【うつ病日記(散文)】現実が薄く、絶望と虚無がひどく、突破口もなく
あまり人に悩みを話してこなかった。近年は対人関係そのものを遮断して生きてきた。他者は潜在的な敵であり、弱みを見せたら攻撃されるという、悲しい信念を持っているからであり、同時に人に頼って痛い目を見る経験を積んだことが大きいだろう。
距離を近くした人は、ことごとく私を裏切った。裏切り方は多様で、お金の不義理であったり、雑に扱うことであったり、時には約束を守らないことであったりした。人を選んで近づいた結果はことごとく失望と疲弊だった。この暗澹たる惨状は、私に人を拒絶させるには十分であった。
今の生活は非常にシンプルだ。
一人暮らしをするには十分な賃貸で、こうして文章を書いたり粗末な自炊をしたりして、一人で完結する生活をしている。
この生活は穏やかであり、心を揺さぶる不幸はまず起きない。他社が介入しないため、一人だけの世界を生きていると錯覚してしまうほどだ。
しかし、こういった生活は人生を淡白で味気ないものへと変貌させてしまう。自分の脳の範囲内でしか物事がおきないし、生活も自然と圧縮されていく。
薄味な生活を続けていると、徐々に脳が鈍化してくる。感情を揺さぶられることが減り、物事に対する関心も薄くなる。
ネット上で充実していればいいのだがそうもいかない。冒頭で書いた人間不信に加えて、ネット上の人に対する不信感があるからだ。
SNSで悩みを書いても、勝手な尺度で切り捨てられるか矮小化されてしまう。時にはクソリプが飛んでくる。それなら何も書かない方がいいと考えてしまう。最近の私のXタイムラインは萎縮してしまっている。さっきは胸の内を書いたが、しっかりとリプ欄は閉じた。
話すこともなく、ネットに放言することも減り、最近は自身がNPCになったかのような錯覚を覚える。睡眠と食事と最低限の仕事、家事をこなすだけの人形のように思えるのだ。
一昔前は持っていたはずの主義主張、こだわりの類はいつの間にか溶けて消えていた。何か発言しようと思っても、特に言いたいことがないのだ。少し前は、X上でそういう発言をしていたのだが、先述の理由で口を閉ざしがちになったのも、思考の消失に拍車をかけた。
瑞々しい発信ができている人、上手く生きられている人が羨ましいと思うこともある。だが、そういう人は私と違って、脳や身体に呪いがかかっていないのだろうと思うと、それを目指す気力もなくなっていく。
今日は早寝しようと思ったが、それをして何になるのかわからなくなってしまった。布団から這い出して、こうして産地直送の絶望をスマホで書き綴っている。
気持ちはだいぶ沈んでいる。生命を脅かす危機こそないが、先行きはどうしようもなく暗いという確信がある。心なしか体も重い。
明日も明後日も、しばらく先も、私は変わらずNPCのように生きるのだろう。決まった時間に起きられない点を踏まえるとそれ以下だ。
外に出る機会を増やし、趣味でもなんでもいいからコミュニティに参加すればいいのかもしれない。
しかし、その先に希望が持てない。きっと良い人もたくさんいるはずだが、私がその中に入れる気がしないのだ。能力の低さやノンバーバルなコミュニケーション能力の壊滅ぶりを発揮して、気づけば爪弾き者になるか変人になるかのどちらかだろう。
かろうじて仲良くなった人がいても、私の悪癖のせいで長続きはしない。舐められて、我慢して、限界を迎えて距離を置く。ゴールデンルートが確立されてしまっている。
結局のところ、今は自宅をメインの生活の場にして、やれることをやっていくしかないのだ。いくら薄味でも、脳が徐々に鈍化して抑うつが悪化しても。
こうして言葉にすると、複雑に絡まった脳内の混線が少しだけ解ける気がする。書き始めた時は絶望しかしていなかったが、ここまで書いたら少し和らいだ。
ひとまずは負債を解消して、金を貯めるしかないのだろう。今の私にできる範囲の在宅ワークをして、できる限りの節約をして、口座残高を復活させていくしかない。
きっと、明日も明後日も精神の鈍痛に苦しむだろう。薄味の生活には、しばらく終わりはない。虚無感にさいなまれながら、やるべきこと、できることをこなしていく。やり過ごすしかないのだ。
これまでの人生と比べれば、今の状況は間違いなく楽だ。心身を破壊するような事件はないし、終わりの見えない苦痛を、ただ耐え忍ぶようなこともない。何もないだけだ。
思えば、noteという場があるのは幸福かもしれない。SNSと比べて、ここではまだ、赤裸々な心情を晒す気になれるからだ。傷つくようなコメントが来ないからかもしれない。
さっきまでネットのアカウントを全部消し去りたい衝動に駆られていたが、Xを削除してもnoteだけは続けていこうと思う。こうして精神の吐瀉物を塗りたくれる場はここしかないからだ。
気づけば2000字弱も、ひどい文章を書いてしまった。
投稿したら、いい加減寝ようと思う。最近は寝付くまでの時間まで苦痛になってしまったが、今日は文章にまとめたおかげで少しマシな気分で意識の消失を待てそうだ。
中身もなければ明るくなるような文章でもなくて申し訳ない。たぶん、起きた後はもう少しマシな気分になっていると思う。
呼んでくださった方、スキをくださる方、本当にありがとうございます。
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