SKY-HIの講評を分析する- ① ラスピファイナリスト(YUTA・KEI・RAIKI・TAICHI・KANTA)
BMSGのオーディション「THE LAST PIECE」の放送開始から1年が経ちました。
当時からやってみたかったのはSKY-HIの講評を分析すること。
これからBMSGからのデビューを目指すTRAINEEを中心に、SKY-HIからどんなアーティストになることを期待されているのか探っていきたいと思います。
分析対象は
・THE LAST PIECE(2025年)
・BMSG TRAINEE Camp 2024
・BMSG TRAINEE Camp 2023
動画の中で、SKY-HIが各参加者に伝えた講評やアドバイスを書き出し、ChatGPTを利用して客観的に分析を行いました。
【分析対象に画像や音声、パフォーマンス動画などは含みません。SKY-HIの発言の聞き取り、表示されたテロップのみを分析しています】
初回はTHE LAST PIECE ファイナリストの5人を分析していきたいと思います。
※トレーニー合宿への参加回数や取り上げられ方、オーディション中の講評の文字数と内容にそれぞれ違いがあるため、記事の長さが全メンバー均等では無いかもしれません
🪼YUTA

YUTAへの講評は、技術や完成度ではなく、
「本来の自分をどれだけ解放できるか」を
評価しているのが特徴です。
YUTAはオーディションを通して、
歌もダンスも高い評価を受け続けました。
しかしSKY-HIが見ていたのは、
そのスキルだけではありません。
「高い技術を持ちながら、その奥にある”本来のYUTA”が少しずつ表に出てくる過程」
をずっと見守っていたように感じます。
すでにトップクラスの実力を評価する一方で、
「そのスキルの先にある”素の自分”へたどり着くことで、本当の意味で代替不可能なアーティストへ完成していく存在」
という期待を強く抱いていたのではないでしょうか。
① 最初から「実力者」として見られていた
YUTAへの講評は、
2023年の段階から他のメンバーとは少し違います。
最初に出てくる言葉が、
「ダンスが素晴らしいのは知っていた」
つまりYUTAは、最初から
ダンスが武器であることを前提とした存在でした。
さらに歌についても、
「歌唱経験がなくできるのは才能」
「上等な引き出しが揃っている」
と評価されています。
つまりYUTAは、
トレーニーとしてのスタート地点から
「高い身体能力と感覚を持ったパフォーマー」
として見られていました。
② 最大の課題は「自分を見せよう」としてしまうこと
YUTAへの講評で最も繰り返されるのが、
「自分を見せようとしている」
という指摘です。
三次審査では、
「スキルを見せにいく瞬間が目につく」
という言葉が出ています。
これは技術不足という意味ではありません。
技術が高いからこそ、
“見せ方”まで上手くなってしまう。
だから、「今ここを魅せようとしている」
という意識まで伝わってしまう。
SKY-HIは、YUTAが持つ圧倒的な技術を否定しているのではなく、
その技術をもっと自然に音楽へ溶け込ませてほしい
と考えていたように思います。
③ SKY-HIが探していたのは「素のYUTA」
二次審査の講評は、
YUTAというアーティストを象徴しています。
「何者かになろうとせずに」
「ただ自分のまま立つ」
「本来持っているものを慈しむ」
ここで注目したいのは、SKY-HIが一度も
「新しい個性を見つけて欲しい」
とは言っていないことです。
むしろ、「足す」のではなく「引く」こと。
スキルも経験も十分ある。
だからこそ、余計なものを脱ぎ捨てた先にある
ありのままのYUTAを見たい。
それがSKY-HIの一貫した願いだったように感じます。
④ キーワードは「5歳児」
三次審査では、
非常に印象的な言葉が出てきます。
「5歳児の感覚」
「好きな曲が流れたらぴょんぴょん踊る」
SKY-HIはこれを、
最も強いアーティストの条件だと言っています。
