【まとめ】派遣社員の藤田さん
どうも、哲兄です。
『プロベーション・レポート 〜新入社員の四ヶ月〜』という小説を書いています。
地方の米卸会社・米崎ライスに入社した新入社員『小林』が、試用期間+αの四ヶ月で会社の停滞を揺らしていく物語です。
とはいえ第三章の主人公は、これまた小林ではありません。
第三章の主人公は、炊飯事業部で働く派遣社員の藤田さんです。
藤田さんは、どこかどんよりとした職場で働いています。
毎日同じように仕事をして、同じように疲れて、同じように「つまらない」と思っている。
仕事が嫌いだけれど、辞めるほどでもない。
職場も、自分の人生も、このまま何となく続いていくような気がしている。
そんな藤田さんの前に、ある日、見知らぬスーツの男が現れます。
営業部からやってきた新入社員、小林です。
小林は、藤田さんたちの職場を見て、なにやら動き始めます。
暗かった職場に声が出て、動きが出て、少しずつ空気が変わっていく。
藤田さんは最初、その変化を「仕事が楽しくなってきた」くらいに受け止めています。
けれど、日に日にそのスーツの人が気になっていく。
いや、別に気にしてない。
たまたま見ているだけ。
職場が変わったから、その中心にいる人を見ているだけ。
という予防線を張りながら、藤田さんは少しずつ自分の気持ちに気づいていきます。
第三章は、小林が炊飯工場を変える話であると同時に、藤田さんが「自分の毎日」を取り戻していく話でもあります。
閉塞感のある職場。
そこで働く派遣社員。
突然現れた、よくわからないスーツの人。
少しずつ明るくなる現場。
そして、気づかないふりをしていた恋心。
『プロベーション・レポート』第三章は、そんな藤田さんの章です。
小林という男が何をしたのか。
それを、藤田さんはどう見ていたのか。
ぜひ、第三章「派遣社員の藤田さん」編も読んでいただけたら嬉しいです。
また、藤田さんは話の進行とともに、少しずつヘッダー画像に変化があらわれます。
生活の充実なのか?
はたまた恋心の影響か?
以下に各話のヘッダー画像をまとめますので、藤田さんの変化をぜひ『観測』してみてください。





はい。
というわけで、この章は藤田さんが『一体どのタイミングで小林に恋をしたのか?』というお話でもあります。
ぜひ皆さんも、藤田さんがどのように恋に落ちたのかを、覗きにきてみてください。
