見出し画像

人はそんなに“一枚岩”じゃない ~右翼・左翼を調べてみたら見えてきたこと~

私が初めてデモに参加したのは4月19日でした。
そこから2か月。
SNSでは様々な意見が飛び交い、政治の話題を目にする機会が増えました。

そしてSNSでよく見かける「ネトウヨ」「パヨク」といった言葉たち・・・
「じゃあ、自分はどっち側なんだろう?」
そんな疑問が湧きました。

そもそも、これまで自分とはあまり関係のない話題だと思っていたので、右翼と左翼の定義とか実はよく分かっていません。
(子どもの頃に、右翼団体の街宣車を見かけて”なんか怖いな”と思っていたくらいです)

↓ デモに行った話はこちらから


そもそも、右翼・左翼って?

1789年のフランス革命後の議会での座席配置に由来。
議長から見て左側に急進的改革を求める人々が座ったことから左翼、右側に保守的な人々が座ったことから右翼と呼ばれるようになったそうです。
(へぇ、知らなかった・・・)

「左」「左翼」は、人間は本来「自由」「平等」「人権」があるという理性、知性で考えついた理念を、まだ知らない人にも広め(「啓蒙」)、世に実現しようと志します。これらの理念は、「国際的」で「普遍的」であって、その実現が人類の「進歩」であると考えられるからです。

対するに「右」「右翼」は、「伝統」「人間の感情、情緒」を重視します。「知性」や「理性」がさかしらにも生み出した「自由」「平等」「人権」では人は割り切れないと考えます(「反合理主義」「反知性主義」「反啓蒙主義」)。

幻冬舎plusより引用

う~ん、これだけ読むと、自分の考え方は「左翼寄り」なんですね。
(左翼が"革新派"と言われるのは、現代だと違和感)
でも、日本がこれまで守ってきた伝統(祭りや食などの文化的なこと)を重視しないかと言われると、そんなことはないし・・・
(いや、ここで言う「伝統」はそういうことじゃないかも笑)

相棒ChatGPTによると、「左翼は平等・個人の権利・社会改革・国際協調重視の傾向、右翼は国家・伝統・秩序・共同体重視の傾向がそれぞれ強い。ただ、”何を守るか”ではなく”何を優先するか”の違いであり、相対する事柄を”不要”と考えているわけではない」とのことでした。


保守派・リベラル派とはどう違う?

では、よく政治的な話題で語られる保守派とリベラル派はどうでしょう?

「リベラル派」とは、「政治的に穏健な革新を目指す立場の人々」を意味する言葉です。また、「それまでの因習にとらわれない人々」という意味でも使われます。単に「リベラル」と略されることも多くなっています。
日本で言うならば、「護憲派」「夫婦別姓に賛成」「福祉政策を推す」といった人が多いことが挙げられます。

「保守派」とは、「旧来の伝統や考え方などを守って行こうとする立場の人々」といった意味の言葉です。急激な改革に反対する人々を指しています。
日本の場合は主に、「改憲派」「夫婦別姓に反対」「首相の靖国神社参拝に賛成」といった人々が多い点にあります。

社会人の教科書より引用

分かったような、よく分からないような・・・
まぁ、言葉として定義しようとすると、こうなるのでしょう。

ここに書いたことだけで判断するのなら、自分は「左翼・リベラル派」の考えに近いのかな~と思います。

ただ、この定義でいくと、保守派の説明で引用した「旧来の伝統や考え方」を、どのタイミングのことととらえるかでも大きく変わってきませんか?
例えば、戦後80年続いている「戦争放棄」の流れを“旧来の伝統や考え方”ととらえる人がいてもおかしくないかも。
それに、「護憲派」だけど「夫婦別姓には反対」という人だっているでしょう。

つまり、言葉上は同じ「保守」でも、その中身は違うかもしれないということですね。


調べ始めた時は「自分はどっち寄りなのか?」を知りたかっただけでした。
でも、あらためて調べてみると、自分の中にも右寄り・左寄り、どちらの考え方もあることに気付かされました。

「右か左か」「保守かリベラルか」というのは、簡単に分けられることではない。
ラベリングすることは、政治や社会を整理し、理解し、論じるには便利だけど、実際、人の価値観や、守りたいものはそれぞれ違う
(まぁ、ごく当たり前のことですね・・・)

自分の身の回りに置き換えてみよう!

あぁ、これって政治の話だけじゃない。

例えば、私の推しであるMIYAVIさん。
同じファンでも、その推し方は人それぞれです。

私のように難民支援に関わり始める人もいれば、「とにかくステージでのパフォーマンスを見たい!」という人もいます。
海外遠征に行く人も、国内だけで楽しむ人も。
そこで「○○しない人は本当のファンじゃない」と言い出したら・・・
SNS上で繰り広げられるラベルの貼り合いと同じになってしまいます。

きっと私たちは、何を考えるにしても、1枚のラベルで簡単にくくれるほど “一枚岩”ではないのでしょう。

「MIYAVIを好きじゃなかったら、隣の人とケンカしてたかもしれないよ」

LIVEのMCで語っていたMIYAVIさんの言葉を思い出しました。
あの時は何気なく聞いていたけど・・・
「考え方が全く同じじゃなくても、1つ共通点があれば人は手を取り合える」
世界を飛び回るMIYAVIさんだからこその、そんな想いが詰まっていたのかもな・・・とあらためてこの言葉を受け止めました。

自分がどのような価値観を持っているのか。
何を大切に生きていきたいのか。
周りの人たちはどんなことを考えているのか。

そんなことを当たり前に考え、口にできる平和が続きますように・・・
たとえ「お花畑」と揶揄されようとも、これからも私はそうやってのほほんと生きていきたいと思います。
なので今、主権者の見えないところで着々と進んでいる"改憲"の動きには、大きな不安と危機感を抱いています。

・・・入り口と出口がだいぶ変わってしまいましたが、日本が「80年間、戦争をせずにいられていること」って本当にすごいことだと思っています!


ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
「知らなくていい、知り過ぎなくていい。でも・・・ “ちょっとだけ知ってみたい”」という気持ちで発信しています。
何か心に引っかかった方は、ぜひ"スキ"や"フォロー"をお願いします。
↓はじめましての方は、こちらで自己紹介もしています。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集