『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』クリア記念!やっぱ最後に愛は勝つよねと感じた話。あとなめどり #ややネタばれ
こんにちは、水無瀬あずさです。
桜が満開になったと思ったらあっという間に散ってしまい、春の儚さを感じている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。思えば今年は近所をちょっと歩いたぐらいで、お花見っぽいことは全然しなかったなあ・・・さびしい。

夫が「カップルみたい」と送ってくれた写真
さて今回のnoteは、つい先日、楽しくプレイしていたゲーム『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』を見事クリアし、収集要素まですべてコンプリートしたので、その記念としての感想をまとめていきます。核心部分には触れないようにまとめておりますが、ややネタバレではあるので、「まだクリアしていなくて知りたくない!」という方はバックボタンを。クリア後にまた覗いてくださいね!
毎日ウッキウキでプレイしていたのに、終わってしまってちょっとサビシイ。そんな名作のまとめ記事、最後までよろしくお付き合いください。なお前作『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』の感想記事はこちら!
『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』とは
まずは私がクリアした『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』の簡単なご紹介から。本作はスクウェア・エニックスから2026年2月に発売されたゲームソフトです。媒体としてはSteam、Nintendo Switch(1・2)、Android、iOSで楽しめます。
公式サイトのあらすじはこちら。
「この夏 きみと生き残る呪い」
新たな土地、新たな伝承、新たな登場人物で始まる
青春群像伝奇ミステリーアドベンチャー
伊勢志摩を舞台にした、『パラノマサイト』の新たなFILE。人魚の謎を追い求める個性的なキャラクター達、それぞれの視点を紐解いて、あなた自身が物語を結末へと導く。
【あらすじ】
伊勢湾に浮かぶ離島、亀島。そこに住む海女の少年・水口勇佐は、親友の雲居アザミと素潜り漁をしていると海底で《もうひとりの自分》に遭遇するという不可思議な体験をする。その出来事を皮切りに、亀島にいくつもの呪いが襲いかかる‥‥。正体不明の少女、宝を探しに来た外国人、水死体を調査する謎の主婦――。それぞれの思惑は交錯し、やがて悠久の歴史に隠された人魚の秘密へと結びついていく。
【特徴】
◆新たな土地、新たな伝承、新たな登場人物で始まる、まったく新しい物語
◆三重県協力のもと、360度カメラで撮影された「全天球背景デザイン」でリアルな風景を再現
◆素潜り漁が体験できるミニゲームをはじめ、多数の新システムを追加
◆複数のキャラクター達が直面する、それぞれの謎
◆あなた自身の手で探し出す、真実の結末
前作『本所七不思議』とは一転、今度の舞台は昭和後期の三重県の伊勢志摩地方。青い海と空が広がる離島「亀島」に伝わる呪い、そして次々と起こる怪奇な事件、いかにもあやしそうな面々たち・・・主人公は事件の謎を解き、島の呪いを解決できるのか――というのが本作の主なストーリー。
伊勢志摩が舞台だけあって、「素潜り」「海女」など海にまつわる要素が登場します。

前回は「で一体主人公誰よ?」と悩ましかったですが、今回は明確に主人公がいるのも特徴。主人公はこちら、水口勇佐くん、男だけど海女を始めたみたいです。イケメン。

勇佐くんは5年前の海難事故で両親を亡くしており、自身も奇跡的に生還できたというラッキーボーイ。しばらく島を離れていたけど、最近になって戻ってきたんだとか。事故の原因が勇佐くんの母親ではないかと噂されており、島民からは冷遇されています。いかにもムラ社会って感じ。
さて、パラノマサイトシリーズ(?)では、2人1組のボケとツッコミ的な掛け合いが持ち味です。主人公・勇佐は比較的天然キャラなので、当然ツッコミ役の相方がいます。幼馴染の雲居アザミ。

5年前の海難事故で父親を亡くし、その父の跡を継いで漁師をやっているという苦労人。明るく元気で、島民からの信頼も厚く、勇佐くんが島で冷たい扱いを受けていることに憤りを感じています。ただの良い奴!!
そんな二人を取り巻くキャラクターも個性豊かです。まずは同じく勇佐くんとアザミの幼馴染・沫緒つかさ。

本土の高校に通っており、休み期間中には帰省して海女さんをやっているそうです。パワフル女子会や。
そんなつかさの相方は、数ヶ月前に島にやってきたという謎の少女・白浪里ちゃん。

背が高く、黒髪ロングの和風美人。生粋のテレビっ子で、テレビの話が多いです。おとなしいキャラクターなのかと思いきや、だいぶおとぼけの天然系。
あとは、謎の怪事件が起こったタイミングで島にやってきた陽気な外国人・アルナーヴことアヴィさんとキルケちゃん。

