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Q78. 「一般選抜こそ公平」「総合型は不透明」?|二元論で語られがちなこの議論をどう整理しますか?

「高校での探究学習や創作活動」と「大学での研究」を接続したいクリエイティブな受験生に特化した、ハイレベル総合型選抜専門塾《Alternative Academy®︎》の代表・河合雄介です。

このnoteでは、BlogのQ&Aで回答した内容を一部改訂し、一問づつ配信しています。

AO入試(現・総合型選抜)の受験生を「審査・選抜」する「大学の先生たち」からいただいた質問に、私見も含めながら回答しております。
まとめて一気にご覧になりたい方は、ぜひAlternative Academy®︎配信の「tips|hint」 https://altrntv-acad.com/contents/ もご一読ください。



【AERA with Kids Plus 掲載中】

【ダイヤモンド・オンライン掲載】


Q78. 「一般選抜こそ公平」「総合型は不透明」?|二元論で語られがちなこの議論をどう整理しますか?

各種SNSやメディアを見ても、この議論は、どうしても二元論になりがちですよね。
二項対立で勝敗を決めたがるメディアコンテンツの品性を疑いたいところでもありますが、多くのユーザーの関心は白黒つけたがる傾向があります。再生回数など定量価値至上主義者の多いネット配信では致し方ありません。

多くの意見をまとめると、
「一般は公平」「総合型は不透明」。
はたしてそうでしょうか。

実際は、役割が違うだけなのです。

一般選抜は、事実理解や知識、処理能力などを一定基準で一斉に測る仕組み。
再現性が高く、大人数を短時間で比較できるという強みがあり、高倍率の入試においては有効な選抜手段です。

一方、総合型選抜は、思考の形成過程や学修(学習)に対する価値観、大学・学部・学科との接続可能性を見ようとする仕組みです。
選抜に時間はかかりますが、大学入学後の長期的な方向性を確認しやすいメリットがあります。

学問は、「既存の事実の理解」と「問いの再構築」を往復できるかが求められます。
一般選抜は前者に強く、総合型選抜は後者を審査しやすい入試です。

どちらも必要ですので、片方が不要論は極論になってしまいます。
また、どちらも万能ではありません。
だからこそ、東大や東京科学大、東北大などは、基礎的な学力試験も課す総合型選抜を重視しているのです。

重要なのは、「どの大学が、どの教育観を、どの割合で重視しているのか」というアドミッションポリシーやディプロマポリシーの理解です。
各校の入試コンセプトとして、「その大学がどんな学生と4年間を過ごしたいか」を宣言していると捉えることもできます。
大学に順位なんてつけなくても、相性が合ってそうかどうかで決めたっていいんじゃないでしょうか。
他人の評価軸で生きなきゃいけないビジネスの世界であれば、多少有利になることは否定しませんが、自分の評価軸を持てることの強さを忘れてはいけません。

一般選抜合格者と総合型選抜合格者の優劣争いではなく、
・両者の視点を持つ優秀合格者の発掘や
・両者の接続/往復/横断/共創できる環境に、
これからの大学や企業の価値があるのです。

そこまで見据えて議論をすることが必要だと思います。

Alternative Academy®︎
河合雄介


この記事を読んでくださった関係者の皆様にとって、
出願や試験当日までの時間が最も長く残っている日は、今日です。

「総合型選抜の導入、どんな基準を設けるといいのか...」
「添削された書類はどう見極められる?」
「高校での成果をどう評価するか…」

様々なお悩みや心配事があるはずです。
まずは一度、Alternative Academy®︎の無料カウンセリングを受けていただき、最適な準備をご検討いただければと思います。皆様の決断を先導&後押しできる準備を整え、サポートでお待ちしています!

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※全ての質問に回答できるわけではございません、ご了承ください。


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