「IPPOの一曲即発〜あのころのワタシ〜」 #09 島流しと言われた頃
セガの家庭用ゲーム機初期の風景を回顧する連載9回目です!
マスターシステム版「イース」の移植や海外マスターシステム作品、メガドライブ時代には「時の継承者 ファンタシースターIII」「ファンタシースター ~千年紀の終りに~」や「大魔界村」の移植、「炎の闘球児 ドッジ弾平」などを手がけた元セガのサウンドクリエイター・IPPO(沼田出穂)さんがセガ家庭用ゲーム機のエピソードを綴っていく連載第9回目。
▼前回のコラムはこちらから!
今回は「炎の闘球児 ドッジ弾平」と、IPPOさんがヘルプで関わったタイトルについて語られます。ぜひご覧ください!
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皆様いかがお過ごしでしょうか、IPPOです。Beep21さんでの連載も9回目となりました。今回もまた、あの頃の事を思い出しながら書いてみようと思います。
これまでの回顧録に書いてこなかったプロジェクトは何本もあるのですが、どれもお話しできるようなネタがそれほどなく、文章にしても連載1回分には足りないなあ…という感じだったのです。今回はそれをまとめて「小ネタ集」として書いてみようかなと思い、まずはそれらをノートに書き出してみたところ、共通点が見つかりました。それは、
全て『コンシューマ島流し』の頃のプロジェクト
だったと言うことです。
まずはその『コンシューマ島流し』という、かなりどうでもいいことからお話ししてみようと思います。
コンシューマ島流し
当時、セガ本社の隣に物流棟という建物があったのですが、それを取り壊して新しく“新本社”を建てるための工事が始まるという時期でした。

そのためにコンシューマ(家庭用)部隊は大移動となり、その引っ越し先が大田区東海にある島でした。島と呼んで差し支えないだろうと思うのですが、どうでしょう… 島よね? あれ。ちなみに大田市場がある所です。
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