見出し画像

『Beep21』真・セガハード列伝 ─ マルコン開発物語・第2話─セガ初のアナログ入力デバイスの開発─


まえがき

前回は、NINTENDO64とアナログコントローラー発表の衝撃から急遽きゅうきょ立ち上がったセガサターン用アナログコントローラー開発プロジェクト「C-01」の始動までをお伝えしました。

本格的に開発が始まったマルコン。まず着手をしたのは、アナログ入力デバイスの開発からでした。

◆第1話より史実の整理◆

  • 1995年11月24日

    • ファミコンスペースワールド'95でNINTENDO64発表

    • アナログコントローラとプレイアブルなスーパーマリオ64を初公開

  • 1995年12月5日

    • NiGHTS開発チームを中心にソフト開発部門でアナログコントローラーの企画が話し合われる

    • 開発中のNiGHTSナイツをアナログコントローラー対応とし、アナログコントローラー「C-01」の開発がスタート(第1話)

  • 1995年12月14日

    • 任天堂本社にて、NINTENDO64の説明会を開催

  • 1996年3月8日

    • NINTENDO64発売延期発表。※4月21日から6月23日発売へ

  • 1996年6月23日

    • NINTENDO64発売。「スーパーマリオ64」発売

  • 1996年7月5日

    • セガサターン「NiGHTS」発売

    • アナログコントローラー「セガマルチコントローラー」発売

NINTENDO64の「スーパーマリオ64」発表と、「NiGHTSナイツ」の企画がきっかけで、セガマルチコントローラー(マルコン)の開発が始まりました。だから、すべての起点は1995年11月24日のNINTENDO64の発表にあったと言えます。ここからセガのマルコンの開発が始まっているのですが、わずか約7ヵ月で店頭にマルコンの商品を並べた...というのは、今考えても信じられない速さだったと思います。

そんなマルコンの開発の舞台裏の連載シリーズ第2回目をお届けします。
ぜひご覧ください!

「真・セガハード列伝」ナビゲーター・戸崎健司(とさきけんじ)。『Beep21』の真・セガハード列伝の企画兼ナビゲーター。セガでコンシューマゲーム機の開発部門に所属し、周辺機器などの開発を担当。セガ入社はメガドライブが発売された1988年。セガ退職はドリームキャスト撤退時の2001年。13年間セガのハード開発部門に在籍した当時の話はこちらの記事で掲載中。

▼本記事はこちらからご覧いただけます!

◆「2025年間購読版」でご覧いただくと、お得に1年分の記事を読み返すことができます。ぜひこちらもからご覧ください!

※本記事はこちらからもお楽しみいただけます(※上記の「2025年間購読版」は購入後もずっと記事を保存できますのでおすすめです)。

NINTENDO64コントローラーのアナログスティックについて

最初に、NINTENDO64のアナログスティック(3Dサンディスティック)について解説します。

ここから先は

11,057字 / 9画像

■サブスク版 毎週Beep21とは 伝説のゲーム誌が21世紀の2021年に奇跡の復活を遂げた『Bee…

サブスク版 毎週Beep21

¥500 / 月

最終定価は3,980円を予定していますが、当面は2,980円の期間限定価格で提供します。記事は定期的に増えていきますが、過去のセガハード関連記事の全ても収録しています。複数年にわたる記事もすべて読むことができますので、セガハード関連記事を読みたい方にオススメです。

歴代セガハードの開発者たちが一堂に会し、超ロングインタビューを敢行。当時の話を1人の開発者だけに聞くのではなく、複数の関係者の証言を集める…

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで
「2025年間購読版」は、過去の年間購読版よりお得な価格の3,980円で販売中です! 一度買えば買い逃しなく2025年すべての記事が収録されていく、お得な2025年間購読マガジンをぜひお求めください!

伝説のゲーム誌『Beep』が2021年に21世紀仕様になって4年目に突入! 『Beep21』は他では読めない独自取材記事と当時の関係者によ…

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?