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人間は果てしなく幸せになれる【肯定心理学からの提言1-1-1】

この記事は、ポジティブ心理学を基礎としたわたしなりの、
「幸福学」についての話しの始まり部分です。
これらの記事を継続的に読むことによって「幸福」の在りかを明確にしていきます。ご興味がある方はどうぞお読みください。

この記事は約4分でお読みいただけます!


「人間はどうしたら幸せに生きられるのだろう」という素朴で永遠の課題


人はいつ、どこに住んでいようと
幸せへの鍵を探し続けてきたようだ

(※1)プラトンは、よりよい人生創りに関する研究を制度化した。
そこで優等生のアリストテレスも、
リュケイオンとして知られる先鋭的な学園を設立し、
幸せな人生に関する彼自身の解釈を普及させようとした。

また、アジアでは、孔子が村を渡り歩き、
幸せになるための方法を人々に伝えた。

よりよい人生への興味とそれに関する研究は、
明らかに時間と場所を超越したものだったといえる。

この哲学的な探求こそが学問の元祖だ。

※1 プラトンは紀元前427年頃に生まれ、紀元前347年頃に亡くなった、古代ギリシアの哲学者

そうだ、人間とは考える葦であり

人としてどうしたら幸福で生きられるのか?

これこそ、学問の出発点だとぼくは勝手におもっている。

ちなみに、現代の日本の現実
日本のうつ病患者数は、ある調査によると、
1993年には約13万3千人、
2014年には約72万9千人に増加している。
別の情報源では、
1996年の精神疾患全体の患者数が約40万人であったのに対し、
2022年には150万人以上に増加したと推計されている。
もちろん、うつ症状があっても病院に行かない方も大勢いる。
だから、実際はもっともっと多いはずだ。
ぼくもそのなかのひとりである。
そしてまた、鬱病者は低年齢化している。
経済発展は急成長、発展しているのに対して、
精神疾患も急増しているのが実情


現代人は明らかに先行した多くの時代の人たちよりも物質的には豊かになっている。

だというのに、心理的には、先人よりも貧しくなっているようだ
これは悲しい現実

(※2)ミハイ・チクセントミハイは,
「私たちは今、こんなに豊かになっているのに、なぜ幸せではないのだろうか?」
という複雑な思考が必要な単純な問いを発している。

※2 ミハイ・チクセントミハイ(Mihaly Csikszentmihalyi)は、ハンガリー出身の心理学者です。特に、「フロー体験」という心の状態について研究し、提唱したことで知られています。「フロー」はほぼ同じ意味でスポーツでは「ゾーン」と呼ばれることが一般的

ポジティブ心理学とは

このパラドックスを解明するために、多くの人がポジティブ心理学に期待をもって追及する研究がなされている。

ポジティブ心理学は1998年にアメリカ心理学会の会長のマーティン・セリグマンが提唱しためちゃ新しい心理学
「人間の最適機能に関する科学的研究」
まだ20歳代の若者のような学問だ

しかしながらそれまでの心理学の視点を変えることにより、
より前向きに心理学を捉えた。

従来の心理学は【心の病】に焦点を当ててきた。
肯定心理学は【心の健康】に焦点を当てたもの。
当時、幸せに関する研究はポップ心理学(通俗的な心理学)で、自己啓発書やセミナーに多くの人が群がっていた。その内容は楽しく魅力的ではあるものの、多くのものが根拠がとても曖昧なものだった。
その対極にあったのが伝統的な心理学。科学的な調査、研究という確かな根拠があるものの、その内容からは楽しさからはほど遠く親しみにくいもので社会的に脚光を浴びるものではなかった。
そんななかで肯定心理学は、「科学界の厳格さと自己啓発運動の楽しさ」の間のギャップを埋めることが目的のひとつでもある。

それは心理学というより、
現代の科学を裏付けに証明していく幸福学であるとぼくは考えている。

これは人類最古の学問であり、現代最新の科学でもある
人間の普遍のテーマ「幸福」についての永遠の学問だ

オリバー・ウェンデル・ホームズ

ポジティブ心理学は、現象の奥の奥まで徹底して調査したあとで、親しみやすいアイディアと現実的な理論、効果的で単純なテクニックと実用的な助言をたずさえて、いわば複雑なものの向こう側の単純さだ。
これはとても大変な研究と調査から明らかにされている幸福になるための現在の幸福学だと考える。

この事実をぼくは明らかにしていく

この学問は、社会学者や哲学者たちの協力も得て、多くの時間と労力を費やし、幸せな人生のエッセンスを濃縮することで、複雑なものの向こう側にある単純さへと到達したもの。

これにより、より幸せな、より満ち足りた人生へと向かうあなたの歩みを確実に加速してくれるはずだと信じている。


「私は幸せなのだろうか?」

という白か黒かといったような二者択一的アプローチは消極的な質問であり、その根底には、「人間は幸せになるか不幸になるかのどちらかである」という思考が存在している。

それに従えば、幸せという終着点があり、そのポイントに到達した時点で、よりよい人生を追求する私たちの旅は終了することになってしまう。
でも、そんなポイントは存在しない。

そして、それが存在すると信じつづけることは、不満足と失望に囚われて生き続けることに繋がる。

私たちは常により幸せになれる。
常に完璧な幸せを体験していて、目指すべきものが何もなくなっている人間などひとりもいない。

したがって、
「私は幸せなのだろうか?」
よりも
「私はどうしたらもっと幸せになれるだろう?」
のほうが誰にとっても、はるかに有益な自問だといえる。

この問いは、「幸せは限りのない資源である」という事実を基盤にしている。

幸せとは、限りのない資源だ。

だから幸せを追求する作業は、
特定のポイントを目指すものなどではなく、
無限に持続しうるプロセスなのだ。

有意義な変化には近道はない。
まず第一に自分で考えることが必要だ。

吸収したこと、問いかけられたことに、一旦、進行を止め思考すること。

いろいろなワークをすること。
そうでなければ、漠然としたもののままで、すぐに忘れ去られるものになる。

そして、それを実行に移すことが求められる。

このいろいろなアイディアを十分に多くの人たちが理解し、実践するようになったとしたら、そのときに私たちが見る世界は、幸せのみならず、深い思いやりと平和にも満ち溢れているはずだ。

大きな目標を成し遂げて大きな歓喜を味わっても 、
その後には大きな憂鬱がやってくる。
人間はそういう風にできている 。
だから ドーパミンは 発動しすぎた後には
必ず欠乏して憂鬱がやってくることになる。

願いが叶ったのに期待したほどの喜びを手にできなかった 
あるいは喜びがすぐに消えてしまった 
そのような体験はないだろうか?

明日に続く・・・


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