つまり、技術より先にある
純粋に音楽が好きという衝動を見たかった。
だからSKY-HIは、
「もっと自由に音楽を楽しんでいい」
と伝え続けていたのでしょう。
⑤ すでに「YUTAというアーティスト」は完成し始めていた
クリエイティブ審査になると、
講評の雰囲気が変わります。
「毎回ワクワクしている」
「代替不可能」
「YUTAというアーティストにはもうなっている」
SKY-HIはYUTAに対して、
「もうアーティストである」という前提で話しています。
さらに、「癖を個性に昇華した」と評価されています。
弱点を消すのではなく、
自分だけの表現へ変えられる。
そこに、唯一無二のYUTAというアーティストを見出していたのでしょう。
⑥ 成長したのは「人間性」
YUTAの場合、技術面の成長はほとんど語られません。
代わりに増えていくのが、
「力が抜けてきた」
「笑顔が増えた」
「心のドアが開いた」
「音楽との距離が近くなった」
という言葉です。
つまりSKY-HIはYUTAの成長を、
スキルアップではなく「人間性の解放」
として見ていました。
⑦ オーディションを通して評価が変化した
YUTAへの講評は、
一本の物語のようにつながっています。
序盤は、「自分を見せようとしている」
中盤では、「癖を個性へ昇華した」
終盤では、「音楽との距離が近くなった」
そして最後には、「人間としても素晴らしい」
評価の軸が、技術から人格へ、
そしてアーティストそのものへと移っていく。
これは、SKY-HIが思い描いていたYUTA像へ、
着実に近づいていった証だと考えられます。
⑧ SKY-HIが見ていたYUTAの本質
最終審査前には、こんな言葉が送られています。
「もっと自分を愛してあげてほしい」
「愛されていい」
SKY-HIはYUTAを、
実力不足で悩んでいる人ではなく、
「十分な才能を持ちながら、その価値をまだ自分で信じ切れていない人」として見ていたのではないでしょうか。
最後まで求めたのは技術ではなく、
自己肯定感と、自分らしさを受け入れること。
そこが完成した時、
YUTAは本当の意味で唯一無二のアーティストになると確信していたように感じます。
⑨まとめ
SKY-HIが見ていたのは、YUTAが
「高い技術を音楽のために使い、自分を飾ることなく、本来の自分で表現できるか」ということです。
だからYUTAへの講評では、人間性や内面に関わる言葉が一貫して語られていました。
課題は技術ではなく、
自分を飾ることをやめて音楽と素直につながり、自分自身を信じて愛すること。
そうすればYUTAは
「卓越したスキルと個性を持ちながら、自分らしさを受け入れることで本当の輝きを放つ唯一無二の表現者」になれるはず。
このようにYUTAは、SKY-HIから
「才能ある表現者が、自分らしさを受け入れて本物のアーティストになっていく存在」
として見られていたのではないでしょうか。
⛓️KEI

KEIへの講評は、「自分で成長できる力」を評価しているのが特徴です。
読んでいて最も印象的だったのは、
SKY-HIは常にKEIのことを
「自分で考え、自分で進化できる人」
として話していることでした。
SKY-HIにとってKEIは、
技術を細かく教え込まなければ伸びない人ではなく、
「この人なら、自分で考え、自分で育っていく」
という大きな信頼を寄せているように感じます。
① 最初から完成度が高かった
オーディションを通して見ると、KEIへの講評は他のメンバーより多くありません。
しかし、それは評価が低かったからではなく、
修正すべき点が少なかったことの裏返しにも見えます。
三次審査では、「ダンスにめっちゃハマった時期があったの?」と問いかけ、
「だからこんなことになってるのか」と、その急激な成長に驚いています。
さらに印象的なのが、
「ノリが出てた。あれは振りの練習だと生まれない。」
という評価です。
SKY-HIはダンスの技術だけでなく、
音楽をどう身体で感じているかを重視する人です。
