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国際声明:スーダンの反戦闘争との連帯

原文:https://www.blackrosefed.org/solidarity-with-the-struggle-against-war-in-sudan/
原文掲載日:2025年12月11日

この声明はブラックローズ/ローサネグラ国際関係委員会のメンバーによって執筆され、組織的アナキズム国際調整機構(ICOA)の加盟組織に承認されたものである。

ブラックローズ/ローサネグラは引き続き「スーダンのアナキスト゠グループ」(AGS)のメンバーと緊密に協力し、彼等による現地で行われている組織化活動と教育活動を支援している。


エル‐ファーシルの陥落と共に、世界はスーダンで展開する恐るべき大量虐殺を垣間見た。2019年のスーダン革命に対する権威主義的反動から、双子の怪物が出現し、この国を貪り食い、宇宙から見えるほど巨大な血痕を残している。

即応支援部隊(RSF)とスーダン国軍(SAF)が2023年4月に内戦を開始して以降、スーダンでは15万人以上が死亡した。戦争により1200万人が住まいを追われ、世界最悪の人道危機の一つを引き起こしている。RSFの攻撃は黒人で肌の色の濃い非アラブ系住民を繰り返し標的としており、その支配欲の背後に潜む人種差別的かつ大量虐殺的な意図を露呈している。

RSFによるエル‐ファーシルの占領に伴い、女性と子どもに対して大規模な性暴力が加えられている。医療施設と医療従事者が標的にされている。若い女性達が一斉に連行されて暴行されたという報告もある。こうしたパターンは過去の大量虐殺キャンペーンにおいて見られていたものと一致している。

報道はRSFの大量虐殺的暴走で溢れているが、前線の反対側ではSAFが殺害を実行し、拘禁中の活動家を失踪させ、イスラム主義ギャングが台頭して人々を恐怖に陥れることを可能にしている。SAF支配地域には安定が見られているものの、それは血塗られた独裁政権による見せかけの安定に過ぎない。

こうした進行中の残虐行為に直面し、我々はエル‐ファーシルで殉難した「スーダンのアナキスト゠グループ」の4人の同志達--ファイサル゠アダム゠アリ、ラドワン゠アブデル゠ジャッバール(「カフラバ」)、アダム゠キビール゠ムサ、アブデル゠ガッファール゠アル‐ターヒル(「アル‐シニ」)--の記憶を称える。我々はスーダンの平和を求めて闘争する人々との積極的な連帯を呼び掛ける。同志達は次のように述べていた。

「権力との直接闘争は、甚大な代償を伴います。それは命と自由です。スーダンにいるあなた方の同志達は沈黙を拒みました。これこそが革命家の本質です。私達は平和を望み、平和を求め、戦争の拒否を呼び掛けています。しかし、スーダンの人種差別的権力の最も恐るべき姿・帝国主義的支配・国際的対立が現実のものとして現れています。だからこそ私達は、世界中で支援キャンペーンを拡大するよう求めるのです。現地の同志達は私達に連帯を求める正当な権利を持っています。エル‐ファシールを防衛する彼等の闘いは、全ての革命家を防衛する闘いなのです。」

停戦支持を標榜するエジプト・米国・サウジアラビアなどの政府は、その約束を履行できず、スーダン民衆を保護するために何の措置も講じなかった。エル‐ファシ―ルで起きたことは予想されていた。それは、意味ある行動が一切とられなかったためである。

スーダン民衆が紛争の恐怖から逃れて安全を求めようとすると、彼等は北アフリカ・中東・欧州など、行く先々の国境で敵対的な対応に直面する。スーダン難民の受け入れを拒み、彼等に飢餓と虐殺を強いる国々の国境政策は、現在も続く暴力の重要な構成要素と認識されねばならない。そして、トランプが南スーダン人の「一時保護ステータス」を終了させる一方で、白人アフリカーナーを南アフリカにおける虚構の「大量虐殺」の被害者として受け入れている今、この国境制度の根底に人種差別があることは否定できない。

それでもスーダン民衆は蛮行に抗し、こうした情況下でも自由を求める闘いを推進している。厳しい情況にもかかわらず、残存する革命的地区評議会・独立抵抗民兵団・炊き出し所を通じて、抵抗はスーダンで生き続けている。「スーダンのアナキスト゠グループ」拙訳)の同志達は、2023年に内戦が始まる前の革命闘争を通じて鍛えられた革命的闘志を体現している。スーダン国外にいる人々は、戦争に反対するだけでなく、スーダンの被支配階級の独立組織と実際に連携する活動も行うべきである。とりわけ我々は、アナキストの連帯を呼び掛け、「スーダンのアナキスト゠グループ」の支援を求める。

