オファーボックスでスカウトが来ない原因は?プロフィール34項目の埋め方と企業が見ている順番
逆求人サイトに登録したものの、スカウトがほとんど届かない。届いても名前を知らない企業ばかり。そんな状態で放置している人は少なくありません。
ただ、それはサービスの問題ではなくプロフィールの問題であることが多いです。企業側は学生のプロフィールを検索して、条件に合う人に声をかけています。書かれていない情報は、存在しないのと同じなんです。
オファーボックスのプロフィール欄は34項目あります。この数は細かく見せるために用意されているので、埋めた分だけ見つけてもらえる確率が上がる設計です。この記事では、スカウトが来ない原因と、企業がプロフィールを見る順番に沿った埋め方を整理します。
まずは登録してプロフィールを埋めるところから。無料ですし、待っているあいだも普通に就活は進められます。
スカウト型サービスの全体像は、こちらの記事でも解説しています。
オファーボックスとは
オファーボックスは、株式会社i-plugが運営する新卒向けのスカウト型(逆求人型)就活サイトです。学生がプロフィールを登録しておくと、企業側がそれを見てオファーを送ってきます。
特徴を3つに絞ると、こうなります。
◆ 登録企業21,914社以上
中小・ベンチャーから大手まで幅広く参加しています。
◆ 東証プライム上場企業の68%が利用
大手が使っている点は、逆求人サイトとしてはかなり強い部分です。
◆ プロフィール欄34項目+適性検査「eF-1G」を標準搭載
書く欄が細かく分かれているぶん、埋めるほど検索に引っかかりやすくなります。適性検査も無料で受けられます。
料金は無料です。
そもそも企業選びの軸が定まっていない方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
なぜスカウトが来ないのか|4つの原因
スカウトが来ない理由は、だいたい次のどれかです。
①プロフィールの埋まり具合が浅い
34項目のうち半分しか埋めていなければ、検索条件に引っかかる確率もそのぶん下がります。企業は「〇〇の経験がある学生」といった条件で絞り込むので、書いていない項目は検索対象にすらならないんです。
②抽象的な言葉しか書いていない
「明るい性格です」「コミュニケーションが得意です」。これは誰でも書けるので、担当者の目に留まりません。
③写真が入っていない
顔写真や活動風景の画像がないプロフィールは、単純に読み飛ばされやすいです。文字だけの画面に、写真があるかないかの差は思っている以上に大きい。
④登録して満足している
これがいちばん多いパターンです。登録した日に一気に埋めて、そのあと一度も更新していない。企業側には最終ログイン日も見えているため、動いていないアカウントは優先されにくくなります。
プロフィールで差がつく3つの書き方
書き方①:肩書きではなく行動を書く
「サークルの副代表を務めました」だけでは、何をした人か分かりません。
「出席率が落ちた時期に、活動日を2案から選べる形に変えた。結果、参加人数が戻った」。役職名より、そこで何を判断して何をしたか。企業が見ているのはこちらです。
書き方②:数字を1つは入れる
「多くの人に協力してもらった」より「12人に個別に声をかけた」。「売上に貢献した」より「前年比120%」。
大きな数字である必要はありません。具体的であることそのものが信頼につながります。
書き方③:専門用語を翻訳する
学部の研究内容、サークルの内輪の役職名、バイト先の社内用語。読む人は業界の外にいます。
読み手が知らない前提で書き直すだけで、伝わり方が変わります。親や友人に読んでもらって、詰まったところが翻訳すべき箇所です。
企業側は、こういう見方をしている
プロフィールの直し方が腑に落ちない人のために、企業側の動きを想像してみてください。
採用担当は、条件を入れて学生を検索します。「関東・理系・長期インターン経験あり」といった具合です。ここで引っかからなければ、その時点で候補から外れます。どれだけ良いことを書いていても、検索に出なければ読まれません。
次に、一覧に並んだプロフィールを上から流し見します。1件あたり数秒でしょう。写真がなく、文字が詰まっているだけの画面は、ここで飛ばされます。
そして、目に留まった数件だけを開いて中身を読む。この段階でようやく、書いた内容が効いてきます。
つまり関門は3つあって、①検索に出るか ②一覧で目に留まるか ③読んで会いたくなるか。多くの人は③だけを気にして書いていますが、実際は①でこぼれています。項目を埋めきることが最優先なのは、そのためです。
適性検査「eF-1G」の使いどころ
オファーボックスには適性検査が標準で組み込まれています。スカウトを増やす仕掛けとして見られがちですが、自己分析の材料としてもかなり使えます。
