就活のエントリーシートの書き方|通過率が上がる構成と設問別のコツを解説

「エントリーシートをどう書けばいいかわからない」「書いてみたけど、これで通るのか自信がない」

就活で最初の壁になりやすいのが、エントリーシート(ES)の書き方です。何を書けばいいかはなんとなくわかっていても、どう書けば採用担当者に響くのかが掴めないまま提出してしまっている就活生は少なくありません。

この記事では、ESで採用担当者が何を見ているかという視点から、通過率が上がる書き方の基本・設問別のコツ・よくある失敗まで、具体的に解説します。


採用担当者はESで何を見ているか

ESで通過するためにまず押さえておきたいのは、「採用担当者がESで何を見ているか」という視点です。

採用担当者がESを通じて確認したいのは、大きく3つです。

ひとつ目は「入社後にどう活躍してくれそうか」というイメージです。学生時代の経験の派手さではなく、「この人がどんな思考・行動パターンを持っているか」を確認しています。

ふたつ目は「うちの会社に合っているか」という適性です。志望動機や価値観が、企業の文化・求める人物像と合致しているかを見ています。

みっつ目は「論理的に考えて伝えられるか」というコミュニケーション力です。読んでわかりやすい構成になっているか、何が言いたいかが一目でわかるかを見ています。

この3点を念頭に置いた上で、各設問の書き方を考えることが重要です。

ESで通過率が上がる基本的な書き方

必ず結論から書く

ESで最もよくある失敗が「結論が後回しになっている」ことです。忙しい採用担当者は大量のESを読みます。最初の1〜2文で「何が言いたいのか」がわからないESは、その時点で評価が下がります。

「私が学生時代に最も力を入れたのは〇〇です」という書き出しで始め、その後に具体的なエピソードと学びを続ける構成が基本です。PREP法(結論→理由→具体例→結論)を意識すると、わかりやすい文章を書きやすくなります。

具体的な数字とエピソードを入れる

「チームをまとめた」「売上を向上させた」といった抽象的な表現は評価されません。「15人のチームでリーダーを務め、週次MTGの仕組みを設計した」「アルバイト先の月次売上を前月比20%改善した」のように、数字や具体的な状況を盛り込むことで、読む人にリアルなイメージを持たせられます。

数字が出しにくい経験の場合は、「どんな状況で」「何を考えて」「どう行動したか」というプロセスを丁寧に書くことで具体性を担保できます。

「思考・行動プロセス」を書く

採用担当者がESで最も注目しているのは、経験の派手さではなく「その人がどんな思考・行動パターンを持っているか」です。

「状況→課題→行動→結果→学び」の5段構成でエピソードを整理すると、プロセスを伝えやすくなります。「何をしたか」だけでなく「なぜそう考えたか」「どう工夫したか」を具体的に書くことが、高評価につながります。

企業が求めているものと結びつける

どれだけ良いESでも、応募先の企業が求める人物像とズレていれば評価されません。ESを書く前に、企業の求める人材像・事業内容・社風をしっかり調べた上で、「自分の強みがこの企業でどう活きるか」を意識した書き方をすることが重要です。

設問別の書き方のコツ

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)

ガクチカは「経験の派手さ」ではなく「思考と行動のプロセス」で評価されます。部活で全国大会に出た経験があっても、プロセスが書かれていなければ評価につながりません。逆に、アルバイトや地味に見える経験でも、課題への向き合い方と行動が具体的に書かれていれば高く評価されます。

以下の5つの要素を意識して書くと整理しやすいです。

・前提となる状況(いつ、どこで、どんな立場だったか)を約10%
・目標と動機(何を達成しようとしたか、なぜその目標を立てたか)を約15%
・直面した課題と障害(どんな困難に直面し、なぜその課題が発生したか)を約20%
・解決のための思考と行動(最も重要。原因をどう分析し、具体的にどう行動・工夫したか)を約40%
・結果と学び(どんな成果が得られ、何を学んだか)を約15%

自己PR

自己PRは「自分の強みを、入社後の活躍イメージと結びつけて伝える」ことが目的です。「私の強みは〇〇です」という結論から始め、その強みが発揮されたエピソードを具体的に続け、最後に「この強みを御社でどう活かしたいか」につなげる構成が基本です。

強みは複数挙げるより、ひとつに絞って深く書く方が伝わりやすいです。「コミュニケーション力」「リーダーシップ」といった抽象的な表現だけでは評価されにくいため、具体的な行動とセットで表現することが重要です。

志望動機

志望動機で最も見られているのは「なぜこの企業でなければいけないのか」という理由の明確さです。「御社の〇〇という事業に魅力を感じた」「御社の社風に惹かれた」だけでは弱く、「自分のどんな経験や価値観が、御社のどんな点と結びついているのか」を具体的に示す必要があります。

構成の基本は「就活の軸(自分が大切にしていること)→なぜこの業界か→なぜこの企業か→入社後にどう貢献したいか」の流れです。業界や企業を調べれば調べるほど、この企業ならではの内容を書けるようになります。

ESでよくある失敗パターン

結論が最後に来ている

「私は大学でサッカーサークルに所属していました。そこでは……(長いエピソード)……という経験を通じて、リーダーシップを学びました」という構成は典型的な失敗パターンです。最初に「私の強みはリーダーシップです」と結論を置いてから、エピソードに入りましょう。

