chipsynth SFCのFM機能
FM音源好きとしては、chipsynth SFCを知った時に最も興味を惹かれたのがFM機能です。ただスーファミ音源にFM機能があった記憶がなく、調べてみると同機能はピッチモジュレーションと呼ばれる事が多い様です(が・・これも記憶にないです笑)。ともあれchipsynth SFCの話題なので、このままFMとします。
記事chipsynth SFCでも書きましたが、FMをアクティブにすると1つ前のチャンネルがモジュレータになり、ピッチを変える事で音色が変化します。(周波数比を保ったまま音階演奏させるには、都度ピッチを調整する必要があります)直列のみですが最大8op相当のFMも可能です。
モジュレータレベルは、エンベロープは適用されますが波形の振幅に依存、実質OPN等で言う所のTL値が固定されているのと同じと考えて良いです。調整はサンプルを変更する事で対応出来ますが、その分のサンプルが増える事も含めて結構面倒だと思います。
そうしたプロセスや発音数を削ってFMを使う事を考えると、やはり録音してしまえばなんでもアリなサンプリングは強いです。複数チャンネルを使うならサンプルのレイヤーの方がコスパが良いと、多くの場合そうなるのではないでしょうか。
割とネガティブな感想になってしまいましたが、用途としては効果音制作に使うのがベターだと思います。効果音のサンプルを用意出来ない場合音楽用のもので作る事になりますが、FMを使えばより凝った効果音を作れると言う訳です。
プリセットのサイン波で作った2op相当のFM音色です。こうしたFMサウンドであれば音楽の中でも取り入れられそうですが、やはり効果音的な使い方ですね。
参考までに、一応こうしたFMベースも出来ます。こちらはプリセットのFMベースをサイン波でFMしたもので、前半がプリセットのFMベースそのまま、後半がFMを使ったものになります。先程のデモmp3が2op相当だったので、FM音色として既にあるものにFMを掛けて、実質3op以上のFM音色にしてみました。
話は変わりますが、スーファミ音源のエコーとメモリの話の後半で書いたCombinatorからFMの制御を外した理由は、一括コントロールさせようとするとあまりにも面倒だからです。2chのFMなら影響するのは1chだけですが、例えば8chのFMは、8ch×7ch、8ch×7ch×6ch、8ch×7ch×6ch×5ch×4ch・・の様に選択肢が多くなります。なので2ch〜8ch分の設定を全て作るとなると、その使用頻度から見ても労力に見合わないと判断しました。
何だかんだ言ってFMが付いていて困る訳でもなく、その内面白い使い方が見つかる可能性も十分にあります。取り敢えずは効果音制作に使ってみようと思っています。