自分の当たり前は、自分では見えません。「これは普通のことだ」と思っている行動が、診断結果では特性として言語化されて返ってくる。ESの自己PRで手が止まっている人は、ここを取っかかりにできます。
さらに、届いたスカウトの文面も手がかりになります。企業があなたのどこに触れてきたか。そこが、外から見たあなたの強みです。
自己分析のやり方に迷っている方は、こちらの記事もどうぞ。
オファーボックスが向いている人
次のどれかに当てはまるなら、登録しておく価値があります。
登録したまま放置していて、スカウトがほとんど来ていない。自分では気づいていない適性を知りたい。就活の軸が定まらず、まず選択肢を広げたい。ESを書く手が止まっていて、材料がほしい。
オファーボックスは登録企業21,914社以上が参加しており、プロフィールを整えるほど声がかかる確率が上がります。34項目と適性検査で、自己分析の材料も同時に手に入る。無料です。
プロフィールを埋める作業自体が、そのままES対策になります。
スカウトを待つだけでは足りない
ひとつ、率直に書いておきます。逆求人サイトだけで就活を完結させるのは、おすすめしません。
スカウトは相手からの接触なので、自分の希望とずれた企業からも届きます。届いた中から選ぶだけだと、選択肢は結局「向こうが用意した範囲」に収まってしまう。
だから、待つ導線と自分から動く導線を両方持っておくのが現実的です。
◆ キミスカ
同じくスカウト型ですが、キミスカはスカウトに本気度の段階がついているのが特徴です。どれくらい熱を持って送られたスカウトかが分かるため、優先順位をつけやすい。適性検査も受けられます。無料です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
2つの逆求人を併用すると、届く企業の幅がはっきり変わります。
◆ キャリセン就活エージェント
こちらは人が付くタイプです。ES添削から面接対策まで一貫して見てくれるため、スカウトが来たあとの選考をどう戦うかを相談できます。自己分析の段階から一緒に整理してくれるので、プロフィールに書く材料が見つからない人にも向いています。完全無料です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
スカウトが届いても、選考を通らなければ意味がありません。
キャリセン就活エージェントへの無料相談はこちら(公式サイト)
就活サービス全体の比較は、こちらのまとめ記事で確認できます。
Q&A|オファーボックスのよくある疑問
Q. プロフィールはどのくらい埋めれば十分ですか?
全項目です。34項目あるのは細かく見せるためなので、空欄が多いほど検索から漏れます。一度に無理なら、1日3項目ずつでも構いません。
Q. スカウトが来たら必ず応募しないといけませんか?
そんなことはありません。興味がなければ辞退して大丈夫です。ただ、辞退する前に企業ページだけは見ておくと、思わぬ発見があることもあります。
Q. 大学名で判断されますか?
企業によります。ただ、逆求人型はプロフィールの中身で選ぶ仕組みなので、書き込み方で挽回できる余地は通常のエントリーより大きいです。
Q. 複数の逆求人サイトに登録しても大丈夫ですか?
問題ありません。むしろ2つ程度は併用したほうが接点が増えます。オファーボックスとキミスカは仕組みが違うので、組み合わせの相性も悪くありません。
どちらも無料なので、両方登録して比べてみるのが早いです。
Q. 何年生から登録できますか?
大学3年から使う人が多いですが、早めに登録してプロフィールを育てておくほど有利です。企業側の閲覧が本格化する前に整えておくと、動き出しで差がつきます。
Q. プロフィールは一度書いたら終わりですか?
更新し続けてください。企業側には最終ログイン日が見えているため、動いていないアカウントは後回しにされがちです。インターンや新しい経験が増えたら、その都度書き足す。月に一度は開くくらいの感覚で十分です。
まとめ|見つけてもらえる状態にする
逆求人でスカウトが来ないとき、多くの人は「自分には実績がないからだ」と考えます。でも実際は、書いていないから届いていないだけであることがほとんどです。
肩書きではなく行動を書く。数字を1つ入れる。専門用語を翻訳する。この3つを直すだけで、検索に引っかかる確率も、読まれたときの印象も変わります。
オファーボックスには21,914社以上が参加しています。会う機会そのものは、すでにそこにある。あとは見つけられる状態にするかどうかだけです。
就活サービス全体は、こちらのまとめ記事で確認できます。
プロフィールは後からいくらでも直せます。まず登録して、埋めながら考えてください。
