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初めて行ってみた「ひきこもり相談」~ビックリするくらい視界が開けた~

昨日、息子と一緒に初めて「ひきこもり相談」に行ってきた。
正確に言うと「ひきこもり地域支援センター」という所。
ひきこもりで悩む本人や家族からの相談を受け付けている場所。

今までなぜか、そういう場所に行きたいと思わなかった。
「そこまで悩んでいないし」というい気持ちもあれば、
「行っても合わなそう」と何となく避けていたのも本音。

多分なんだけど、
地元の「不登校・ひきこもりの親の会」のイメージが染み付いてた可能性はある。
話をしに集まっているけど、何となく近況報告をして終わる。
だから一向に進展が見えない。空気が重い。
ひきこもりは目立ってはいけない、というか人目に触れるのは避けたい、そんな雰囲気を漂わせていたから。(実際にそういう発言も聞いた)

そこに違和感を抱いていた私は、
「(うちはそうならないように)私は私の力でやるんだ!」
そう意気込んでしまったのかも。

今回色んな事がきっかけで、ようやく相談してみようという気持ちになり、
精神科受診?→訪問看護?就労移行支援?若者サポート?→若者ハローワーク?→若者サポートステーション?
こんな感じで色々と考え、息子とも話をしながら再考し、
最後に問い合わせたのが「ひきこもり地域支援センター」だった。

前の記事にも書いたのだが、電話で話したときに「色々やり方はありますよ!」と言ってもらえたことで、かなり気持ちが前向きに。

そうして、今日相談に行った事で、息子の次のアクションが決まったのだ!

今回どういう方向性で進むことになったかというと、以下の2つ。
①「働きづらさを抱える人の就労支援」へ行ってみる
②定期面談をする

この2つ!

なんだ、普通のことじゃん!そう思われるのも分かっている。
でもその普通に行くまで、簡単じゃなかった。私にとっては。

・本人の気持ち、状態
・親(や周囲)の理解、サポート体制
・情報の有無
・住んでいる地域(周りの目だったり、近くに相談先があるかないか等)

色々と絡んでいるから、「こうしたらいいんじゃない?」という提案があってもすぐ動けるかどうか、動いても継続できるかどうかが変わってくる、と私は思っている。

それは、息子が小中不登校の時に私がとっていた行動からの得た結果があって、メリットもデメリットも経験しているから余計に考えることが多いのかもしれない。

***

今回久しぶりに相談に行って、シーンと静まり返った年季の入った建物とは裏腹に、とても雰囲気の良い相談員さんが対応してくれた。

息子と私は別々で話をした。
先に息子、そして私の順で。
私は待っている間に相談申込書を書いた。
書きながら、どこまで書こうか…とちょっと気持ちが揺れた。

息子と相談員さんが戻ってきて、私の番になった。
相談員さんは、私が書いた相談申込書を一つ一つ丁寧に目を通してくれながら、
「うんうん」「へ~」「バイトもしていたんですね」
など、そのままただ受け止めてくれたことに、正直安堵した。

今回の相談で、
「今まで何してたんですか?」「こんなんじゃダメですよ」
「否定されるのではないか」という怖い気持ちが私に中にあったことに、その時気付いた。

なんだ、私が怯えていたんだ…。
その気持ちを自分で奥深くに押し込めていたんだな。
だから、「相談なんて必要ない」と強がっていたのかも。

相談が終わり、帰りに近くにあるミスドに寄った。
マックかミスドかどっちがいい?と息子に聞いたら「ミスドがいい」と言ったからだ。

息子は好きなドーナツを躊躇なく次々選んで、トレーに乗せていた。
自宅に向かう車の中では、自分の好きな曲をかけ、声は小さいけど歌っていた。
自宅に帰ると、直ぐ部屋には入らず居間の椅子に座っていたので、一緒にドーナツを食べた。

その時の息子の雰囲気が、とても柔らかいのを感じた。

そして思った。
「あ~行って良かった。」
心からそう思った。

そして、「もっと早く行くべきだった?」とは思わなかった。
今がベストのタイミングだった、そう感じたから。
私にとっても息子にとっても。

今までは、私基準で「いきなり環境を変える」ことを提案することが多かった。県外とか海外とかも視野に入れて。
また、何かを体験してもらおう、そこで人と繋がってもらおう、そういうアクティブで楽しめることでどうにかして行こうと思って動いていた。

その方が手っ取り早いと思っていたし、過去にそれで上手くいったこともあったから。(その時は、息子が笑顔を取り戻し、自分一人で他人に意見をはっきりいう事もできていたから)

でも、年齢が上がってきて、話をしながら提案した後の息子の表情などを見たり、実際に連れて行ってその場に足を踏み入れてみての様子を見たりしながら、何となく違うのかなと感じる事もあった。

本人は、「何が良いのか分からない」と言っていた。

そうだよね、と思ったし、人との繋がりというか、サポートしてくれる存在が極端に少ないんだよな、とも思っていた。
正直、私もどこに相談したらいいのか、何をしたらいいのか、よく分からなかった。

そこで行ってみた相談。
「車で20分くらいで行ける場所」というとても身近な場所。
「そこからでもいいんだ」と、行ってみて気付く事ができた。

今まで地方に住んでいたから、相談に行くのも片道1時間半。
地元で相談しても、続かないしすぐ学校に戻そうとされてきちんと向き合ってくれないという状況に、募る違和感や不信感。
だから近くには良い所がない、と勝手に思い込んでいただけかも。

繰り返すけど、
行ってみて良かった。

そして、お金もかからない。
だから「好きなだけ使ってください!」と相談員さんもニコニコしながら言ってくれた。

本当にありがたい。

これからは、息子の後ろで見守りつつ必要な時に手を引きながら、
息子が自分を取り戻していく姿を見ていこうと思う。

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さっきたまたま部屋から出てきた息子に、昨日紹介された事業所にいい印象を持ったのかと聞いてみた。

「うん」
「ちゃんと説明も受けた」

とのこと。

「相談員さんもついて行ってくれるっていうから、良かったよね」
そう伝えたら、

「相談に行くって、あんまりいいイメージがなかった」と話し始めた。

「最初の相談のイメージが強くて」
「小学校の時のスクールカウンセラーが…」
「向こうのやり方に従わないといけない感じで」
「偏見だとは分かってたんだけど、なんだか…」

そう言ってくれた。

なんだ、私と一緒だったんだ。

てとこは、親子で同じ課題を抱えてたってこと。

そこを突破できるきっかけをくれたのが、今回の相談員さんだ。
感謝の気持ちが、より一層大きくなった。

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