あったかい記憶のはなし
子育てをしていると、
「教える」という言葉について
考えることがある。
うまく伝えられた日もあれば、
あとから反省する日もある。
わたしは「教える」よりも、
一緒に「楽しむ」ことを優先している。
その結果として、
教えていることもあるのかもしれない。
でも実際には、
わたしが子どもたちに教えていることより、
子どもたちから
教えてもらっていることのほうが
ずっと多いと感じている。
子どもに残るのは、
完璧に教えたかどうかじゃなくて、
どんな時間を一緒に過ごしたのか。
思い返してみると、
わたし自身も、子どもの頃
たくさんのことを教えてもらった。
「ちゃんと覚えよう」として
覚えたわけじゃない。
ただ一緒にいて、
同じものを見て、
手を動かして、
笑って、楽しかった記憶。
わたしが何かを作り
完成した時に見せる、嬉しそうなあの笑顔。
それが、いまもちゃんと残っている。
教わった内容よりも、
教えてくれた人の声や、
手のあたたかさ、
やさしく微笑む笑顔を覚えている。
これは、
わたしが子どものころ、
おばあちゃんと
こんなふうに過ごした時間が
いまも心に残っていることから、
きっとそうだと思っている。
子どもたちの心にも
大きくなった時に
誰かの笑顔とあったかい記憶がちゃんと
残っていったらいいなと思う。
つづく。

明日の記事と合わせて完成です。
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