キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスの全頭短評
お品書きです
はじめに
今回は7月25日に🇬🇧のアスコット競馬場で開催されるGⅠ キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(以後KGⅥ&QESと記述)に出走する全頭の短評をしていきたいと思います
遂我が欧州競馬の本拠地であるアスコットに日本馬がやって来ました。
しかし、簡単に世界最高峰の栄誉のタイトルを渡してはなるものか。という気持ちがあるからかは知りませんが、相手は中々に強力です。
この記事では、コースの解説や出走馬の簡単な紹介をしていきますのでよろしくお願いします。
アスコット競馬場について
クソおにぎりとも揶揄される、チャーチル3世国王陛下など🇬🇧王室が所有するアスコット競馬場
そんなアスコットの特長を紹介していきます

※直線コースの下に書いてある「平均」は平坦の間違いです
なんならGoalのスペルも間違えてます。筆者の学の無さが心配です
・高低差が激しい
アスコット競馬場の高低差は最大73フィート(約22.25m)
KGⅥ&QESの舞台であるアスコット芝2400mはスタートからスウィンリーボトム(Swinley Bottom)と呼ばれる、おにぎりの具が乗っかってそうな頂点部分に向かってスタートから20mほど下り坂が続きます。
そして、そこから残り200mまで20mの坂を登っていきます。そこから200mは平坦な直線が続きます
※高低差20mがどれだけ凄いか
日本で最も高低差がある中山競馬場の約4倍,凱旋門賞が行われるパリロンシャン競馬場の約2倍,英ダービーが行われるエプソムタウンズ競馬場の1/2倍です
…エプソムがやばい
・直線は約500m
厳密には503m?だったと思います。
先行馬にはタフな条件ですから、差し馬の台頭も珍しくありません
・全てが問われるコース
20mの坂に欧州だから馬場もタフでしょ?という考えでスタミナとパワーが大事と考えている方も多いと思いますし、実際大事です。
ただ,アスコットは馬場自体は比較的高速馬場寄りでキングジョージの例年の勝ち時計は2分27秒台~29秒台とある程度スピード決着です。
例えば,2024年のキングジョージを制し日本にやってきたGoliathは東京の馬場にもある程度適応し6着に入りました。
また,先日引退が発表されたゴドルフィンの空飛ぶ英雄Rebel's Romanceは高速馬場を得意とする馬で,キングジョージは2年連続で3着に好走しています。
・まとめ
20mの高低差あるよ
直線は長いよ
スピードも普通に問われるよ
余談
前述の通り、アスコットは王室に非常に縁がある競馬場で,1711年にアン王女が城の周辺であったこの場所を「馬が全力疾走するのに適した場所」として見いだし,最初のレースが行われました。
現在では6月の第3週に🇬🇧王室が主催する「Royal Ascot Race Meeting」(ロイヤルアスコットレースミーティング)が最も著名なアスコットのイベントであり,5日間で実に18個もの重賞競走が行われます(2026年の重賞数)
また,今回取り上げているKGⅥ&QESや騎手の招待競走であるシャーガーカップ,10月下旬のブリティッシュチャンピオンズデーなどアスコットは🇬🇧競馬を1年中盛り上げています。(障害の季節である11月~3月もロングウォークハードルやアスコットチェイスなど競走がある)
因みにキングジョージ,2027年度から賞金が更に増額され、英国で最も賞金の高いレースになるそうです(総賞金200万ポンド→250万ポンド)
※200万ポンドは凡そ4億3000万円,250万ポンドは5億4000万円
・リピーターに注意?
