寿司を食べれば宇宙が見える!『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』がバカゲーの常識を覆す斜め上っぷりだった話
こんにちは、水無瀬あずさです。怒涛の3月が何とか終わり、4月がやってきたと思ったら一週間が終わりました。今週マジ忙しかった、リポD飲んで頑張ったよ私。
ところで4月といえば新年度、世の中では新入社員が入社し、フレッシュさを振りまいて世の中を明るく照らす時期ですよね。思い起こせば私の新卒時代は・・・氷河期のつらい就活を経てようやく訪れたパラダイス・・・には全くならず。どブラックな会社でひたすら酷使され続け・・・ゲフンゲフン。
そんなダークな心を払い除け、私に果てしない宇宙を見せてくれたのが、今回ご紹介するゲーム『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』です。タイトルの通り、寿司を食べないと死ぬゲームです。何言ってんだこいつ?と思ったそこのあなた!大丈夫、私も同じことを思っているYO!
バカゲーであることは知っていましたが、実際にプレイしているのを見たら、想像の遥か斜め上を超えたクレイジーっぷりで驚きました。いや、今までそこそこバカゲーはプレイし(ているのを横で見てい)たつもりでしたよ。例えば運動会みたいな幽霊に追いかけられるゲームとか
パンになって焼かれるゲームとか
首の伸びる鹿になって街を破壊するゲームとか。
控えめに言って、みんなアタマオカシかった。
でも今回のはさァ、なんていうか、全力でバカゲー極めましたァァ!みたいな、ある種の潔さというか、高い志を胸に秘めているのを感じました。つまるところ日本人のスピリッツを持つサムライたるもの、こうあらねばという熱き魂を見せられたような心持ちでございます。はたして私は今、一体何を書いているのでせう。
ということで今回のnoteは、先日長男氏が見事クリアした究極のバカゲー『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』がいかに斜め上を独走しているか、その魅力をひたすらに独断で語るnoteです。これを読んで果たして件のゲームをプレイしたくなるのかは甚だ疑問ではありますが、「新年度になっても相変わらずうるさいなアイツ」くらいの生ぬるい感じで見守っていただけると幸いです。最後までよろしくお付き合いください!
『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』とは
『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』とは、2021年12月にフリーゲームとしてリリースされたマルチバース・スタイリッシュ寿司食べアクションゲーム(公式サイトからそのまま引用)です。後にSteamでリリース、その後Switchへも移植版としてリリースされました。
作者は、ゲーム配信者界隈では割とおなじみ、『体育館の天井に挟まったマッチョを助けるゲーム』『PIEN-ぴえん-』など、控えめに言って頭のおかしいゲームを作ることで有名な日本人クリエイター、ただすめん氏@くそいサイトです。いやあ日本人のクリエイター魂、まだまだ捨てたもんじゃないですね。
寿司を愛する者よ、落ち着いて聞いてください……
— ただすめん (@tadasumen) March 27, 2024
『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』Nintendo Switch™DL版が4/4(木)発売決定です!
本日より予約開始!!あなたの寿司ソウルでマルチバース宇宙の危機を救ってください!!!!
\寿司!! 美味すぎるだろ!! 反省しろ!!!/ pic.twitter.com/L39WJEob4G
ということでいつもどおり、公式のあらすじがこちら。
寿司への愛が強すぎるが故に、寿司を食べ続けなければ死んでしまう男がいた。彼の愛と情熱は、言葉では表せないほど深い。しかし、彼が渋谷の街角で目にしたのは、世界から寿司が消え去っていく絶望の光景だった。
その瞬間、空から一筋の光が降り注ぎ、“大いなる寿司の意思”が現れる。この宇宙の秩序が崩れ、寿司の概念が何者かによって書き換えられたこと、そしてそれが宇宙のバランスを脅かすほどの強大な敵による仕業であることが明かされた。この危機を乗り越え、寿司を救う重大な使命が彼に託される。
彼は決意を固める。「やってやるぜ!」と心に誓い、受け入れる他に選択肢はなかった。愛する寿司とこの宇宙の未来を守るため、彼は立ち上がる。
――寿司の運命をかけた壮絶な戦いが、今、始まる。
はい。何の話?って思った人、正解。でも本当にこれだけの物語です。以上でも以下でもない。とにかく寿司を食べないと死ぬのがこのゲームの面白さであり恐ろしさでもあるのです。
寿司が好きすぎる男がいて、

渋谷に行ってみたら、

世界の「寿司」という概念が謎の存在に乗っ取られて、

そうこうしているうちに「大いなる寿司の意思」(マグロ)が出現して

寿司の概念が書き換えられた世界(寿司=スポーツ・テクノロジー・神)を移動しながら、「食べ物」としての正しい寿司の概念を取り戻すというストーリー。「何書いてんのかな私」と思ってしまいますが、まあ事実そういう内容なんだから仕方ない。