つまり「振り付けを踊れている」ではなく、
音楽そのものを身体で理解し始めている
という高い評価だったのでしょう。
②一番評価されているのは「感性」と「センス」
繰り返し出てくるのが
発想力・センス・考える力・行動力・咀嚼力という言葉です。
SKY-HIは、KEIを「ただ上手い人」として見ているというより、
感性そのものが優れている人として見ています。
さらに、その感性は生まれ持った才能だけではなく、
これまで積み重ねてきた経験や考え方、
人間性によって磨かれたものだと評価しています。
だからこそ、審査のたびに
「想像していたKEIを一歩上回ってくる」
という言葉が出てきます。
③ フィードバックを「自分の表現」に変えられる人
vsアーティスト審査では、
KEIらしさを最も象徴する言葉が出てきます。
「言われたことをそのままやるんじゃなくて、咀嚼して、自分で考えてアウトプットする」
SKY-HIは、教えられたことを忠実に再現する能力ではなく、
一度自分の中に落とし込み、自分らしい表現へ変換する力を高く評価しています。
だからKEIへの講評は、細かな技術指導よりも
「方向性」を示すものが多くなります。
④ 「KEIらしさ」が自然に出始めている
イントロで立っているだけで「もうKEIくんっぽかった」
という印象的な言葉があります。
SKY-HIは何度も、
「表現は最終的には自然と出てくるものじゃないと意味がない」と話しています。
つまり、研究して作ったキャラクターではなく
存在そのものが表現になり始めたということ。
アーティストとして、大きな階段を一つ上った瞬間になったはずです。
⑤クレバーだからこそ、挑戦できる
SKY-HIはKEIを「クレバー」とも表現しています。
これは単に頭が良いという意味ではありません。
考え方が柔軟で、自分を客観視できて、試して、
失敗して、また修正できる。
クリエイティブ審査で「間違えたり、はみ出したりしていい」と伝えたのも、
KEIならその経験を自分の糧にできると信じているからでしょう。
失敗を恐れず挑戦できること自体が、
KEIの強みとして見られています。
⑥唯一課題としてあげられたのはラップ
KEIには歌やダンスについて厳しい指摘がほとんどありません。
vsアーティスト審査では、
「歌が本当によかった」と評価した上で、
「欲を言えばラップをさらに突き詰めてほしい。」
と言っています。
これは弱点というより、
すでに高いレベルにいるからこそ、
さらに武器を磨けば表現の幅がもっと広がる
という期待に近い言葉です。
⑦ SKY-HIが見ている最終形
KEIへの講評には、どこか「安心感」があります。
もちろん期待は大きい。
でもそれ以上に、「この人は、自分で伸び続けられる」という確信が感じられます。
だからSKY-HIは、答えを与えるのではなく、
ヒントだけを渡す。
そしてKEI自身がその答えを見つけてくることを、
信じて待っているように見えます。
⑧まとめ
一言でまとめると、KEIは
「知性と感性を武器に、自分自身を進化させ続けるクリエイティブなアーティスト」
として見られています。
講評全体を通してSKY-HIが評価しているのは、
教えられたことを、自分だけの表現へと変えられる力です。
だからKEIへの講評は、
「ここを直そう」という指導よりも、
「その方向で進めば、もっと面白いアーティストになる」
という未来への期待が多く語られています。
SKY-HIから見たKEIは、まだ完成形ではありません。
しかし、自分で考え、自分で学び、自分で完成形へ近づいていける力を、すでに持っているアーティストである。
そんな揺るぎない信頼が、講評全体から伝わってきます。
💋RAIKI

RAIKIへの講評は、歌唱力や表現力以上に
「心の在り方」がそのまま歌になることを評価しているのが特徴です。
SKY-HIが一番長い時間をかけて「内面」を語っているのがRAIKIでした。
RAIKIは「繊細さを武器に、感情そのものを歌えるアーティスト」であり、