これは主観になるのですが、これだけ特殊なコースですから、こなせる馬とこなせない馬がはっきりしやすく,多少能力が衰えていても適性で好走する例もよく見られます。
少なく見てアスコット芝2400mの実績,もう少し深く言うと,アスコットで好走歴のある馬には注意しておくといいかもしれません。
出走馬紹介
情報はJRA‐VAN公式やXのRacing Postなどの投稿などを流用したものです。
その為,一部異なっているところもあるかもしれません。ご了承ください
出走予定馬(わかってる範囲で鞍上も)
🇮🇪Action(アクション 牡3 56kg)
鞍上 S・レヴィー
→2歳GⅠ2着
🇫🇷Calandagan(カランダガン セ5 61kg)
鞍上 M・バルザローナ
→2025年度欧州年度代表馬。昨年の覇者
🇬🇧Kalpana(カルパナ 牝5 60kg)
鞍上 C・キーン
→GⅠ2勝。昨年同レース2着
🇫🇷Goliath(ゴリアット セ6 61kg)
鞍上 C・スミヨン
→2024年の同レース覇者
🇮🇪Benvenuto Cellini(ベンヴェニートチェッリーニ 牡3 56kg)
鞍上R・ムーア
→英ダービーはノンランナー(出走取消),愛ダービーで巻き返し勝利
🇯🇵マスカレードボール 牡4 61kg
鞍上 C・ルメール
→天皇賞・秋覇者。前走の🇭🇰GⅠクイーンエリザベス2世カップは浪漫勇士の2着
🇮🇪Minnie Hauk(ミニーホーク 牝4 60kg)
鞍上W・ローダン
→昨年の欧州オークス3冠馬
🇮🇪Lambourn(ランボーン 牡4 61kg)
W・ビュイック
→昨年の英愛ダービー馬。今回はオブライエン厩舎のペースメーカー役か
🇯🇵ヴェルテンベルク 牡6 61kg
鞍上 O・マーフィー
→天皇賞・春で12番人気でハナ差2着
それでは、1頭ずつ触れていきましょうか
🇮🇪Action(アクション)
父Flankel
母Gossmer Wings
母父Scat Daddy
能力B
オッズ妙味B
総合評価 B
2歳時はGⅠフューチュリティートロフィー2着など中々頑張って居ましたが,3歳に入ってからダービーの前哨戦ダンテステークスで2着こそあれど少し苦戦しています。
そのダンテSでは後の英ダービー馬Christmas Dayに先着していますが,英ダービー,愛ダービーで先着を許している(結果も芳しくない)のためそこまで評価はできません。
今回が初の古馬との対戦となり,現状は古馬相手に通用するという走りを見せれていないので個人的には軽視。
ただ,ダービー、愛ダービーともにハナを切っているのは要注目。
Lambournらとハナ争いをすれば,ペースは速くなるかもしれません
🇫🇷Calandagan(カランダガン)
父Gleneagles
母Calayana
母父Sinndar
能力S+
オッズ妙味 B-
総合評価 S-
この馬の事はこの記事で詳しく紹介しているので良ければぜひ読んでください…
1つ言えるのは、カランダガンはマジで強いです。
これ以上に言うこと無いんですが…
ただ,不安要素が全くない訳でもなく、サンクルー大賞→キングジョージは昨年と同じローテーションですが、昨年は中3週でしたが,今年は中2週に間隔が詰まっています。
その為、状態が整わず…の可能性も0%ではありません。
ただ,SNSでカランダガン陣営のコメントを読んでいると、去年と同じぐらいの出来(昨年このレース勝利)らしいので、そこまで気にしなくていいと思います。
今年のレースはインパクトには欠ける走りですが,普通にスローペースで着差の付きにくい,苦手な展開を能力で覆していると私は思っているので普通にレーティングでは見れない強さを見せてくれていると思います。
この馬に負け筋があるとすれば、2走前のコロネーションカップが重馬場で進んでいかずに勝ち馬から大きく離された4着だったので、雨が大量に降って馬場が悪くなったら…という感じでしょうか。
良馬場で開催されるなら、やはり中心視しなければいけないでしょう。連覇も濃厚です
🇬🇧Kalpana(カルパナ)
父Study Of Man(父父ディープインパクト)
母Zero Gravity
母父Dansili
能力A
オッズ妙味 S
総合評価 A+
デビューから大きく崩れたのは初の🇫🇷遠征となった昨年の凱旋門賞7着のみで,それ以外は全て馬券内に入っています。
今年は5月のアストンパークSで復帰し,2着West Wind Blowsにはクビ差まで迫られましたが,Kalpanaは2kg重い斤量を背負っていたこと、3着以下は11馬身ちぎっている事を考えると普通に評価していいと思います。
