日々是分岐─セガサターン名作「街」の総監督が語るサウンドノベル回顧録・第二十四回「サウンドノベルの愛とか顔とか
セガサターンの名作「街」の総監督を務めた麻野一哉氏自らが、当時の開発の裏話を回顧録として綴っていく連載コラム「日々是分岐」。
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第二十四回目はサウンドノベルにおける愛とゲームの顔の話について麻野氏が振り返ります。ぜひご覧ください。
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25.愛とか顔とか
「シナリオの段階的解放」によって、ギャグ編の追加が可能になったのだが、その勢いで、「ちょっとエッチな話もいれよう」ということになった。ピンク編の誕生だ。これも、ギャグ編同様、長坂(秀佳)さんが書くことになるのだが、印象深い話がある。
ある日、いつものように東新宿のビルの10Fの会議室でシナリオの会議をしていると、長坂さんが妙に真剣な表情で、こう言った。
「やっぱりさあ……最後は、愛だと思うんだよね」
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