要
『フェーダ』は、1994年にやのまんから発売されたスーパーファミコン用のシミュレーションRPGです。ファンタジー色の強い世界観の中で、ゲリラ部隊を率いる主人公たちが、支配的な帝国軍への反乱・革命に身を投じていくというストーリーが展開されます。
戦闘はマス目状のマップ上でユニットを動かす、いわゆる「タクティカルRPG」形式。当時のSFCシミュレーションRPGブームの中でリリースされたタイトルの一つですが、単なる二番煎じではない独自要素を複数備えていたのが特徴です。
最大の特徴:ロウ・ニュートラル・カオスの属性システム
本作を語るうえで欠かせないのが、プレイヤーの行動によって主人公の属性が変化する「ロウ・ニュートラル・カオス」システムです。
敵を必要以上に殲滅する、目的から外れた行動を取るなど、プレイスタイル次第で主人公の属性がカオス寄りに変化
属性によって仲間になるキャラクターや離脱するキャラクターが変わる
エンディングも属性ごとに異なる内容になる
単に「勝てばいい」ゲームではなく、プレイヤーの選択そのものが物語とキャラクター編成に直結する仕組みは、当時としてはかなり意欲的な試みでした。周回プレイのモチベーションにもつながる設計です。
ストーリーの骨太さとキャラクター
物語の主軸は、軍属のゲリラ部隊を指揮する主人公ブライアンと、副主人公アインを中心とした反乱・革命劇です。両者のどちらかが戦闘不能になるとゲームオーバーになるという緊張感のあるルールも本作らしさの一つ。
声優陣も豪華で、銀河万丈さん・鶴ひろみさんといった名だたるキャストがキャラクターに命を吹き込んでいます。UI周りにやや荒削りな部分があるとはいえ、シナリオの骨太さと、程よい難易度に調整された戦闘バランスは今プレイしても評価できるポイントです。
続編・リメイクとその後
『フェーダ』は単発作品では終わらず、以下のようにシリーズ展開しています。
フェーダ・リメイク! エンブレム・オブ・ジャスティス(セガサターン/1996年6月24日):必殺技やアニメーションが追加された強化リメイク版
フェーダ2 ホワイト=サージ・ザ・プラトゥーン(プレイステーション/1997年4月18日):正統続編
フェーダ2 ホワイト=サージ・ザ・プラトゥーン サイクロンズ・ベスト(プレイステーション/2001年8月30日、フォーウインズ):廉価版
物語はフェーダ2の後も続きが示唆されており、公式ガイドブックでは続編構想も語られていたとされます。しかし発売元のやのまんがビデオゲーム事業から撤退したため、続編「フェーダ3」は事実上立ち消えとなってしまいました。ファンとしては惜しい部分です。
今プレイする価値はある?
シナリオ重視・プレイヤーの選択が物語に影響するタクティカルRPGが好きな人には、間違いなく刺さる一本です。UIの古さや調整不足な部分は当時のSFCソフトとして仕方ない面もありますが、それを補って余りあるストーリー展開と属性システムの奥深さがあります。
中古市場でも比較的入手しやすい価格帯で取引されているため、レトロゲーム初心者が「隠れた名作SRPG」に触れる入り口としてもおすすめできます。