SKY-HIはその才能を誰より信じながらも、
最後の壁は技術ではなく「心」だと考えていたように見えます。
① 最初に評価されたのは「表現力」
RAIKIへの評価は、2023年の段階から非常に高いものでした。
SKY-HIは、
「生で見ると想像以上に表情がカラフル」
「基礎に忠実でフォームがずっと綺麗」
「自分の体の活かし方を知っている」
と語っています。
さらに、
「こんな短いスパンで色々な表情をしても、くどくならないのは才能と努力」とも評価しています。
つまりRAIKIは、最初から
「人を惹きつける表現者」として認識されていました。
美しいフォームや豊かな表情は、単なる見栄えではなく、
彼が持つ天性の魅力として受け止められていたのでしょう。
② SKY-HIが最後まで向き合い続けたのは「考えすぎること」
RAIKIへの講評で最も繰り返されるテーマが
「考える」と「感じる」のバランスです。
「考えることは大事。でも考えることが強すぎる」
「不安要素があると、そればかり気になってしまう」
「考えるを、感じるが超える瞬間を見たい」
「考えないことを意識するだけで全然違う」
最後まで同じ課題を伝え続けています。
これは決して、頭で考えることを否定しているわけではありません。
むしろ、RAIKIが努力家で研究熱心だからこそ、
最後は考えたことを手放し、音楽へ身を委ねてほしい。
SKY-HIはそう願っていたはずです。
③ 繊細さは「弱さ」ではなく最大の武器
2024年夏の講評では、
RAIKIを象徴する言葉が続きます。
「悩める人間であれたことは前向きなこと」
「むしろ、おめでとうと言いたい」
「悩める人だからこそ、人に勇気を与えられる」
普通なら、「もっと自信を持とう」で終わる話です。
しかしSKY-HIは、
RAIKIが悩みやすい性格であることを、
アーティストとして必要な資質だと考えています。
なぜなら、人の痛みを知っている人だからこそ、
その歌が誰かを救う力になる。
RAIKIの繊細さは、乗り越えるべき欠点ではなく
音楽へ変わるべき才能として受け止められていました。
④「心と声は直結している」
クリエイティブ審査では、
RAIKIを象徴する一言が出てきます。
「心と声って、こんなに直結するんだ」
不安や迷いが薄れた瞬間、歌声が大きく変わる。
SKY-HIにとってRAIKIは、
心の状態が変われば、歌声まで変わるタイプのアーティストです。
だから講評でも、発声や歌唱技術ではなく
メンタルや在り方について語る時間が圧倒的に長くなっています。
⑤ボーカリストとしての評価は非常に高い
RAIKIの歌声に対して、
「声の幅が広い」
「レンジも広い」
「あなたがいることで作れる曲が増える」
「歌ってほしい曲がたくさん浮かぶ」
とSKY-HIは評価しています。
また擬似プロ審査では、
それまで武器だった高音だけではなく、
低音の色気や存在感まで評価されています。
つまりSKY-HIは、
RAIKIを「高音ボーカル」として見ているのではなく、
グループの音楽性そのものを広げられるボーカリストとして期待しています。
⑥課題は一貫して「自分を信じること」
RAIKIへの講評には、「もっと練習してほしい」という内容はほとんどありません。
代わりに繰り返されるのは、
「今のベストを受け入れる」
「仲間を頼っていい」
「開き直ってステージに立つ」
「自分自身を誇ってほしい」
という言葉です。
そしてSKY-HIは、
「自分自身に誇ってもらえるアーティストになってほしい」と言っています。
人から認められることよりも、
まずは自分が自分を認められること。
SKY-HIがRAIKIに求め続けたのは、
「自分を信じて、音楽へ身を委ねられる強さ」だったように思います。
⑦SKY-HIが見ている最終形
VSアーティスト審査では、
完成度の高さを認めながらも、
「ライキが最終的にどういう形を見せるのか、本当に楽しみ」と語っています。
ここでも、完成したとは言いません。
