「Hiro Maniax -セガ サウンド ヒストリア-」09 ダイナマイトダックス:ハッピー伝説
セガサウンド・Hiro師匠の回顧録コラム9回目です!
FM音源や体感ゲームなどで数々の名曲を生み出したHiro師匠は、2024年にセガ入社40年を迎えました。その歩みを自ら語る回顧録シリーズ「Hiro Maniax-セガサウンドヒストリア-」が『Beep21』で連載中です。
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1. ダイナマイトダックス(1988年12月リリース)
原 「ダイナマイトダックス」は、アヒルを主人公にしたアクションゲームですね。

Hiro 実は「ダイナマイトダックス」の資料の表紙に「BINBIN」って書いてあるんですけど、これは敏ちゃんなんです。
原 「スペースハリアー」「アウトラン」「アフターバーナー」で一緒だった三船敏さんですね。
Hiro はい。さっき(連載第8回参照)「パワードリフト」でルーシーの話をしましたが、ルーシーという名前を付けたデザイナーが「敏ちゃんは鳥に似てる」って言って作られたキャラクターなんです。なので、「ダイナマイトダックス」の主人公のモデルは敏ちゃんです。

原 この「ダイナマイトダックス」はスタジオ128(イチニッパ)がセガ本社に戻って、8研(第八研究開発部)になる頃に作られたゲームですよね。
Hiro そうですね。結構人数が増えてきた頃です。
原 開発のメインスタッフとしては、プログラマーが三船さん、デザイナーが「パワードリフト」でルーシーという名前を付けた方で、後に「ヴァーミリオン」「レンタヒーロー」に参加された浜田清さんのようですね。ディレクターというかプロジェクトリーダー的な役割はどなたが担当されたんでしょうか?
Hiro このプロジェクトは敏ちゃん主体でやっていました。当時はディレクターやプロデューサーはいないんですよ。スタッフが分かる資料としてオーダー表が残っています。
原 オーダー表というのは?
Hiro プロジェクトが始まったときに、誰が何をやるのかが書いてあるんです。企画が浜田さんと裕(鈴木裕)さん。ソフト(プログラマー)は敏ちゃんと木村(智治)。木村は「アフターバーナー」あたりから参加していますね。サウンドは私。デザインが浜田さん。その他、コーディネートという欄にも裕さんの名前があります。裕さんが何をやったのかはよく分からない(笑)。
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