経験の羅列になっている

「〇〇に取り組みました。その後〇〇もしました。また〇〇も経験しました」と出来事を並べるだけでは、採用担当者に「で、それがどういう意味を持つの?」と思われます。何を考え、どう行動し、何を学んだかの「プロセス」が不可欠です。

どこにでも当てはまる内容になっている

志望動機で「御社の挑戦的な社風に魅力を感じました」「若いうちから活躍できる環境を求めています」といった内容だけを書くと、どの企業にも送れる内容になってしまいます。その企業の具体的な事業・サービス・社風に言及した上で、「なぜここでなければならないのか」を書くことが求められます。

文字数を埋めることが目的になっている

「文字数が足りないから」と薄い内容を引き伸ばすのは逆効果です。読んで伝わる内容が8割程度で構成されており、残りは補足という感覚で、詰め込みすぎずに書くことを意識しましょう。

自己流のES作成に限界を感じたとき

「書いてみたけど、これで通るのか確信が持てない」「何社出しても書類選考を通過できない」という状況になったとき、一人での改善には限界があります。

自分で書いた文章は自分の文脈で読んでしまうため、「伝わっていない部分」に気づきにくいのです。「ちゃんと書いたつもり」でも、初めて読む採用担当者には伝わっていない、ということは非常によくあります。

こうした状況で有効なのが、採用現場の視点を持つプロによる添削です。就活エージェントのアドバイザーは日々多くのESを見ており、「企業側がこのESを読んでどう感じるか」という採用担当者の視点からフィードバックをもらえます。「この表現は曖昧」「この志望動機では刺さらない」「ガクチカのプロセスが薄い」といった具体的な指摘を受けながら改善できるため、通過率が上がっていきます。

また、エージェントへの相談は「今すぐ転職したい」という段階でなくても大丈夫です。「ES添削だけしてほしい」「まず書いた内容を見てもらいたい」という段階での利用も歓迎しているサービスがほとんどで、完全無料で利用できます。


ES添削も対応してくれるおすすめ就活エージェント3選

新卒就職エージェントneo

元人事担当者の視点でESを添削・「企業側がどう見るか」がわかる

45,000名以上の内定支援実績を持つエージェントです。元人事担当者によるリアルな視点を取り入れたES添削が受けられる点が、他サービスとの大きな違いです。「採用担当者がこのESを読んだときにどう感じるか」という実務的な視点からフィードバックをもらえるため、改善の方向性が明確になります。

「書いてみたが採用担当者の目にどう映るか不安」「書類選考を通過できない原因がわからない」という方に特に向いています。初回面談は60分で気軽に相談でき、Googleの口コミ評価は4.6です。

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UZUZ 新卒

手厚いサポートでES作成の土台から一緒に作り上げてくれる

1人あたり平均12時間以上のサポートを提供する、手厚さに定評のあるエージェントです。ES添削だけでなく、「そもそも何を書けばいいかわからない」「自己分析が固まっていない」という段階から丁寧にサポートしてもらえます。

ガクチカや自己PRの素材となる経験の整理から一緒に進めてもらえるため、「ESの書き方以前に、書く内容がまとまっていない」という方に特に向いています。入社半年後の定着率93.6%という実績が示す通り、質の高いマッチングを大切にしているサービスです。

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キャリセン就活エージェント

選考後フィードバックでESと面接対策を一体で改善できる

10年のコンサルティング歴と累計7万人の利用実績を持つエージェントです。ES添削だけでなく、選考後に「このESで企業にどう伝わったか」「面接でどう評価されたか」という具体的なフィードバックをもらえる仕組みが整っています。

「ESは通過するようになったが面接で落ちる」「選考を受けるたびに改善サイクルを回したい」という方に特に向いています。求人の押し付けが少なく学生のペースに合わせた支援が評価されており、AIを活用した面接対策ツール「RECOMEN」も導入しています。

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よくある質問

Q. ESはどのくらいの文字数で書けばいいですか?

指定された文字数の8〜9割程度を目安にすることが多いです。指定がない場合は、設問の内容に応じて200〜400字程度が一般的です。重要なのは文字数を埋めることではなく、読んで伝わる内容にすることです。薄い内容を引き伸ばすより、少なくても密度の高い内容の方が評価されます。

Q. ESはどれくらい早く出した方がいいですか?

締め切りより早く出すほど有利かどうかは企業によって異なります。ただし、ギリギリに提出するとES添削を受ける時間が取れないリスクがあります。余裕を持って書き始め、第三者に添削してもらってから提出するスケジュールを組むことをおすすめします。

Q. 複数の企業に同じESを使い回しても大丈夫ですか?

ガクチカや自己PRのエピソードの骨格は同じでも、志望動機と「この企業でどう活かすか」の部分は必ず企業ごとに書き換えましょう。そのまま使い回すと「うちへの志望度が低い」と見られるリスクがあります。

まとめ

ESで通過率を上げるためのポイントは、結論から書く・具体的な数字とエピソードを入れる・思考・行動プロセスを書く・企業が求めているものと結びつける、の4つです。

自己流で書き続けても改善が難しいと感じたときは、採用現場の視点を持つプロのアドバイザーに添削してもらうことが近道です。就活エージェントは完全無料で利用できますので、「まず自分のESを見てもらいたい」という段階から気軽に相談してみてください。

こちらも参考までに。










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