そもそも2着馬はドバイシーマクラシックで展開向いたと言えどCalandaganに1馬身圏内まで粘った実績があります。
前走のハードウィックSはGⅡとは名ばかりのGⅠ級のメンバーが揃った1戦で、勝ち馬Giavellotto,3着Goliath,4着Jan Brueghel,9着Ethical Diamond,11着Lambournと並み居るGⅠ勝ちのある牡馬とやり合って2着。Goliath以下には先着したわけですから評価すべきでしょう。
昨年のキングジョージで2着。セプテンバーステークス2着はGiavellottoの2着。英チャンピオンズフィリーズ&メアズSは後のプリティポリーSの覇者Estrange,ジャンロマネ賞の覇者Quisisana,仏オークス2着馬Bedtime Storyなどに勝利。
世間の関心はCalandaganや日本勢,Minnie Hauk,Goliathなどでありましょうから、この馬は実績よりも過小評価されたオッズになる可能性が高いです。
個人的には首位争いの一角であると思われますので、今回,1番お勧めしたい馬になります
言い忘れていましたが、重馬場なら評価を落としても良いと思います。
良馬場でこそ彼女の強みが活きる…と私は思っています
🇫🇷Goliath(ゴリアット)
父Adlerflug
母Gouache
母父Shamardal
能力 A
オッズ妙味 A
総合評価 A
日本の競馬ファンにもお馴染みゴリアットです。
2024年のジャパンカップに出走し、オーナーの強気な発言,ゴリアットカードの配布,鶏跛と呼ばれる後脚を大きく上げる独特な歩き方などで注目を集めました。
その後はこの馬なりにある程度堅実(時折凡走)に走り,今年に入ってからは3戦全てで馬券内と安定感があります。
3走前のアミールトロフィーはディープモンスターの2着。勝ち馬はその後🇭🇰GⅠチャンピオンズ&チャターカップに出走し直線で不利もありながら浪漫勇士の3着に入りました。3着馬Giavellottoは先ほど紹介したハードウィックS覇者。
2走前のシャンティイ大賞典はOracle以下を2馬身完封。
ハイペース戦で1頭違う手応えで突き抜けた姿は今回もハイペース戦と予想するなら着目必須だと思います。
確かに実績的に1頭抜けていましたから必然だったのかもしれませんが、実力を証明しました。
そして前走のハードウィックSはレースの途中で騎手の鐙が外れるアクシデントもあり十分に追えず3着。
Kalpanaには先着を許しましたが,その他の強豪には先着していますし、外れていなければ逆転,そしてアタマまであったのでは…?と思う走りでした。
この馬に関しては、良馬場でも重馬場でもこなしてくれると思います。
2024年のコンセイユドパリ賞はHeavy(不良)で他馬より2kg重い斤量を背負ってしっかり勝利しています。
一方で2走前のシャンティイ大賞典はGood(良馬場といっても日本よりは若干湿っている)で勝利しています。
…道悪ならCalandaganよりも良いかもしれません(もちろん能力差はありますが)
🇬🇧Bay City Roller(ベイシティーローラー)出走回避
父New Bay
母Bloomfield
母父Teofilo
能力 A
オッズ妙味B+
総合評価 A-
前走のコロネーションカップは道悪をこなして2着Jan Brueghel以下を10馬身ちぎる走りでGⅠ2勝目を挙げました。同レースでCalandaganに大差をつけて勝利しているという事実もあります。
2走前のタタソールズゴールドカップはキングジョージにも1次登録していたAlmaqamの2着。
勝ち馬は昨年のチャンピオンステークスCalandagan,Ombudsmanに続く3着,今年のプリンスオブウェールズでもOmbudsmanやMinnie Hauk,Daryzの4着とある程度GⅠ戦線でも戦えています。
3走前のハクスリーSは今回も出走するLambournのクビ差2着。
しかしLambournが58.5kgだったのに対し,Bay Citt Rollerは61kgを背負っての結果でしたから、むしろ評価を上げていいと思います。
現実的にLambournとの逆転は可能であると考えますし,道悪でも実績があるのは大きな加点ポイント。
まぁ、そもそも今回は回避しちゃったんですけどね…笑
🇮🇪Benvenuto Cellini(ベンヴェヌートチェッリーニ)
父Flankel
母Newspaperofrecord
母父Lope De Vega
能力A…?
