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#14 日本一周のためフィアットパンダを大改修-苦労して楽する


今回はマニアックなクルマの話が多分に含まれます。
しかも3800字オーバー。
18分くらいかかります、お気をつけ下さい。

最近、犬を飼いたい系の投稿が続きました。


結果的に理想の旅犬、仮想犬「柴ボーダー」候補生として
ボーダーコリーのルルをお迎えしましたが、
残念太郎の晩年人生計画に少々矛盾が生じております。

まず、小学生の時の夢

「自転車で日本一周」

をかなり妥協しつつ実現を画策。

自転車→動力車(バイク)→鉄で囲われた堕落車(クルマ)

日本一周→諸事情により日本縦断

旅をじっくり味わう→諸事情により急ぐ


その実現後、人生最後のパートナーとなる犬をお迎えして犬との生活を楽しむ。
これまで“まいっか”で済ませてきた健康にも留意し、犬の寿命をカバーする75歳までは健康寿命を維持する。


という壮大な人生設計。
せっかく飼ったパートナードッグを放置して長旅には出られませんからね。
なので先に小学生の野望を達成するのです。

ひょっとするとパートナー犬は一緒に長旅できるかもしれませんが、そこは未知数なので先に長旅、という計画。
(そもそも“柴ボーダー”は一緒に長旅ができる仮想の犬です)

しかし、自分で計画しておいて日本一周を実現する前に犬を飼ってしまうという極めて残念太郎的なやらかし。

というわけで、犬を飼う前の7月に試みていた

「日本一周→事情により日本縦断」

のためカネとエネルギーを無駄に注いだ準備編です。

旅の相棒(クルマ)の大改修

座る位置が高すぎ→解決策はレカロシート

残念太郎の直感(打率1割)がヒットして手に入れた旅の相棒、

フィアット パンダクロス4×4

は過去記事にあるように欠点だらけ。

特に日常不満度の高い
着座位置が高い問題。
視界が狭い。
ルームミラーが視界を遮る。
左折時は首をかがめて前方確認。
停止線で止まると青になるまで猫背で信号を見続けねばならない。(無用に座高が高い為)

これは常に不満に思いながら
改善するためには投資額が大きいので躊躇してました。

フィアットディーラーの整備担当さん曰く
「シートレールを車検対応のレカロ用レールに変更してレカロシートに変更すれば3cmくらい下がりますよ。費用はシート代とレール代、工賃2万ってところでしょうかね」

新品レカロ:15万円前後〜
車検対応シートレール:3〜4万円
工賃:2万円
合計:20万円〜

だと。
3cmに20万円…

車中泊が地獄→解決策は助手席撤去

とにかく狭いパンダクロス。
国産軽自動車より狭い。
助手席シートを全倒しでも前方が余裕で見渡せる。
一晩寝るとケツが痛くなる。

そんなシートの上に無理やりベッド板を乗せて挑んだ2026冬の北海道。
身体は伸ばせるが鼻先と天井の間には拳一つ程度しか余裕がない。
息苦しい。
一度ベッドによじ登ると降りるのが超面倒で夜中トイレのジレンマが凄まじい。

こんな感じ(イメージ)

解決策は助手席を撤去してベッドを設置するくらいしか無いが、
定員が変わるので車検や保険で問題?
聞いたら保険はオッケー、車検時は戻す、でクリア。

助手席撤去により荷物置き場がなくなる→ルーフボックス

助手席を撤去してベッドを作ることで空間としては広がるが動かないように荷物を置く場所が減る。
空いているスペースはクルマの屋根の上ぐらい。

これまでもパンダクロスの屋根にはTHULEのルーフバッグ(中古1.8万円)を取り付け
軽い荷物は乗せていたのですが、さすがに容量が足りない。

THULEのルーフバッグ(中古)

ならば頑丈なルーフボックスにするか?
しかし新品は15万円前後。高い。


ヤフオク!とメルカリとアップガレージ

安く仕上げるには中古一択。

まず、一番高額なレカロシート。
サーキットを走るわけじゃないので腰を労る系のシートをヤフオクやメルカリで探しまくる。
するとヤフオクで古いけどそこそこの奴を¥57,000でゲット。

腰痛対策レカロ(中古)

次に車検対応のパンダクロス用シートレール。
希少車なので中古は滅多にない。
新品有名どころは4万円以上。
車検対応かどうか?なものは¥25,000くらい。
NANIWAYAさんで新品ゲット。
(NANIWAYAさん、とても親切な担当者でいろいろ質問に答えてくれます)

そして最後にルーフボックス。
ヤフオク!、メルカリを巡回していると大体4〜5万円の出品が多い。
そこにちょっと古いタイプだがフランスのルノー車の純正品が出品されており、送料込みで¥32,000。
安い。
ルノー純正品と言っても中身はTHULEなのでゲット。

これも後で苦労することに…

装着は全て自力でゼロ円。

レカロシート新品15万円〜→中古5.7万円
シートレール良いもの4万円→まぁまぁのもの2.5万円
ルーフボックス新品15万円→中古3.2万円
合計11.4万円
新品で取り付けおまかせだと最低35万円〜を約23万円節約