日本人のスピリッツとも言うべき寿司、ああ寿司!その寿司の概念がまさに書き換えられてしまった今、寿司の、そして世界の命運は主人公に託された!果たして主人公は、激闘の果てに、真実の寿司の概念を取り戻せるのか・・・!?みたいな感じで。

激アツストーリーですね!うん、頭おかしいですね!!ということで、興味を持った方はぜひ今すぐレッツプレイ!
ちなみに私はたまたまニンテンドーアプリでセールソフトを見ていたら、このゲームがたまたま10%OFFだったため、「なんか頭おかしそうなゲームだな。買っとくか」と買ったという感じで、別にそもそもこのゲームが好きだったわけでも推しだったわけでもありません。ただ、買ったのが2024年6月だったので、「長男氏が受験終わったらプレイしてもらうバカゲーリスト」に入れていたものでして、今回晴れて長男氏の手でクリアが達成されたというわけです。めでたしめでたし。
あ、というわけでいつものごとく、本ゲームのプレイしたのは私ではなく我が家の長男氏(晴れて高校生)であります。いつも付き合ってくれてありがとう長男氏。
『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』の斜め上っぷりを語る
あらすじを読んだだけですでに皆さんお腹いっぱいかとは思いますが、ぜひこのゲームを長男氏がプレイしているのを見た私の純粋な感想や推しポイントなどをお伝えしたいと思います。
まさかのマルチバース世界観
寿司の概念がどーのこーのというのはなんとなくあらすじで知っていたものの、まさかマルチバース世界観だったとは思わず、「流行りものか!!」と爆笑しました。っていうか寿司の概念って、そもそも何。
ゲームの渋谷にはミニゲートがあちこちに設置されており、そこで寿司を巡るミッションを達成すると、寿司ソウルが手に入ります。

各ステージではいろいろなミッション条件があって、それをクリアする必要があります。ステージがね。「いらすとや」まるだしでね、ひどいんだよ・・・!

まあ言葉にはいろいろな解釈があって然るべきものなので、寿司にもいろいろな概念があっていい・・・のかもしれない。個人的には、寿司=神の概念の世界が、なんかこうブッ飛んでいて好きでした。道行く人々のコメントがいちいちおかしくてよろしい。


主人公、寿司を愛しすぎ問題
主人公は寿司が好きすぎて、寿司を食べなければ死ぬそうです。どんな不治の病!!?って感じですが、まあ好きが高じすぎると極まっちゃう感じでしょうか。どちらかというとアル中的な感じのような気がしなくもないが。
ミニゲートをスタートする前の決め台詞は「そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!」。ちなみにちゃんと声優の越智優さんという方が演じられているそうです。何やっとんねん。

ステージクリア後は「食べたぜ!」というセリフとともに「GOCHISOUSAMA」と出ます。満腹なんだね。

そして着地に失敗したり敵に攻撃されたり寿司を食べずにいるとミッション失敗となるのですが、そのセリフが「死んたぜ!」。字面だけ見ると悲壮感が漂っていそうですが、非常に明るく言ってくれるので、「あ、死んだんや!」ってなります。

歩きながらひたすらに寿司の素晴らしさや賛辞、「うますぎて腹が立つ!」のようなセリフを吐きまくります。

ちなみに公式からセリフ集がYoutubeに上がっています。控えめに言って、あたおか。
余談ですが、各ステージのミッション条件が「規定数の寿司を食べる」か「規定数の赤貝を食べる」なのですが、なぜに赤貝??マニアックすぎじゃね?作者さんが赤貝好きなんかな。
「大いなる寿司の意思」と「お助けタマゴ」かわええ
主人公をマルチバースへと導く謎の存在「大いなる寿司の意思」。その正体は、なんかでっかいマグロの握りです。足がにょんってなっていて、声も変で、なんていうかこう、地味にカワイイのです。ぜひプロモーション動画を見てみていただきたい。ちょっとぬいぐるみが売っていればほしいレベルなんす。くそっ、こんなクソゲーで普通にカワイイとかなんか悔しい!

「大いなる寿司の意思」のほかに、渋谷センター街入り口辺りのくぼみにはタマゴ寿司がいます。なんとこやつ、ステージクリアができない場合にペナルティ付きで助けてくれるというお助けキャラ。


主人公がミニゲートのステージで何度もゲームオーバーを繰り返すと、再スタートの前にこのタマゴの声で「だいじょぶ~?いけそ?」と、相変わらずユルい声で聞いてきます。おそらくこのタイミングで助けてもらうことができる模様。長男氏は「絶対使わねえ!」とお助けを拒否していました。
あとなにげに高級寿司もいる。でっかい。サイズは主人公の身長の倍ぐらい。話しかけると「へいらっしゃい」といってかわいい。

迫りくる大堕天寿司の恐怖
ミニゲートでプレイするミッションの中には、当たるとダメージを受ける寿司(見た目的にワサビ握り)があちこちに配置されています。このダメージ寿司をヒト型の敵が銃のようなもので攻撃するパターン、メカ的なのが打ってくるパターン、そして敵そのものが寿司というパターンがあります。ちなみに、攻撃してくる敵のセリフは「スシ・イズ・ノット・フード」です。「ノッフー」「ノッフー」って聞こえるので、我が家ではちょっとしたバズワードとなっています。ノッフー。
で、寿司=神の世界のミニゲートのなかで、寿司が天使となって襲ってくるやつがいます。これが堕天寿司。そして、その超絶ビッグサイズとなるのが「大堕天寿司」であります!!

