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"LOVE&PEACE"は古くない~ウクライナ侵攻から4年、音楽の場で感じたこと~

会場に流れる音楽と、「PLAY FOR PEACE」という言葉。
その空気の中に身を置きながら、私は何度も「平和って何だろう」と考えていました。

3連休最終日、久しぶりに訪れた下北沢の街はとても賑わっていました。
「ウクライナ人道支援ライブ PLAY FOR PEACE Vol.5」に初参加です。

下北沢駅からすぐのライブハウス「下北沢Flowers Loft」

MIYAVIさんからつながるご縁

発起人であるジョー横溝さんは、MIYAVIさんのイベントMCなどですっかりおなじみ。
MIYAVIさんのイベントでは、いつも軽妙でテンポの良いトークで会場を盛り上げてくれます。

昨年のフジロック「アトミック・カフェ・トーク」や、「能登復興支援トーク&ライブ」など、社会問題の発信にも積極的に取り組んでいることは知っていたのですが、なかなか参加する機会がなく・・・
今回は、難民映画祭のnoteでも紹介した「ウクライナカフェ クラヤヌィ」による料理の販売などもあるとのこと。
いつも以上のご縁を感じ、思い切っておじゃましてきました。

「ウクライナカフェ クラヤヌィ」紹介記事はこちら

ボルシチと、ベリー系のジャムをはさんで焼き上げたお菓子(名前忘れた)
「ボルシチは”ウクライナ料理”です」

侵攻から4年。ウクライナの現状とは?

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって丸4年を迎えるタイミングで開催されたこのイベント。
ミュージシャンによるステージだけでなく、みんなでウクライナの歌を歌ったり、国際政治学者・東野篤子さんによるトークプログラムもありました。

ウクライナの民謡をみんなで歌いました。
ウクライナ刺繍を施した民族衣装「ヴィシヴァンカ」が素敵

現在、ロシアに占領されたウクライナの領土は4州。
日本で言うと、北海道・青森・岩手くらいの広さに当たるそうです。
しかも東野さんの説明によると、「ロシアはウクライナを自分たちに従う属国にしたい。”領土の〇%を手に入れたからこの辺で・・・”とはならないだろう」と。
もちろん「領土の一部を渡して戦争が終わるなら渡してしまえばいい」とも思いません。
そこには”人々の生活”があるのですから。

ただ、この理屈でいくと、ウクライナ側としては「全面降伏か、最後の1人になるまで戦うか」という選択肢しかないということになってしまいます・・・
そんなに単純ではありませんが、それほどまでに難しい状況が今もなお続き、解決の糸口は見えていないのだと実感しました。

国際政治学者・東野篤子さんによるトーク

現代こそ必要なヒッピー精神

では私たちに何ができるのでしょう。
・関心を持ち続けること
・1人ずつは小さくても声を上げ続けること
・争いをなくすことを諦めないこと

ウクライナの話を聴き、平和を願うミュージシャンのステージを観ながら、以前に知人が話していた「現代こそ、ヒッピーが必要なんだよな」という言葉を思い出しました。
1960年代頃、ベトナム戦争への反対運動などが発端となり広がったヒッピー運動。
「LOVE&PEACE」を合言葉に、音楽で平和を訴えていたあの頃のステージも、きっとこんな空気感だったんじゃないかなぁ・・・

理屈ではなく、心でつながること。
ただ同じ場所にいて、一緒に感じること。
そんな連帯感は、とてもあたたかいものなのだと改めて感じました。

ウクライナだけでなく、世界でたくさんの問題が起こっており、全てを一度に解決することはできません。
でも、こうしてたくさんの人が、様々な方法で支援活動を続けています。
私が関わっている難民映画祭も、もちろんその1つ。
支援の輪をつなぎ、少しずつでもその輪を広げていくこと。
そしてそれを諦めず続けていくこと
が大切なのだと思います。

「こうした“点”の活動が、もし横につながれたとしたら・・・」
そんなことも考えながら、家路につきました。


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