むしろ、「ここからが本当のRAIKIだ」という期待を込めています。
SKY-HIに見えているのは、
繊細さを恐れず受け入れ、自分を信じて歌えるようになった未来のRAIKIでしょう。
⑧まとめ
RAIKIはSKY-HIから
「繊細な心を歌へ変え、人の感情に寄り添うことができるボーカリスト」として見られています。
講評全体を通して見えるのは、
SKY-HIが評価しているのは歌唱技術だけではなく、
「心がそのまま声になる」というRAIKIだけの才能です。
だからRAIKIへの講評では、
内面に関わる言葉が何度も繰り返されています。
RAIKIがもつ繊細さは欠点ではなく、
人の痛みを知り、人の心を動かせるアーティストになるための最大の才能。
SKY-HIはRAIKIが「考える」を手放し、「自分を信じる」ことができた時、
人の心を深く動かす唯一無二のアーティストになると期待していたのではないでしょうか。
🐻TAICHI

TAICHIへの講評の中で印象的なのは、
SKY-HI自身が「まだ完全には言語化できていない魅力」を感じていることです。
歌やダンスの技術を評価するというよりも、
「TAICHIが持っている人間性そのものが、アーティストとして大きな武器になる」
という確信が、講評全体から伝わってきます。
そしえSKY-HIは、その魅力をかなり特別なものとして捉えているように見えます。
① 最初に評価されたのは成長速度
2024年春の講評で語られたのは、
「一番歌が変わった」
「本番が歌もダンスも一番良かった」
という言葉でした。
SKY-HIが最初に見ていたTAICHIの魅力は、
吸収力と成長速度だったということです。
教わったことを短期間で自分のものにし、
本番でさらに結果を出せる。
この「伸び続ける力」が、
最初の段階から高く評価されていました。
② SKY-HIが最も注目しているのは「人柄」
TAICHIへの講評で何度も繰り返される言葉があります。
それが人格・人間性・人柄・誠実さ・包容力です。
TAICHIに対しては、歌唱力やダンス以上に
人としての魅力が多く語られています。
特にクリエイティブ審査では、
「人格の部分が客席まで届いていた」
と言われています。
普通なら、「歌が届いた」「表現が届いた」
と言われるところです。
しかし、タイチは
「人柄そのものが伝わる」
SKY-HIは、その人間性自体をアーティスト性として評価しているように感じます。
③ 人柄が、そのまま声になる
SKY-HIはTAICHIの声を
「人柄が声に乗ってる」と表現しています。
その後も
「包容力がすごい」
「誠実さや包容力が魅力」
と繰り返し語られています。
つまりSKY-HIは、
TAICHIを「声に人間性が宿る人」として見ています。
TAICHI自身が持っている人格がそのまま表現になるという才能は、
技術を磨けば誰でも近づけるものでは無いのです。
④ 「天然」と「計算」が共存している
三次審査では、TAICHIの魅力を
「天然と計算のバランス」と表現しています。
計算して作る表現もできる。
でも、計算しきれない人間らしさも自然に出てくる。
だから「想像をかき立てられる」という評価になります。
天然だから魅力的なのではなく、
考えて作る部分と、自然にあふれ出る部分が同時に存在している。
その絶妙なバランスが、TAICHIだけの個性になっています。
⑤ 「拒絶されない」という唯一無二の才能
「見てる側が全然拒絶されない」
という講評は、TAICHIを象徴する言葉の一つです。
個性が強いアーティストほど、好き嫌いは分かれます。
しかしTAICHIは、個性があるのに、相手を遠ざけない。むしろ安心感を与える。
だからSKY-HIは、
「ライブを見終わった人が『私、生きてていいんだなと思いました』ってなる」
という例えまでしています。
TAICHIという存在そのものに、人を肯定する力がある。そう感じているからこその言葉でしょう。
⑥ それでも「まだ出し切っていない」