スーダンの戦争は国外権力の関与なくして継続し得ない。数世代に渡り、アフリカは植民地的争奪の舞台であり、外国勢力は自国の利益のためにこの大陸の天然資源を分割してきた。アフリカへの植民地的手法は今尚強力に存続している。しかし、米国の世界覇権が衰退するにつれ、新たな地域的権力がこの地に参入し、アフリカの一部を奪い合おうとしている。スーダンにおける虐殺を推進する主要な外的原動力は、SAFを支援するエジプトとサウジアラビア、そしてRSFを支援するアラブ首長国連邦(UAE、ドバイとアブダビを拠点とする)である。UAEはスーダン内戦における最大の外国権力と考えられる。

UAEはRSFにドローンを無制限に供給しており、その見返りは極めて明白である。2022年にスーダンから約23億ドル相当の金を得ただけでなく、農産物やその他の天然資源も手に入れている。スーダンの人々が餓死している間に、数十億ドルの金が密輸され、戦争資金となり、世界資本にとって新たな利益をもたらしている。エル‐ファシ―ルにおける大量虐殺にUAEが加担していることは明白であり、驚くべきことではない。この国は、20世紀半ばまで黒人アフリカ人奴隷労働を使用し続け、現在も黒人や南アジア系移民労働者に対する極度に集約的な人種差別的搾取に依存し続けている。

RSFには事務所も大使館も存在しないが、UAEは世界中に政治的・ビジネス的利害関係を有している。観光業がUAEのGDPの13%を占めているため、世界世論はUAE経済に実質的な影響を及ぼし、対外政策決定の見直しを迫ることができる。UAEは原油収入への依存から脱却し、自国経済を多様化し続ける必要があると理解しており、そのため観光業と投資を促進することで公的イメージ改善のために巨額の出資を行っている。例えば、「ドバイ゠チョコレート」ブームはUAE政府によって入念に推進され、その結果、人々は「ドバイ」と聞くと、国内の奴隷労働と海外での大量虐殺に基づく抑圧的独裁政権ではなく、豪華でエキゾチックな菓子を思い浮かべるようになっている。労働者階級組織は、UAE利権の目に見える拠点を標的にし、反黒人大量虐殺における彼等の役割に注目を集め、自己宣伝による虚偽の物語を打破し、強大な経済的影響を引き起こすことができるのだ。

もちろん、UAEだけが唯一の共犯者ではない。同志達の報告によれば、UAE経由と考えられる英国製兵器がスーダンで発見されている。我々は、スーダンの交戦勢力に兵器を供給している全ての国に対し、武器禁輸措置を施行するよう圧力を掛けねばならない。英国もまた歴史的共犯関係にある。RSF部隊の反黒人差別は、英国によるスーダンの分断統治的植民支配の遺産に基づいている。

パレスチナ連帯運動を通じて、国際連帯の真の要諦は、労働者階級の組織的権力と政治意識の構築にあることが明らかになった。大衆組織の力がなければ、国際連帯は、問題から問題へと移動する少数の活動家サークルに過ぎず、ただ「意識を高める」ことに留まり、実質的な影響を及ぼさない。イタリアの港湾労働者ストライキを可能にしたのは、数十年にわたる階級闘争だった。そうだとしても彼等は、階級権力の構築を多くの闘争を通じて献身的に時間を掛けて深く根付かせ、有意義な国際連帯を実践する力を生み出したのだ。スーダンの自由のために我々がなし得る最も効果的なことは、グローバルな人種差別帝国主義戦争機構に抗し、自国で革命のために闘うことである。

被支配階級と我々の革命組織がグローバルに連帯すれば、スーダンで自由と生存のために闘う同志達を支援し、大量虐殺を阻止し、戦争を終結させ、スーダン革命という未完の課題を継続することが可能となるのだ。

組織的アナキズム国際調整機構の以下の加盟組織が署名している:

  • 아나키스트 연대 (Anarchist Yondae)

  • ACF – Anarchist Communist Federation

  • ACG – Anarchist Communist Group

  • BRRN – Black Rose Anarchist Federation / Federación Anarquista Rosa Negra

  • CAB – Coordenação Anarquista Brasileira

  • Die Plattform

  • Embat

  • FAR – Federación Anarquista de Rosario

  • FAS – Federación Anarquista Santiago

  • FAU – Federación Anarquista Uruguaya

  • La Tordo Negro – organización anarquista entrerriana

  • Midada

  • OAC – Organización Anarquista de Córdoba

  • OASC – Organización Anarquista de Santa Cruz

  • OAT – Organización Anarquista de Tucumán

  • ORA – Organización Resistencia Anarquista (Buenos Aires)

  • Organización Impulso Anarquista (Neuquén-Río Negro)

  • TA – Tekoşîna Anarşîst

  • UCL – Union Communiste Libertaire

  • Vía Libre Grupo Libertario

  • Anarchist Group in Sudan