オッズ妙味 B+?
総合評価 A-
今回出走する予定の馬で1番よく分からないのがこちらのベンヴェヌートチェッリーニ。
強いんだとは思いますが、古馬相手,そしてこのメンバーを相手に強く推奨できるかと言われると首を素直に縦に触れない。
前走の愛ダービーは英ダービーをノンランナーとなって巻き返しの1戦。
8頭立てでしたが英ダービー馬Christmas Dayなどが出走。
道中は最後方→中団を追走。
Christmas Dayが早めに動くのを尻目に足を溜め,直線で早めに前を捕まえにいくと内食い下がるChristmas Day以下を1.3/4馬身突き放し巻き返し勝利!
鞍上のR・ムーアは愛ダービー4勝目(4連覇)
2走前のダービーはスタート時に後ろ脚がゲートに乗っている状態でスタートを切った為に後手を踏み最終的にレース後にノンランナーとなりました。
一応レースを解説すると、道悪で開催された同レースは道中2番手につけたChristmas Dayが直線早めで先頭に立ってMoltese Cross以下を2.3/4馬身退けてダービーを制覇。勝ちタイムは2分43秒75ベンヴェヌートチェッリーニは一応直線で追っていましたが,伸びない馬群の中を通したことなども影響し10着での入線。
ある程度位置を取らないと苦しい展開だったので度外視でいいと思います。
ここで1つ思うのは,ダービーと愛ダービーのレベルです。
前走の勝ち方は良かった,2走前は度外視でいい。
ただ,レベルは?ここで通用するの?と言われると私はこう答えます。「わかりません」と
今回が初の古馬との対戦。
A・オブライエン厩舎のこの世代のエースは仏ダービーとエクリプスステークスを勝ったConstitution Riverだと思うので、この馬はどうでしょう…という考え。
もしかしたらこの馬もConstitution Riverもめっちゃ強くてこの2頭が欧州を仕切っていく可能性も0ではありません。
現段階では昨年のLambournよりは強い…?のかなぁと思いますが今回の走りを見て判断。なのでオッズ次第で印を打つか考えます。
当日が良馬場でそこまで人気していないなら紐には…ぐらいの評価
ただ古馬とは5kgの斤量差がありますから,馬券内という意味なら十分チャンスあると思いますよ
🇯🇵マスカレードボール
父ドゥラメンテ
母マスクオフ
母父ディープインパクト
能力 A+
オッズ妙味 D
総合評価 B
この馬に関しては…皆さんの方がよく知っているんじゃないですかね?