ブツは揃った

まず、レカロシート。
送料をうかせる為に栃木までパンダクロスで取りに行く。半日かかりました。

車種別専用シートレール。
受注生産で納期2週間。NANIWAYAさんから届く。

ルーフボックスは作業中に届く予定。

構想から3週間、役者は揃った。

節約とは42.5度の酷暑作業

7月の東京はとても暑かったです。。
連日40度前後。下手したら死ぬ。

それでもモノが揃えば作業したい衝動を抑えられない残念太郎。
奥様の涼しい日にすれば?を無視して作業開始。

まずは純正シート取り外し

これは一度シュミレーションしていたのでドア内張に傷をつけた以外は順調。
ただとても重い。
腰痛が痛い。

シートレールを取り付け

まず前日に仮取付をした際にシートベルトキャッチのボルトピッチが合わず。ホームセンターに買いに行く。

そして当日、作業的に楽だったのでシートレールを先にクルマに取り付けました。
大失敗。
その上にレカロシートくんを乗せて裏からボルト締めが手探りではできなかった。

結局もう一度外し、レールにレカロシートを取り付けてから車内へ据付。
この辺りで残念太郎人生ゲームのライフが底をつき
ギブアップ。時間的にも遅いので本日終了。
最高気温40℃。何リットル汗をかいたのだろうか…

このあと大変な思いをする

配線作業&電装品移設

翌日最高気温42.5℃の中、シートのヒーターや電動リクライニングの電源をバッテリーからリレーを介して接続。汗ダラダラ、とても面倒で投げ出しそうになるがやり遂げる。無事作動。

これも面倒だった…


座面が下がりとても快適。
もっと早くやれば良かった…

所が座面が下がると今まで邪魔じゃなかったモノ達が目障りに。
後付けカーナビやドラレコ兼デジタルミラー:本来のルームミラー位置では目障りでダッシュボードに置いていた、の移設に取り掛かる。

配線が猛烈に面倒ですがここまでやったんだから、と気持ちを奮い立たせてキレイに配線。
とにかく暑くて死にそう。

念願のレカロシート!

ルーフボックス到着

そのうちメルカリたのメル便到着。ルーフボックスデカい。
(メルカリたのメル便は梱包もやってくれるらしい)
運送屋のニィちゃんがが「中身確認しますか?」
と。
暑さでヘロヘロ残念太郎は面倒臭くて、

「あっ大丈夫です」

これが間違いの元。

無事では無かったルーフボックス

結局ルーフボックスの確認は暑くてやる気なし。
翌朝改めて雑な梱包を剥がすと
なんとボックスのキーが鍵穴に刺さったまま。
しかも少し斜めってる。
嫌な予感。
キーを触るとあっさり折れた。。。

一応メルカリ評価はしていなかったものの、ここから誰の責任かを追ってくのが超面倒。
幸い折れたカギを密着させて回すとボックスが開き中にスペアキーが入っていた。
両開きなので逆側から開けることはできる。
事なかれ主義の残念太郎は

「フツー差しっぱなしで送りませんよ!鍵折れしないように抜いてくださいよ」

と文句だけ言って受領。
あの雑な梱包を見るとメルカリたのメル便が怪しい。
あの時ニィちゃんにチェックして貰えば良かったと後悔。

せっかくの両開きが鍵穴に折れ鍵が残って使えないので片開き。
悔しいのでネットで見つけた鍵穴から折れ鍵を抜き取る裏技で何とか取り出せました。

その小道具とスペアキー発注でプラス¥5,000の出費&1.5時間格闘。
もう少し高くても自分で取りにいけるモノを買えば良かった、
小銭をケチってやらかす残念太郎。ホント学びませんね。

鍵も心も折れた

車中泊ベッドをお試し購入

後日、助手席を外して車中泊ベッド、もトライ。
ただうまく行くかわからないベッドに1.2万円も出したくない。
中古クルマ用品のアップガレージのサイトを見ると埼玉大宮の店に目星をつけたモノが中古で¥5,000。
往復3hかけて買いに行く。
イチバチで手に入れたが現物合わせでなんとかなりそう。

大改修完了!長旅仕様のパンダクロス完成

という具合に
40℃を超す酷暑作業と無駄な鍵穴作業、ケチって中古、の時間浪費の末、
当初の目的はほぼ達成!

高すぎる座面で狭い視界も
邪魔な電装品も
狭くて荷物が載らない問題も
辛すぎる車中泊も
全て解決!

別のクルマかと思う様な快適さ!
費用も大幅に節約できました。

二度とやりたくないが車検時は戻さねば。
ちなみに翌週からぐっと気温が下がりました。
1週間後なら楽々作業でしたね(残念太郎のハズし残念パワーはホントすごい💦)

ここまでやって全てをひっくり返す

でハナシは最初に戻ります。
クルマを長旅仕様にカスタマイズし、還暦前に日本一周の野望を成し遂げ、犬を飼う。

その計画をひっくり返して
先に犬を飼ってしまった残念太郎。

旅犬候補生の「ルル」研修中

この冬、この素晴らしい仕上がりのパンダクロスで旅には出れません。
“旅犬柴ボーダー”候補生、ボーダーコリーのルルが成犬時にどこまで旅好きになってくれるのか?
楽に旅するための猛暑の苦行は報われるのか?
誰にもわかりません。1年くらい保留です。


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