日本で製造していないマグネシウムサプリ!!現代日本人に不足するミネラルなのになぜ?!
(アイキャッチ画像はpixabayのフリー画像から「マグネシウムの多い食品」のタグのものを選択しました)
前回、私は体内のミネラル量を測定するオリゴスキャンについて記事を書きました。
オリゴスキャンの結果でマグネシウムが不足していることが分かりました。
しかし、私だけでなく現代日本人に不足しがちなミネラルの一つがマグネシウムなのです。
1.日本のメーカーで製造されないマグネシウムサプリ
そこでマグネシウムのサプリを探してみましたが、マグネシウム単体でのサプリは日本では存在しません。
マルチミネラルで入っていますし、カルシウムにプラスマグネシウムというサプリは存在しますが……
マグネシウムサプリを購入するとなると、アマゾンなどで個人輸入しないといけません。
なぜ、日本ではマグネシウムサプリが製造されていないのでしょうか?
現代日本人ではマグネシウムが不足しているというのに!
食品衛生法第11条で規格基準が省令で定められるとされ、食品衛生法施行規則(省令)別表に載っている種類のマグネシウムしか使えないからです。
海外で普通に販売されているクエン酸マグネシウムなどサプリで使われるマグネシウムが全く載っていません。
それでは、なぜ海外でサプリで使われているマグネシウムが載っていないのでしょうか?
日本ではマグネシウムというと医薬品・食品・添加物などして考えられています。例えば……
酸化マグネシウム=便秘薬(医薬品)
塩化マグネシウム=にがり(食品)
ステアリン酸マグネシウム=凝固剤(食品添加物)
硫酸マグネシウム=エプソムソルト(入浴剤)
海外では便秘薬に酸化マグネシウムをあまり使いませんが、日本では便秘薬の主流が酸化マグネシウムです。
マグネシウムというと便秘薬のイメージが強いです。
先に書いたカルシウムにプラスマグネシウムというサプリも酸化マグネシウムですから、ほとんど吸収しないものです。
2.なぜ、現代日本人にマグネシウムが不足しやすいのでしょうか?
なぜ、現代日本人にマグネシウムが不足しやすいのでしょうか?
次の理由が考えられます。
食生活の欧米化
加工食品・精製食品の増加
土壌のミネラル含有量の減少
ライフスタイル・加齢・病気・薬剤による吸収の減少と排泄の増加
3.マグネシウムが不足すると……
マグネシウムは800種類以上の酵素の補酵素となっています。
ですから、不足すると体全体に不調が発生します。
不足の場合、次のような症状が出るという研究報告があります。
<筋肉>
・痙攣(こむら返り)
<神経>
・頭痛
・不眠
<心血管>
・高血圧
・不整脈
・動悸
<代謝>
・糖尿病
・インスリン抵抗性
<骨>
・骨粗鬆症
<免疫>
・慢性炎症
4.マグネシウムを摂取する方法
本来は食物から摂取するのが好ましいのですが、既に述べたように昔と比べて食事で摂取するのが難しくなっています。
そこで効果的に摂取するには、次善の策として、サプリメント・エプソムソルト・にがりを利用することをおすすめします。
a.サプリメント
マグネシウムは経口では吸収しにくいミネラルです。
それでサプリメントでは吸収しやすい成分で挟み込んでいます(キレート)。
キレートする成分の特性により、目的に応じたマグネシウムサプリがあります。
キレートする成分を単体で摂っているのであれば、そのマグネシウムサプリを摂るとよいでしょう。
タウリン入りの栄養ドリンクを飲んでいる方はタウリン酸マグネシウムなど……
私はクエン酸マグネシウムを飲んでいますが、他の成分も試してみようかなと思っています。
以下の商品は、特定の疾病の予防・治療を目的として紹介するものではありません。
本記事の内容と直接的な因果関係を示すものではなく、あくまで栄養素に関する一般情報として掲載しています。
クエン酸マグネシウム
最も一般的な高吸収型。
グリシン酸マグネシウム
タウリン酸マグネシウム
リンゴ酸マグネシウム
酸化マグネシウムは経口でほとんど吸収されません。
それだけで水分を引き込み排便を促します。
それで便秘薬や下剤に酸化マグネシウムが使われます。
b.エプソムソルト
私はマグネシウムを経口だけでなく、経皮吸収します。
硫酸マグネシウム(エプソムソルト)を入浴剤としてお風呂に入れます。
マグネシウムが不足している部位に直接、補給することがきます。
単なる入浴剤としてでなく、食品品質で安心です。
私個人的には、サプリよりも安価で、始めやすく、継続しやすいと思います。
c.にがり
私はマグネシウムは他にも、経口でにがり(苦汁)からも摂取しています。
ご飯とお味噌汁にそれぞれ10滴くらい入れています。
にがりは塩化マグネシウムですが、天然にがりにはそれだけでなく海水からナトリウムだけを取り除いた多くの種類のミネラルを含んでいます。
5.マグネシウムを多く含む食品
サプリに抵抗がある人もいるでしょうし、やはり食品からマグネシウムを取ることが理想的です。
最後にマグネシウムを多く含む食品を挙げます。
(mg/可食部100gあたり)
あおのり(乾) 320 mg
ひじき(乾) 640 mg
わかめ(乾) 160 mg
昆布(乾) 240 mg
カカオパウダー 440 mg
アーモンド 310 mg
カシューナッツ 240 mg
かぼちゃの種 530 mg
ごま 370 mg
ピーナッツ 170 mg
大豆(乾) 220 mg
納豆 100 mg
高野豆腐 120 mg
玄米 110 mg
そば(乾麺) 260 mg
オートミール 100 mg
バナナ 32 mg
ほうれん草 69 mg
枝豆 72 mg
サバ(水煮) 45 mg
植物性に非常に多いのですが、吸収率は3~5割程度で、加工・精製で大きく減少します。
本記事は健康と栄養に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の疾病の診断、治療、予防を目的とするものではありません。
体調に不安がある場合は、医師等の専門家にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は1月29日(木)午前10時です。
栄養素の亜鉛についての記事です。
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