アラサー独身、移住計画中
「とにかく逃げたい。」
初めはそう思って始めたリゾバ。
「あ、私は留学したいんだった。」
ふと思い出してオーストラリアへ旅立った。
たったの半年。でも価値のある半年を過ごして、私は帰国した。
「海が近い生活は心が落ち着いていた気がする。」
そう実感して、私は移住を決めた。
これは、現在も「移住計画」を進めている私の、ちょっとしたひとりごと。
まだ見つからない「居場所」
結論から話せば、
私の移住計画はまったく進んでいない。
・・・いや、少しだけ進んでいるのかも。
条件はある程度絞っていて、候補地の海沿いの地域を中心に物件や求人を見ている。
現在、車を所有していない私が最も重視しているのは「周辺環境の便利さ」だ。
「現実は・・・こんな感じかあ。」
海が近くて、駅からそこまで離れていない、もしくは公共交通機関の心配が少ない地域を中心に見ていると出てくる車問題。
都市部は便利だし、求人や物件も選り好みしなければ多い——けれど、人の多さに疲れてしまう。
一方、地方は不便さはあれど自然があって心地がいい——けれど、車の有無で生活のしやすさが段違い。
車はいずれ必要になるだろうと思い、去年免許を取得した。
でも、肝心の自家用車はまだ。それが問題だった。
「車があればこの地域でもいいんだけど。」
そう思うことは少なくない。
しかし、課題はそれだけではない。
私は「関東圏」以外をよく知らない。
頼りになるのは、旅行会社時代の知識とネット上の情報だけ。
添乗員時代にそれなりの県を制覇しているはずだが、悲しいほど脳みその中に情報が残っていない。
だから、このリゾバはいい手段だ。
滞在中に物件巡りや土地の感じを確認できる。
最高である。
問題は転職だが・・・それは焦っても仕方がないので頑張っていく。
初めましての環境が
少しずつ好きになってきた
リゾバ先でたまに聞かれる。
「いろんなところに行けるのは羨ましいけど、1から仕事内容を覚えるのってめんどうじゃない?」
その気持ち、分かる——なんて思いながら私はこう返答する。
「うん、めんどうだよ。」
嘘偽りなく。これは本音だ。
誰だってそうだろう。
せっかく覚えた仕事内容を消して、また覚え直すなんて。
めんどう以外の何者でもない。
しかし、意外と楽しいのだ。
本当か疑うかもしれない。
けれど、これは事実。
「新しい知識」に出会えたとき
私は「楽しい」感じる
それ以外は普通だ。
テンションが上がることは少ない。
「学んでいる」という感覚が、私にとって楽しさを覚える瞬間なのだとリゾバ歴2年にして思う。
勉強は不得意なのにね。面白い。
知らない人や土地に
触れるのも好きになった
私は人見知りだ。
これを言うと、関わった人ほぼ全員から「嘘でしょ?」と言われる。
多分、以前より愛想よく振る舞えるようになったからだと思う。
仕事モードになれば初対面の人とも話せるし、冗談を言うこともできる・・・が、プライベートとなれば別だ。
ズカズカと私のパーソナルスペースに入られるのは嫌いだし、延々と話をしたりされたりも苦手。
ある程度の交流を経て、ようやく「一緒に」何かをすることが苦じゃなくなる。そんな感じ。
だからこそ驚くんだと思う。
そんなんで人見知りなのか、と。
私も随分とレベルアップしたもんだ。
今までなら不機嫌なのか聞かれるくらい表情筋が仕事しなかったのに。
ゲラゲラ笑えるようになったんだから。
このnoteを書きながら、どうしてそうなれたのかを分析して「ひとつの答え」に辿り着いた。
相手は「私を」知らないし
「私も」相手を知らないからだ、と。
だから背伸びしなくていいんだと思う。
何年も仕事をするってなれば、多分私は自分をより良く見せようとする。
めんどうなメイクも頑張るし、服装も頑張る。
常に気を張って周囲を見て、自分の役割を探し続けていたと思う。
だけど「知らない場所」に行くと、無駄に入っていた肩の力が自然と抜けるようになったのだ。
まあ、つい最近ようやくって感じだけど。
そんな変化を経て、私は知らない人や土地に触れることが怖くなくなって、むしろ好きと感じるようにまでレベルアップした。
根っこはインドアのまま
とはいえ、私の性格は変わらない。
相変わらず人見知りだし、飽き性だし、でも興味があるとすぐ飛びつくし、かと思ったら部屋から一歩も出ないでゴロゴロするし。
部屋の中で熱唱したり、GADOROを聴きながら筋トレしたり、急に思い立って料理を始める。
そんでまた飽きて・・・そんな感じ。
そこに、「ちょっと1人行動ができるようになった」が加わっただけ。
これは能力というよりも称号かな。ゲームで見かける、名前の上とかに付けれらるやつ。
1人行動できるようになったから、周囲の景色を見るのが楽しい。
人の好き嫌いを考慮せずに食事が楽しめるし、行きたい場所に行くことができる。
でも、インドアはインドア。
休日のお出かけは何日も前から計画して、気持ちを徐々に「出かける」に近づけないと布団から抜け出せない。
なんか、こうやって文字に起こすと私ってとんでもない人間だな。
キャビンゼロを背負ってルンルン気分で各地を放浪していることが不思議なくらいだ。
新しい場所に行くといつも思う
「いい出会いや経験ができるかな?」
そんなことを思いながら、いつも新幹線や特急に乗る。
アルコールを片手に車窓の景色を眺めて、大丈夫かと不安にもなる。
終わる頃には「来て良かったなあ。」と思うんだけどね。
私の最初はいつもそんな感じ。
私にとってのいい出会いとは。
それは、自分に刺激を与えてくれるか否か。
私にとってのいい経験とは。
それは、自分が成長できるか否か。
人でも場所でもなんでも。そこらへんの虫でもいい。
私が「いい出会いだった。」「経験できて良かった。」と思えるなら、それはもうリゾバの成功なのである。
ちなみに、虫を躊躇なくコロコロで潰せるようになったので、静岡でのリゾバはいい経験だった。
私は「コロコロの使い手」という、新しい称号まで手に入れたらしい。
3ヶ月の滞在が
「居場所」になれるように
毎回3ヶ月の契約で各地を転々とする。
でも、いつかその3ヶ月が無期限の滞在になれるように。
私は今日もキャビンゼロと一緒に放浪している。
「次もリゾバ行くよ。」
そう言っていたリゾバ歴2桁の猛者から教わった、自分の信念を貫く大切さ。
「地元に帰って就職する。」
そう言って帰って行ったリゾバ仲間から教わった、自分の居場所がある安心感と引き際の見極め。
「自由に生きることは、自分に責任を持つこと。」
理想を語るだけの私に厳しくも温かい言葉をくれた、人生の先輩。
少しずつだけど、私の価値観や考え方は変わっている。
noteの目標もそうだし、人生の目標もそう。
まだリゾバをやめる気はないけれど、「居場所」探しをやめる気もない。
前と同じように妥協して痛い目を見るくらいなら、とことん突き詰めていきたい。
どこまで行けるか、それは私も神様も分からない。
分からないことを悩んでも仕方がないので、カフェラテを飲みながらキーボードをカタカタする。
今の想いを忘れないように。
私にもあなたにも。
自分にとって心地のいい場所が見つかるといいな。
Bamirah
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