長男氏がやられまくっているのを見ながら、なんかこいつもちょっと可愛い気がする・・・という不思議な感覚に陥りました。っていうか「だいだてんずし」って超絶言いたくなる。だいだてんずし。響きもちょっと可愛い気がする!うん、かわいいよね!(洗脳済み)


ということで我が家では、目下「大堕天寿司」もバズワードです。はい、みなさんもぜひ口に出して言ってみてください、「だいだてんずし」。言いにくくて癖になりますよ!
ムダに高いアクション性
スマブラが好きでほぼ毎日プレイしている長男氏、これまで私のおかげで(せいで?)いろいろなアクションゲームに挑戦し、クリアしてきました。そんな長男氏をもってして、「ムダにアクション性が高くておもろい」と言わしめたのがこのゲームです。

我が家はSwitchはテレビに固定のゲーム機なので、家族で食事をしているお茶の間で「そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!」ってのが繰り広げられるわけですが、ちょっと手に汗握るというか、「あと少し!」「がんばれ!」と応援したくなるようなシチュエーションも多く、たぶんゲームバランスはとても良いです。制作者様は、ゲームの勘所をよく分かっていらっしゃるな〜という感じです。
ちなみに長男氏、やられるたびに「寿司ィィィィ!」と叫んでいて面白かった。何の話やねん。
テーマソングがムダにエモい
このゲームの制作者様のゲームあるあるとして、テーマソングがムダにいいというのがあります。ゲーム実況で見た『ぴえん』も『パオン』も曲すごい良かったし。今回な『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』のテーマソングもしかり。
♪スキだってスシだって願いだって〜この宇宙(そら)を駆けていけるユニバース♪
いや意味わからん!!!!けど、こんなバカゲーには似つかわしくない雰囲気のガチ曲で、あれ?なんか良さそうな曲かも・・・?という気持ちにさせられるテーマソングです。ユニバース、の部分ですごい舌を巻く発音が私と長男氏のお気に入り。
寿司が歌詞に入っていいのは『寿司くいねえ』だけじゃないんか!!
「私は一体何を見せられているんだろう」
ゲームを買ったのも「やって」と長男氏に頼んだのも私なわけですが、連日お茶の間で毎日繰り広げられる寿司バトルを見ているにつけ、ふと「私は一体何を見せられているんだろう・・・?」という虚無感に駆られることがあります。長男氏にそれを言ったら、「うん、プレイしている俺もそう思う」と言われたので、そうかこのゲームのテーマは虚無感なんだなと思いました(絶対ちがう)。

果たしてこのゲームの時間は一体何だったのだろうか、驚くほどに何も得ることはなかったなと思いつつ、とはいえめっちゃ笑ったからいいか!という気持ちであります。いやあ爆笑したよね。あと、ゲームに全然興味ない夫も一緒になって「そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!」とか叫んでいたから、なんか結果オーライかななどと思いました。
ゲームは世界を幸せにするのだ。
結び|クリア後に襲いかかる虚無感を体験せよ!
我が家で空前のブームとなっている『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』へのアツい思いなどを書き連ねてまいりましたが、いかがだったでしょうか。そもそもここまで読んでくれている人はいるのか。途中で辛くなった方がいたら本当にごめんなさい。全部寿司のせいです。
Nintendo Switch2も抽選販売が始まり、応募しようとしたらアクセスできずイライラしているわたくしですが。ハードが2になっても、Switchでダウンロードしたゲームは遊べるそうなので、ぜひこの機会にみなさんも寿司を食べないと死ぬ人を体験してみてはいかがでしょうか。どんな誘いだよ。
ちなみに寿司を食べる人を体験していた我が家の長男氏は、今朝7時半頃にいそいそと「友達と遊んでくる」というから何事かと思っていたら、どうやら「卵を高いところから落として割れないようにする実験」というのをやっていたそうです。同級生男子3人で。高校入学直前に一体何やってんだ。
ちなみに結果は。

食べたそうです。アホすぎる。
そういえば卵に追いかけられるサイコパスなゲームも過去にプレイしていましたね、長男くん。きっと卵の怨念のせい。
ということで、今回はこのへんで。長男氏に依頼中の現在のバカゲーは、『8番出口』のオマージュというにはちょっとパクリすぎじゃね?的なゲームです。こちらもクリアしたら記事を書く予定です。
あとこういうゲーム系の記事を書くのが好きな方、もしいたらマガジンの仲間になってください!
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