インシデントを起こしたとき、私の心に一番大きかったもの
――反省しているのに、苦しかった理由
はじめに
インシデントは、
起こさないに越したことはありません。
それは、誰もが分かっている前提です。
それでも今日は、
起こしてしまった側の心の中について、
少しだけ書いてみようと思います。
起きた瞬間の衝撃
インシデントが起きた瞬間、
頭が真っ白になりました。
「どうしてあの時、こうしなかったんだろう」
「もっと良い判断があったんじゃないか」
反省というより、
衝撃の方が先にきました。
経験を重ねてきた今でも、
「自分が起こした」という事実は、
想像以上に重く、心にのしかかります。
反省しているのに、心が追いつかない
もちろん、
事実から目を背けたわけではありません。
必要な報告もしました。
次に同じことを起こさないための対策も考えました。
それでも心の中では、
怖かった
恥ずかしかった
情けなかった
そんな感情が、
何度も波のように戻ってきました。
反省と感情は、同時には整理できない。
それを、今回あらためて実感しました。
「考え続ける」ことが、逆に苦しくなるとき
起きた出来事を振り返れば振り返るほど、
気持ちはどんどん沈んでいきました。
「もう少しこうしていれば」
「自分は向いていないんじゃないか」
この状態で考え続けることは、
前向きな反省ではなく、
自分を責め続ける時間になっていました。
だから私は、
一度立ち止まることにしました。
切り替えは「忘れる」ことじゃない
切り替える、というと
「なかったことにする」ように
聞こえるかもしれません。
でも、そうではありませんでした。
反省はした
対策も立てた
だから今は、これ以上自分を責めない
そう決めることでした。
考えられる状態じゃないときに、
無理に考え続けない。
それも、
自分を守るために必要な判断
だったのだと思います。
おわりに
インシデントは、
起きないことが一番です。
でも、起きてしまったときに
その人の心が折れてしまったら、
それもまた、現場にとって大きな損失だと感じます。
私は今回、
反省すること
自分を追い込みすぎないこと
この両方が大切だと学びました。
同じような経験をした誰かが、
「自分だけじゃない」と
少しでも思えたら、嬉しいです。
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