ここまで高く評価されながら、
SKY-HIは何度も「まだポテンシャルを発揮し切れていない」と話しています。
「まだ良い意味で発揮し切れていない」
「もっと自信にしてほしい」
「えげつないところまでいける」
つまり、現在の実力よりも、
未来の姿をさらに高く評価しているのです。
だからTAICHIへの講評には、期待の言葉が何度も並びます。
⑦ 唯一足りないと言われているもの
実はTAICHIへの技術的な課題はほとんど語られていません。
唯一語られるのは、
「自分の歌詞に酔う」
「自分の歌声に酔う」
という言葉です。
つまり、TAICHIは謙虚すぎるのかもしれません。
もっと自分を信じて、
もっと自分に酔っていい。
それくらい自分の魅力に自信を持ってほしい
というSKY-HIの思いが表れています。
⑧ 「才能」は、もう証明されている
三次審査でのSKY-HIは、
「磨いたら才能って言われるようになる」と話していました。
しかし、途中からその言葉が変わります
「もう個性って呼べるものを、才能って言えるところまで持ち上げてくれるくらい、自分のスキルがしっかりしてる」
つまり、最初は未来形だった才能が、
オーディション終盤には「もう才能と呼べる段階まで来た」という評価へ変わっています。
だからこそ、
「分かりやすそうな武器に手を出さなくていい」
という言葉につながるのでしょう。
SKY-HIは、
TAICHIには新しい個性を作る必要はなく、
今持っている魅力を信じて育てればいい
と考えています。
⑨SKY-HIが見ている最終形
SKY-HIはこのような言葉を残しています。
「あなたの能力とポテンシャルは本当にとんでもない」
「えげつないところまでいける」
そして最後には、
「SKY-HIを舐めるな」
これは励ましというより、
「自分はあなたの未来をここまで確信している」
という宣言に近い言葉でしょう。
⑩まとめ
講評全体を通して読むと、
SKY-HIはTAICHIを「人間性そのものが才能になっているアーティスト」であり、
「人の心を支え、肯定し、多くの人を救える存在になる」と評価しているのではないでしょうか。
SKY-HIから見たTAICHIは、まだ完成形ではありません。
しかし、その魅力が技術と自信によってさらに解放された時、
「TAICHIの存在そのものが、人の心を動かす力になる」と本気で確信していることが、
講評全体から伝わってきます。
🐭KANTA

KANTAへの講評は、技術や完成度以上に
「音楽との関係性」を評価しているのが特徴です。
読んでいて一番強く感じるのは、SKY-HIが
「説明しきれないほど大きなポテンシャル」
を感じていることです。
そして何度も繰り返されるキーワードが、
音楽性・没入力・説得力・海が深い・天井が見えないという言葉。
一言でまとめるとKANTAは
「音楽そのものと強く結びついている、生まれながらの音楽家タイプのアーティスト」ではないでしょうか。
① 最初から評価されていたのは「音楽性」
SKY-HIから最初に出た言葉が、
「音が跳ねてるね」でした。
普通なら、「リズム感が良い」「ダンスが上手い」
という評価になります。
でもSKY-HIは、
音そのものを表現する言葉を選びました。
つまり最初から見ていたのは技術ではなく、
音楽をどう感じ、どう体に宿しているか。
KANTAは書類審査の時点ですでに、
音楽との距離感を評価されていた数少ない存在だったはずです。
② SKY-HIが最初に感じたのは「深さ」
二次審査後、SKY-HIは印象的な言葉を残しています。
「アーティストの海がめっちゃ深そう」
まだ数回しか見ていない段階で、
「この人はまだ見えていない部分がたくさんある」
と感じていたことになります。
さらにこれは完成度の高さというよりも、
内側にある世界の広さへの評価です。
③ 「音楽が鳴っている人」
クリエイティブ審査では、
KANTAを象徴する講評が出てきます。
「音を体で表しているを通り越して、音自体がKANTAの中で跳ねてる」
