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「説明は読めるのに、分からない。」韓国語を勉強して気づいたこと。

この前、韓国語の文法が全然分からない、という記事を書きました。

初級文法です。

初級文法なのに、

理解度、体感10%。笑

英語を勉強していたとき、私は「説明を読んでも分からない」という経験がほとんどありませんでした。

だから、これが結構衝撃でした。

「え、分からないってこういう感じなんだ……」

という。

そのときの記事はこちら。

で、そのときに、

一回やめよう。

と思いました。

分からないものを、その場で無理やり100%にしようとするのをやめて、別の文法に進む。

そして1週間くらい経ったら、もう一度戻ってきてみよう。

理解度10%だった文法は、時間を置いたらどうなるのか。

ちょっとした実験です。

そして今日。

1週間経ったので、もう一回やってみました。

10%が、50%になってた

ちなみにこの1週間、

何も復習してません。笑

本当に何もしてない。

でも、もう一度同じ説明を読んでみたら、

「あれ?」

なんか前より入ってくる。

前回が10%だったとしたら、今日は50%くらい。

分かる。

いや、全部は分からない。

でも、前より明らかにスンと入る。

一回触れたから?

この1週間で他の韓国語を勉強したから?

単純に2回目だから?

理由は正直分かりません。

でも、

「1週間前より分かる」

は、かなりはっきり感じました。

ただ。

50%まで来たところで、まだ一個モヤモヤしていました。

そして今日、そのモヤモヤが急に取れました。

私が分からなかったのは「것 같아요」

ここからちょっと韓国語の話をします。

韓国語やってない人は、

「なんかこの人、韓国語で混乱してるな」くらいで飛ばしてください。笑

今回、私が全然理解できなかったのが、

것 같아요(コッ カタヨ)

という文法。

日本語にすると、

「〜みたい」

「〜と思う」

「〜そう」

みたいに訳されます。

たとえば、

바쁜 것 같아요.
→ 忙しいみたい。

바쁠 것 같아요.
→ 忙しそう/忙しいと思う。

で、私はここでずっと、

?????

だったんです。

同じ것 같아요なのに、

「みたい」にもなる。

「と思う」にもなる。

「そう」にもなる。

じゃあ、これは何なんだ。

いつ「みたい」で、いつ「と思う」なんだ。

教科書の説明は読めるんです。

書いてある日本語も分かる。

でも、

なんか分からない。

これがずっと気持ち悪かった。

あ、私、「箱」の作り方を間違えてた

で、今日もう一回考えていて、

急に、

あ。

となりました。

私、ずっと日本語訳で整理しようとしてたんです。

頭の中では、

「〜みたい」→ この使い方
「〜と思う」→ この使い方
「〜そう」→ この使い方

みたいに、それぞれ別の箱を作っていた。

だから、

「なんで同じ것 같아요が、こんなにいろんな意味になるの?」

って混乱してた。

でも、そうじゃなかった。

私の場合は、

것 같아요の中心にある感覚は、だいたい同じ。

その前の形が現在・過去・未来で変わったり、文脈が変わったりする。

それを自然な日本語にすると、

「〜みたい」になったり、
「〜と思う」になったり、
「〜そう」になったりする。

……あ。

意味が何個もあるんじゃなくて、日本語訳が何個もあるのか。

ここで急に、

スン。

と入りました。

え、待って。

私、文法が分からなかったんじゃなくて、

整理の仕方が分からなかったのかも。

「理解する」って、思ってたより難しくない?

ここで急に、韓国語よりこっちの方が気になってきました。笑

私、1週間前も教科書は読めてたんです。

書いてある日本語は分かってた。

「この形ではこうなります」

「こういう意味があります」

も、一文ずつなら分かる。

でも、

理解はしてなかった。

今日、新しい情報がものすごく増えたわけでもありません。

変わったのは、

私がその情報をどう整理したか。

「日本語訳ごとに別のものとして考える」

から、

「一つのコアを中心に考える」

に変えた。

それだけで、

「あーーーー、分かった」

になった。

これ、結構びっくりしました。

「説明が分かる」と「分かる」は、違うのかもしれない

英語コーチをしていると、

文法を説明して、

「ここまで大丈夫ですか?」

と聞くことがあります。

「はい、分かりました」

と言ってもらう。

日本語を教えていても、同じことをします。

でも今回、自分が学習者側になってみて、

「分かりました」にも段階があるんだな

と思いました。

説明に使われている言葉は分かる。

例文の意味も分かる。

でも、

自分の頭の中では、まだつながってない。

これ、全然ある。

しかも厄介なのが、

本人も「何が分からないのか」が、まだよく分からないこと。

私も1週間前、

「것 같아요の何が分からないの?」

と聞かれても、

たぶん、

「いや……なんか分からない……」

としか言えなかったと思います。笑

分からないとき、情報を増やせばいいわけじゃないのかも

今回の私に必要だったのは、

もっと詳しい文法書でも、

もっとたくさんの例文でもありませんでした。

情報は、もうあった。

足りなかったのは、

その情報を、自分の頭でどう整理するか。

だった。

これ、英語でも結構あるのかもしれません。

説明を何回読んでも分からない。

違うサイトを開く。

YouTubeでも調べる。

また別の解説を見る。

それでも、

「なんか分からん。」

そんなときって、

情報が足りないんじゃなくて、

まだ自分の中で、うまく整理できてない

だけのこともあるのかもしれない。

だったら、一回離れてもいい。

別のところを勉強してもいい。

また戻ってきてもいい。

そのときに、

「別の整理の仕方はできないかな」

と考えてみてもいい。

今回私は、

理解度10%で一回諦めて、

1週間放置して、

50%くらいになって戻ってきて、

最後に整理の仕方を変えたら、

ようやく、

「あ、分かった」

まで来ました。

初級文法ひとつ理解するのに、壮大すぎる。笑

でも今回、

「理解する」って、書いてあることを読めることじゃないんだな

と、ちょっと分かった気がします。

入ってきた情報を、

自分の頭の中で整理し直して、

「あ、これってこういうことか」

になる。

そこまでいって、やっと「理解した」なのかもしれない。

そう考えると、

今すぐ分からないからって、「自分には難しい」で終わらせなくてもいいのかも。

一回離れて。また戻って。

違う角度から見たら、急にスンと入る日が来るかもしれない。

韓国語の初級文法ひとつに苦戦して、
「理解するって何だろう」まで考えることになるとは思いませんでした。笑

でも、これは英語を教えている自分にとっても、結構大きな発見でした。

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Arinko | 英語の『できない』を分解する人 非営利の寺子屋を作りたい。子どもたちに英語・日本語を学べる場所を無償で提供したい。そんなワタシのチャレンジに使わせていただきます。