私の思ってることは以下の3つです
・能力は高く評価
・アスコットが得意そうには見えない
・絶対に人気するので個人的には嫌いたい
こんな感じです。
1つ目の項目から触れていきましょう
・能力は高く評価
3歳からのローテを振り返っていくと
GⅢ 共同通信杯1着 カラマティアノス
GⅠ 皐月賞3着(ミュージアムマイル)
GⅠ 日本ダービー2着(クロワデュノール)
GⅠ 天皇賞・秋1着 ミュージアムマイル
GⅠ ジャパンカップ2着(Calandagan)
🇭🇰GⅠ QEⅡ世C 2着(Romantic Warrior)
です。控えめに言って素晴らしいですね
特に評価したいのは日本ダービーの2着。
このレース,1,3,4,5着馬が前目にいた馬で決着してるんですよね。
そんな中でマスカレードボールは後ろから脚を使ってクロワデュノールに迫りました。
あとは前走のQEⅡ世Cですかね。
こちらの記事でも触れているのですが、同レースは1000m通過が61秒後半(日本式に直すと60秒台中盤)とかなりスローペースに。
そんなペースでマスカレードボールは最後方を追走していましたので1000m通過は63秒台(日本式61秒後半),前にいた浪漫勇士を直線で捕まえようとすれば上りは31秒台を出さないといけなかったでしょう。なので2着は悲観しなくていいです。
相手が相手でしたし、SosieやRoyal Championには先着しています。
・アスコットが得意そうには見えない
普通に考えて、マスカレードボールの得意とする東京競馬場は世界屈指の高速馬場。
直線に2mの坂はありますが,アスコットの1/10以下ですから,坂をこなせる保証にはなり得ません。
また、2歳時のホープフルでの惨敗,皐月賞でのエンジンのかかり用の遅さは確かに中山の直線が小回りで短いからで説明が付く気もしますが、左回りの方がこの馬は合うと思いますし、父ドゥラメンテ,母父ディープインパクトという血統は明らかに府中のような高速馬場が1番合うと思います。
右周りは大丈夫かもしれませんが,高低差20mの坂に初の61kgなど越えなければいけないハードルは高いです
・絶対に人気するので個人的には嫌いたい
これが結論です。来たら仕方ないし、来なかったら高配当チャンス。こんな感覚です
想定ではCalandaganの2番人気。当日も恐らくそうでしょう。
これでBenvenuto CelliniやMinnie Haukがマスカレードボールより人気するようなら日本の競馬ファンのレベル上がったなぁ…笑
と思います。
余談
今年,馬券発売のある海外のレースはまだ1回も当たっていないので、そろそろ当てないと3年連続年間回収率100%超えが怪しいんですよね。
馬券発売のないレースも時たま予想して,そっちは好調なのですが…(今年の香港のGⅠはチャンピオンズデーの3競走以外は全部当たってたり)
今回こそ…という感じです。
人気馬を普通に嫌って予想を立てているので、外れるのはある意味では当然ではありますけど…笑
🇮🇪Minnie Hauk(ミニーホーク)
父Flankel
母Multilingual
母父Dansili
能力 A
オッズ妙味 B
総合評価 B+
昨年の欧州オークス3冠馬で牡馬相手にも凱旋門賞2着,プリンスオブウェールズ2着と好走しています。
前走のPOWはOmbudsmanに4馬身ちぎられる2着。これに関しては勝ち馬が強いだけなので気にしなくていいと思います。
2走前のタタソールズゴールドカップは1番人気を裏切る形で5着に。
メンバーを見ても勝ち馬のAlmaqam,2着Bay City Roller,3着Saddaddと別に弱くはない馬たちが上位ですがそこから6馬身離されている4着Green Impactは2歳GⅡを勝っていますが,その後は重賞戦線で掲示板止まり。よく言えば善戦マンです。その馬にも勝てなかった。これはあまり評価できません。
3走前のムーアズブリッジSは実績的に勝って当然ではありましたがしっかり勝利。
その前は昨年11月にBCターフに遠征し6着と,見ていて思うのは、高速馬場はそこまで…なのではないか疑惑。
世代戦の英愛オークスは実力で勝ちましたが,その後最もいいパフォーマンスを見せたのは重馬場だった凱旋門賞2着。そして稍重だったヨークシャーオークスの勝利
この馬に関しては,牡馬混合のGⅠだと何かしらで恩恵が欲しいタイプ。
道悪なら素直に評価しますが、良馬場なら人気すると思うのでバッサリ嫌っても…と思います
🇮🇪Lambourn(ランボーン)
父Australia
