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究極の価値【肯定心理学からの提言1-2-1】


この記事は、肯定心理学からの提言として連続性のあるものです。ご興味があればお読みください。
肯定心理学に関しましては、こちらのマガジンにまとめてあります。

この記事は約4分でお読みいただけます♪


究極の価値

人間の究極の目標 

「どうしてお金持ちになりたいの?」
「どうして長期休暇で海外旅行がしたいの?」
「どうして彼と付き合いたいの?」
「どうしてあの高級車が欲しいの?」
「どうして豪邸に住みたいの?」

このような質問ならずっと、
永遠にでも続けることができるな

でも、
もしその質問の答えに
「幸せになりたいから・・・」
なんて答えられたら、もうそれ以上、質問なんてできなくなる。

だって、「幸せになる」って、すべての人がもつ本質的な欲求だからね
その答えの究極性に挑戦できるなんて人はいないだろ


幸せは私たちの究極の目標なんだ。
ほかの目標なんて、そこに行きつくための段階であり手段でしかない。


デービッド・ヒューム

それでは考えてみてほしい

まずはこの3つをよく読んで
成功するために必要な資質はすべて人間の中にある
・生きる意義と喜びをもたらすものが幸福にしてくれる
・お金や名声ではなく、幸せこそが究極の価値である

それでは、現在、あなたに最も価値をもたらせてくれるものは?
ちゃんと考えて欲しい
大事なことだからね


企業がその人の価値を評価するのに用いられるのはお金だ
しかし、人にとって「幸せ」こそが究極の価値なんだ。
だから、すべてのことは「幸福」に回帰すると思っている。

これはとても重要なことなんだけど、きちんと深いところで読んで落とし込んでくれれば嬉しい。

ちょっとくどく言っておく!

富や名声が、もし幸せにまったく貢献しないものだったら、それを追い求める理由はなくなる
ビジネスでは、資産が現金に換算されて初めて価値をもつ。

それと同じように人生では富や名声は「幸福」に換算されてはじめて価値をもつものだ。

「幸福」を究極の価値であると、受け入れたときから、ぼくたちの考え方は劇的に変えることができる。

幸せとは、どんな経験の評価にも利用可能な究極の価値だ。


カール・ユング

幸せは人間が受け取る最も価値のあるもの
幸せは私たちにとって他のあらゆる目標の先にある目標であり 
私たちの行動の究極的な決定要素となってしかるべきものである。


お金は衣食住や妥当な教育に必要なものを除けば単なる手段に他ならない。
なのに、人は手段と目標を混同し
「幸福」(目標)を「お金」(手段)のために犠牲にしてしまうことがある。

これは物質的な富が、究極の目標の地位に押し上げられている時に起こることで、現代社会の中ではあまりにも頻繁にみられる現象となっている。

だからといって、物質的な富を否定はしない
物質的な富は個人のみならず社会全体を幸せにすることに貢献するものでもあるのだから。

しかしながら、価値があるのはお金自体ではない
それが人にもたらせてくれる幸せな体験に価値があるわけだ。
物質的な富自体は必ずしも意義を発生させない
喜びとも直結していない。

数々の研究が、「富と幸せの関係」は多く人が考えてきたものとは全く異なったものであることを明らかにしている

「基本的なニーズが満たされている人々にとって、物質的な富と幸せの結びつきは極めて薄いものである」
と、心理学者のデ-ビット・マイヤーズは突き止めた。

ほとんどの国において、
人々の暮らしは50年前よりもはるかに豊かになっているのに、
人々が感じている幸せのレベルは50年前とまったく変わっていないか低下しているかのどちらかなのだ!

「高収入が幸せと直結しているという信念は広く行き渡っているが実はそれは錯覚である」
これは心理学者:ダニエル・カーネマンの言葉だ。

ポジティブ心理学は思い込みや理屈の学問ではない
きちんとした調査や研究に基づいた学問だ
以下のことも明らかにされている。

収入が平均以上の人々は生活に比較的満足している。
しかし、日々の暮らしの中で平均以下の収入の人々よりも大きな幸せを感じているかというと、
そういう傾向はほとんどなく、
かえってより緊張傾向にあり、心から楽しめる活動により多くの時間を費やしているわけではない。 

加えて収入がもたらす満足感は一時的なもののようだ。 
収入による幸せへの貢献を人々が誇張してきたのは、ひとつには彼らが概して自分または他人の人生を評価する時に外部的成果にばかり目を奪われる傾向にあるからだと思われる。

そして、
驚いたことに、この世界に住む多くの人たちが物質的な豊かさを達成した後でそれを追求していた頃よりも深い憂鬱を感じている。

出世競争型人間(わからなければ前記事を読んでください)は自分の今の活動は未来の利益につながっているという希望に支えられ努力する。
ところがいざ目的地に到着すると物質的な豊かさは決して自分を幸せにしないことに気づくことになる。

その時、彼らは自分を支えてくれるものを何も持たず、彼らの心は絶望と無力感で満たされてしまう。
もはや彼らには楽しみにするものなどない。
幸せな未来を展開させてくれるものがないのだから。

大きな成功を遂げた人たちが、うつ状態に陥り、アルコールや麻薬に溺れていった例は数限りなくある。
皮肉なことに成功は彼らを不幸せにしてしまったわけだ。

夢を現実にする前も彼らは不幸だったのかもしれない。 
しかしその頃は
「あそこにたどり着きさえすれば自分は幸せになれる」
という信念に支えられていたのだろう。


そして彼らはたどり着いた。
ところが彼らが期待していた「あそこ」はどこにもなかった。

成功が幸せを運んでくるという幻想から目覚めた時
「ここはどこ?わたしはだれ?」っと
自分が払い続けてきた膨大な量の努力と犠牲
それが究極の価値をもたらせてくれなかったことに気づく。
 
そして「学習性無力感」の中へと落ち込んでいくことになる
悲観主義に陥り
自分を幸せにしてくれるものなどどこにもないという思いにどっぷりとつかってしまう。
しかし、それでもなお不幸せな状況から抜け出そうとして安易で破壊的な手段にでる。 

では、物理的な富が幸せをもたらすことなどないのに、
人々はなぜこの幻想にしがみついているのか?

裕福になることが、
意義と喜びを見いだすことよりもこんなに優先されているのはなぜなのか?

明日に続く・・・


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