Youtube配信やってそうなアヴィさん

日本人より日本の文化に詳しいキルケちゃん
そして島で起こる謎の怪事件を追う警視庁所属の志貴結命子さんと、インテリ陰キャ系の霧生双奴さん。


霊能者・双奴くん
メインキャラクターはこんな感じ。それぞれの紹介を書き始めるとすぐネタバレに足を突っ込んでしまうのですが、これらのメインキャラクターとその他の人や要素が複雑に混じり合い、島中を恐怖に陥れるような事件が次々と発生するのでした。
どんな事件?誰がどうなるの?と気になった方は、ぜひ購入して真実を確かめてみてください!(別にこの記事はアフィリエイトじゃないですよ)
なお前作に引き続き、鳥羽市ではゲームのコラボキャンペーンが実施されています。聖地巡礼がてら足を運ぶのもアリですね!私も行きたい。。。
『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』プレイ所感
ざっくりあらすじが済んだところで、個人的にいろいろ感じたことや考えたことをまとめてみます。
まさかのラブ展開に戸惑うしかない
前作同様、メインシナリオがいったん閉じてストーリーチャートが展開され、島の事件や呪いの真相究明パートに入っていくわけですが、本当の本当に終盤のパートで、突如始まるラブ展開。えっえっ伏線とか全然なかったやん!そうなん!!?とテレビの前で思わず叫びました。
思えば前作は呪い前回ややホラーで、ラブ要素とかはほぼ無し。まあ冒頭で興家くんがヨーコのこと「ちょっといいかも」ぐらいの感覚だったことは描かれていますが、要素としては薄かったんですよね。だからパラノマサイトではそういうイロコイ的なものは無いんだろうなって勝手に理解していたのですが、気持ちよく裏切られましたね。


相手は誰かって?それはプレイしてからのお楽しみですよ!!
なお、前作に引き続き、序盤から私のプレイをずっと見守っていた長男氏は、ちょうどこの終盤のタイミングで友だちと旅行に行っておりました。行先は伊勢志摩の亀島・・・ではなく、山形県の飛島。に行くはずがフェリーがエンジントラブルで欠航したため、山形観光を楽しんだそうです。楽しそうでなによりだ。
そんなこんなで、意外すぎるラブ展開は見逃してしまい、「くそ見たかった・・・!」と残念がっておりました。そのくらい魅力あるストーリーってことですね。
ふるさとがゲームの舞台になってて胸熱
今まで当たり前のように舞台は三重県の伊勢志摩とか書いているわけですが、実はこの私、生まれは三重県なのです。まあ伊勢志摩ではなく、県庁所在地の津市なんですけど。
あと、生まれてすぐ引っ越していて(父が転勤族)、実際に住んでいたのは小5~高3までの8年間だけなので、あまり「ふるさと」って感じはしていないんですけれども。しかも大学のときに実家も名古屋に移ったから、今は従弟家族(年賀状のやりとりすらない疎遠な関係)が住んでいるくらいなんですけれどね。
とはいえ本作に津市もちょっとだけ登場しており、また伊勢志摩には親戚も住んでいるので、「おお~ふるさとや!」とちょっとうれしい気持ちになりました。こんなときだけ。。


いつの間にか津市に統合されてた衝撃
作中でも紹介されていますが、伊勢には人魚にまつわるさまざまな伝説が残されているんだそうです。
ここにも作中にも出てくる「津市河芸町」「津市安濃町」なんか、友達が住んでいたもんね!まさかそんな伝承が残るところだったなんて全然知りませんでした。
今住んでいる横浜を舞台にした作品はかなり多いけど、三重県ってけっこうマイナーなのでモチーフとして取り上げられにくい印象があります。と思って調べてみたら、プレステで『風雨来記5』という2025年発売のゲームは三重県が舞台なんだとか。
もしかしてもしかすると、これから三重の時代が来る・・・のかもね!?
収集要素「なめどり」が気になりすぎて!
前作に引き続き、本作でもサブの収集要素である「なめどり」。なめ猫ならぬ、なめどり。ヤンキー調の鳥たちのステッカーがシーンのあちこちに散りばめられており、それを収集していくというサブミッションです。全20種類。

ブリザード(魚偏に嵐)は調べてみたらガチだった
前作はなめどりをコンプリートしても特典などはなかったのですが、今作はなめどりコンプで「お楽しみ特典」なるものが解放されるとか!それはもう、どうしたって集めたくなるじゃないですか!!
というわけで、ストーリーそっちのけでなめどり探し。シーンが切り替わるたびに「ここにはなめどりはいるか〜〜?」と周囲を見回している私を見て、塾帰りの次男くんは「・・・これ一体なんのゲームなん?」と呟いていました。


(志貴さんのターンで視界効果onにすると光る)

おかげで、途中までストーリーがなかなか入ってこなくてこまりました。でもなめどり探し、楽しかったな。シマエナガシールは普通に欲しい!
ただ、サブ要素ゆえに難易度もなかなか高い。数枚は「素潜り」というスコア稼ぎミニゲームでゲットできるのですが、これがねえ。酔うのですよ、海の中の描写に。3Dゲームでいちいち酔う私にはなかなかツラい。
「あと3匹なのになあ・・・」と諦めかけていたそのとき!隣で普通に勉強をしていた長男氏が「仕方ないなあ、貸してみ」と言ってきて、コントローラーを渡したら、20分足らずでコンプリートしてくれたのです!!ほ、惚れてまうやろ!!!