母Gossamer Wings
母父Scat Daddy
能力 B+
オッズ妙味 B
総合評価 B
今気づいたのですが、Actionとは半兄弟なんですね…
そんな話はさておき、この馬は言わずとしれた2025年の英愛ダービー馬です。
しかし、その後はハクスリーSの勝利以外は少し低調気味
前走のサンクルー大賞は実績的にはCalandaganに次ぐ2番手でしたが、前3頭からは離され,Avemtureにも先着を許す5着。
2走前のハードウィックSは豪華メンバーが揃った中しれっと11着大敗。
3走前のコロネーションカップは道悪という特殊条件の結果Calandaganに先着し3着。
4走前はハクスリーSは斤量の恩恵もありBay City Rollerに勝利。
別に全く駄目…とは言わないですが、英愛ダービー馬として見ると物足りない走りと言わざるを得ないところ。
個人的には馬場が本当に湿ったら…?という感じです。
恐らく今回はペースメーカー役だと思いますし
🇯🇵ヴェルテンベルク
父キタサンブラック
母マルカアイチャン
母父フレンチデピュティ
能力 B
オッズ妙味 B
総合評価 B
この馬に関しても…皆さんの方が詳しいのではないでしょうか。
いわゆる僕が好きなステイヤータイプの馬ですね。
春天2着で実績があるのでスタミナは折り紙付き。あとはパワーとスピードです
父キタサン母父フレンチデピュティなので多少の道悪はこなせる…?はず,パワーもまぁ良しとしましょう。
問題はスピード。
OP昇格後は3000m台のレースを主戦場としているのはスピードよりもスタミナに自信があるからと言っていいでしょう。
事実2000m戦のチャレンジカップ9着,2400mの京都大賞典で7着。
その後は長距離重賞3連戦でステイヤーズ6着,ダイヤモンドステークス4着,春天2着。
重賞を走るにつれ着順を挙げているのは評価ポイント。
前走の天皇賞・春はスローペースでしたが,お散歩ペースではなくしっかりスタミナが求められる展開に,早めに抜け出したクロワデュノールを目標にする形で完璧なレース運びをしてゴール板通過の時点で2頭並んで入線し結果はハナ差敗れて2着。
これをどう捉えるかですが、私はクロワデュノールの方が強かったと思います。
明らかに長距離向けじゃない馬がステイヤーの猛追を退けた。
逆に言うと,ヴェルテンベルクは勝たなければいけなかった展開だったと言えます。
結局,あのレースはクロワデュノールという素晴らしい馬がいたもののそれ以外のレベルは怪しいと判断しています。
アドマイヤテラもGⅠで…という馬ではないんでしょう。10月の凱旋門賞遠征も私は厳しいと見ています
話がそれましたね。この馬について1つポイントがあるとすれば鞍上でしょう。
天皇賞・春で大金星を挙げかけた松若風馬ではなく🇬🇧の一流騎手O・マーフィーに騎乗を依頼。
日本人にとっては、マルシュロレーヌのBCディスタフや,ビザンチンドリームのレッドシーターフH,フォワ賞の時の鞍上といえば伝わるでしょうか。
日本馬とも相性がいい騎手になります。
結論といたしましては、この中だと難しいと思う。
ただ,昨年のジャックルマロワ賞のゴートゥファースト(5着)が人気のアスコリピチェーノに先着したように,コース適性などでマスカレードが全く走れなかった場合は先着できるかもしれませんね。
推奨馬
本命サイドとして推奨したいのは
🇫🇷Calandagan
🇫🇷Goliath
穴馬として推奨したいのは
🇬🇧Kalpana
※あくまでも、良馬場での話です。
・良馬場の方が良いであろう馬
🇫🇷Calandagan
🇬🇧Kalpana
🇮🇪Benvenuto Cellini
🇯🇵マスカレードボール
(🇯🇵ヴェルテンベルク)
・重馬場の方が良いであろう馬
🇬🇧Bay City Roller
🇮🇪Minnie Hauk
・馬場不問で狙えそうな馬
🇫🇷Goliath
さいごに
いかがだったでしょうか。2カ月ぶりの執筆でしたが頑張った方だとは思います。
次回は8月16日に🇫🇷のドーヴィル競馬場で行われるGⅠ ジャックルマロワ賞に付いての記事を作る予定です。
その後はセントウルステークスからスプリンターズステークスに遠征してくる🇭🇰の強力スプリンターFast Network(ファストネットワーク)の紹介記事を作ることになりそうですね。
秋は凱旋門賞,コックスプレート(ダノンデサイルが出走する場合)BC競走,ジャパンカップに出走する海外馬の紹介,香港国際競走あたりを触れていきたいと思います
それでは、ごきげんよう