これはおそらく、
全講評の中でもトップクラスに独特な表現です。
普通のダンサーは、音に合わせて踊る。
上手いダンサーは、音を体で表現する。
でもKANTAは、
音そのものが体の中で鳴っている。
SKY-HIはそう感じているのです。
KANTAのダンスは、振付を踊っているというより
音楽そのものを目で見える形に変えているように
映っているのでしょう。
④ 最大の武器は「音楽への没入力」
SKY-HIは何度も、
「音楽に救われた経験がある人」
という話をしています。
さらに、「音楽への没頭」「音楽への没入力」
という言葉まで使っています。
つまりKANTAは、
ただ音楽が好きだから表現しているのではなく
人生の中で音楽に支えられてきた人であると確信しています。
だからこそ、音楽へ向かう姿勢に説得力が生まれる。
SKY-HIはそう考えているように見えます。
⑤ 「説得力」という才能
擬似プロ審査では、
「この人が歌っても大丈夫という説得力」
という言葉がありました。
つまり、「この人がこの歌を歌う理由」
が自然と伝わってくるということです。
これはスキルだけでは絶対に手に入りません。
音楽と向き合ってきた時間、積み重ね、
人生そのものが生む魅力です。
SKY-HIは、その説得力をKANTAの大きな武器
として見ています。
⑥ 「天井が見えない」存在
KANTAへの講評では、
未来を表す言葉が非常に多く出てきます。
「底なしのポテンシャル」
「海が深い」
「天井が見えない」
「トップオブトップが持つ空気」
ここまで未来への期待を繰り返し語られるメンバーは多くありません。
つまりSKY-HIは、KANTAのことを
「この先どこまで伸びるか想像できない存在」
として見ています。
⑦ だからこそ課題は一貫している
ここまで高く評価されながら、
課題は最初から最後までほぼ同じことです。
それが歌唱技術。
「シンガーとしてもっと積み重ねてほしい」
「もっと重心を下げて歌えるようになれば一瞬で変わる」
「マイクを通して存在感を発揮してほしい」
「デビューするなら持っていてほしい歌唱技術がまだある」
KANTAにはこれだけの音楽性があるからこそ
それを100%伝えられる歌唱技術を身につけてほしい。
そんなSKY-HIからの期待が込められているように感じます。
⑧ ダンスはすでにアーティストとしての武器
SKY-HIからの象徴的な一言があります。
「音楽が喜んでた」
普通なら、「観客が喜んだ」「会場が湧いた」
という言葉になります。
でもSKY-HIは、音楽そのものが喜んでいた
と表現しました。
さらに、「最後の決め手がまたダンスなのかと思ったらごめん」と言いながらも、
それでもダンスを最大級に評価しています。
つまりKANTAのダンスは、
単なる得意分野ではなく、
音楽を完成させるための表現として高く評価されていました。
⑨ SKY-HIが見ている最終形
SKY-HIはKANTAを、
ダンサーでもシンガーでもラッパーでもなく、
まずは「音楽家」として見ているように感じます。
だから評価軸も、「どれだけ音楽と一体化できているか」に置かれています。
そして今はまだ、才能をすべて使い切れていない段階であると考えているのでしょう。
だからこそ、「海が深い」「底が見えない」「天井が見えない」といった、他のメンバーにはあまり見られない表現が並びます。
SKY-HIから見たKANTAは、
「音楽に深く愛され、音楽を深く愛している、音楽家タイプのアーティスト」として評価されているのではないでしょうか。
⑩まとめ
講評全体を通して見えるのは、KANTAは
「音楽そのものを体現できる存在」ということです。
SKY-HIから見たKANTAは、
「すでに高い完成度を持ちながら、それでもなお本当の完成形が誰にも想像できない存在」なのではないでしょうか。
そして将来的には「BMSG屈指のスケールを秘めた音楽家型アーティスト」になる存在として評価されていると感じます。