(なお相関図は5匹収集で解放されるよ)
なおコンプリートで解放されたのは「なめどり劇場」というムービーでした。結構な尺がありましたが、見終わった私と長男氏の感想は「・・・一体何を見せられたんや私たちは・・・」でした。まあ面白かったんだけど!

どんな内容だったかは、実際になめどりをコンプリートして確かめてみてくださいね!
真エンドの条件・・・そんなん分かるわけないって!
本作は当たり前のようにエンディング分岐がありますが、真エンドに辿り着くにはいろいろな手順を踏む必要がありました。で、推理能力は皆無と自負している私としては「そんなん気づくわけないやーん!」っていう感じでして、当たり前のように攻略サイトのお世話になりました。

真実の記されたムービーを見られる
いや本当にね。勘の良い人には伏線でも、私にはフラグにさえならないわけで。分かってしまえば「ああ、確かに・・・」「言われてみれば、あのセリフも・・・」ってなるのですが、初見で私には無理でした。
しかも、真エンドでは最後人魚さんの話を聞けるんですけど、これがまたトリッキー!まさかそんなところを使うなんて思わないじゃないですかー!!って感じなんです。攻略サイトを見ながら「本当にこれで合ってる?」と疑いながらやりました。

こういう推理力って、推理系のゲームをやっていたらだんだんと培われるものなんですかね。次からいくつかミステリー系(notホラー系!)をプレイして試してみようかな。
やっぱ呪詛行使がないとね!
私の中で「パラノマサイト=呪詛行使」なんですよね。前作では真の主人公・興家くんが序盤で呪詛を行使しまくるという痛快なくだりがあって非常に楽しかったのですが、本作はほのぼの海辺でくりひろげられるミステリーということで、「今度のは呪詛行使できないのか・・・しょぼーん」(ただのやばい発言)と思っておりました。
そんな私のガッカリを見越したかのように、ストーリーを進めるうち、なにやら呪いがどうのと不穏な要素が入ってきました。そしてら来たのです!呪詛が!!!(喜ぶところがおかしい)


これぞパラノマサイト!
いや〜これですよこれ!呪詛行使するとドゥ〜ンという音とともに画面が一瞬白黒になり、「なんかヤベえことやっちまったな!」みたいな気持ちになるやつ!!呪詛行使してから、長男氏と「キタコレ!!」と大盛り上がりでした。
今回実際に呪詛行使できたのは本当に数回しかなったのが少し残念。それでも、できて嬉しかったな呪詛行使!もし次回作が出るなら、もう少し呪詛行使できるシーンを増やしてほしいと切望している私です!
ちょいちょい前作との関連があって嬉しい
前作『本所七不思議』にいたく感銘を受けた身としては、本作にも前作エッセンスが散りばめられているのはとても嬉しく、いちいちテンションが上がりました。こういう作品と作品が「あれ、実はつながってる!?」ピキーン!と気づける瞬間って、最もゲーム体験が光り輝く瞬間のひとつだと思うんですよね。

ひょっこり登場したり
(なお、これおそらく興家くんのことだね)
パラノマサイトって、今後シリーズ化するにして、柱となる要素ってなんだろうと思っていましたが、本作をプレイしてみて理解しましたね。それは、警視庁にある特別部署「心霊対策室」(通称シンタイ)絡みの怪奇事件の物語ってこと。
シンタイには前作の津詰さん・ミオちゃんも所属していたし、今作の志貴さんもそうですね。霊感や特殊能力を持つ人が所属してるってことなのかなあと思います。本作では後半で、勇佐くんもスカウトされていました。

ということで、おそらく次回作もシンタイは出てくるはずだー!はよこい次回作!(気が早い)
あと、本作は前作から1年後という時系列のようで、双奴くんが本所七不思議の事件について話しているシーンがあってアツかったです。実は前作の事件もつながってるんじゃないのー?みたいな。

少し前の出来事として語られる

我妙堂垂弦も回想や会話で登場
なお最後に解放される「File38」では、本所七不思議の我妙堂は引退し、「優れた霊能力を持つ青年が2代目として後を継いでいる」という話。たしか我妙堂の正体はヒハクの社長だったはずで、だとすると後を継いだ青年って・・・!?とか、いろいろ考察も進みますね。
結び|個人的には前作のが好き
『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』も面白いゲームでした!いい買い物だった!
ただ個人的には、前作のほうが好きだったかなというのが感想。本作は良くも悪くもキレイにまとまりすぎている印象を受けました。まあ全然面白かったんだけど!好みの問題ですね。
少し前までゲーム熱が落ちていたんですが、パラノマサイトのおかげで持ち直し、「さ、次なんのゲームやろっかな!!」というテンションになっています。いい傾向。次のゲームは今まだ探し中なんだけど、推理系の面白そうなのをやりたい。ダンガンロンパが気になっているんだけど、どうかなー。
という感じで、今回はこのへんで。もう一つゲーム記事を書きたいので、今月中にアップできるようがんばります!
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