見出し画像

応用情報技術者試験に合格した話

おはようございます、チェ・ブンブンです。

10月に受験した応用情報技術者試験に合格しました。9月にシステムエンジニアとして転職するにあたり、知識をつけたほうが方がよいと2か月猛勉強し報われました。実はコロナ禍初期に2回ほど受験したのですが落ちていて、しばらく放置していました。今回は午前も午後もガッツリ対策して臨みました。

午前はギリギリの合格でした

■自分のステータス

・システムエンジニア

・プログラミングは嫌いだったのでプロジェクトマネジメントやシステム運用者、監査の仕事を主に担当している

・2019年に基本情報技術者試験に合格している

以下、自分の取った対策について共有します。

■午前対策

1.使用テキスト

一般的に応用情報技術者試験で使用するテキストは「キタミ式」が使われるのですが、自分は基本情報技術者試験の時からお世話になっている技術評論社の合格教本を使用しました。応用情報技術者試験は範囲が広く、仕事で使わない知識も多いのでテキストは用意しておいた方がよいです。

とりあえず、1週間かけて1巡しましょう。計算理論など完全に捨てるところはスルーしても大丈夫だと思います。

2.過去問道場活用法

応用情報技術者試験の問題では過去に出題されたものからの流用が多い。そして、過去問を39回分取り揃えた「過去問道場」たるサイトが用意されている。2週目以降は過去問道場を解いて間違えた個所や苦手な領域をテキストで確認するサイクルを回しました。

問題設定をひとつに絞ろう

ただ回すのではなく、問題範囲をひとつに絞って、8割近く取れるまで回していくと知識が定着します。

また、流用される問題は選択肢が一緒なので、捨て問は回答を暗記しましょう。自分の場合、通信時間やデータを扱う計算が苦手かつ業務で使わないので回答を暗記しました。実際、何問か選択肢まで一緒の問題が出題されたので効果的だと思います。そのかわりEVMなどの財務にかかわる部分やプロジェクトマネージャーとして必要になりそうな計算問題に関しては手を動かして知識定着を図りました。

また、午後対策も兼ねて情報セキュリティとネットワークの部分を重点的に勉強しました。

■午後対策

1.使用テキスト

正直、午後対策は「過去問道場」だけでもよい気がしたのだが、解説や勘所をもう少し詳しく知りたいので技術評論社の本を買いました。これは完全に捨てた「プログラミング(アリゴリズム)」以外を数周回しました。

2.問題の選び方

応用情報技術者試験の午後問題は11連ガチャです。「情報セキュリティ」必須であと10の大問の中から4を選択する必要がある。

今回は

・情報セキュリティ
・ネットワーク
・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント
・システム監査

を選択しました。これは実務で行っている領域や人によって好き嫌いがあるので一概になんともいえないのですが、以下の基準で優先度付けしました。

■優先度(優先度は★5評価)
1.情報セキュリティ(優先度:ー)

必須。難易度的にはそんなに難しくない。暗号鍵系は意外と分からなくなるので重点的に勉強した。技術評論社の合格教本の「攻撃手法」のページは赤字を含めて熟読しておくと良い。基本情報技術者試験と比べると、細かいところまで理解する必要があり、午後問題では「IDS」と「IPS」どちらを使うのが正解かレベルの問題が出題されることもある。

2.経営戦略(優先度:★★★)

コンサルティングや経営に関する問題が出題される。貸借対照表やキャッシュフロー計算表を読ませ、ゴリゴリに会計計算させてくる回があるので、計算分析に自信がない私はバックアップとして候補に入れた。簡単な回は知識問題や文章を読めばあからさまに答えが書いてあったりするので、問題をみて判断した。今回は5分解いてみて難しかったからパスした。

3.プログラミング(アリゴリズム)(優先度:★)

5年前に基本情報技術者を受けた際はアリゴリズムやプログラミングが必須だったので涙目、トラウマだったのですが、応用情報技術者試験では完全に捨てられるのでガン無視した。プログラミング大好きな方は点取り問題なんだろう。自分はプログラミングが嫌いなので絶対にやりません。

4.システムアーキテクチャ(優先度:★★)

嫌いな情報系物理計算があるので基本スルー。面白そうな問題が多いので誘惑となるのだが、基本的に計算問題があるので過去問で少し触れるぐらいにした。実業務でも全く扱わないしね。

5.ネットワーク(優先度:★★★★★)

応用情報技術者試験合格記を読んでるとやたらと嫌われている内容だが、個人的には一番の点取り問題だと思っている。情報セキュリティと重なる部分が多いのもあるのだが、基本的にどこからどこにデータを運ぶのか、IPアドレスがどのように変化しているのかだけの話なので大したことがない。

たまに意地悪問題でポート番号やIEEE802.11nなどの対応周波数が訊かれる。出題者は出しやすいが、受験生は迷いやすい部分でもあるのだが、裏を返せば暗記しちゃえば点取り問題に化けるので、ポート番号とIEEEと周波数の関係性は少なくとも完璧にしておこう。

まあ、自分が前職で数十台の機器のネットワーク構築、疎通確認業務を行っていたこともあり得意だっただけなのかもしれないが、そこまで怖がる必要はないと思う。

6.データベース(優先度:★★)

基本情報技術者試験の時は簡単だったのだが、応用情報技術者試験になった時になぜか解けなくなる魔境。E-R図問題は主キー/外部キーを意識するだけで9割正解に導けるのだが、本題で正答率が悪くなる。実務でAccessを扱う関係上、SQL文を見ることがあるのだがシンプルなのしか扱わないので困惑した。本番ではトレーディングカード販売業のシステムを扱った問題が出題され、面白そうに感じるが、そっとページを閉じました。

7.組込みシステム開発(優先度:★★★)

完全に運ゲー問題。いろんなデバイスに関する制御を扱っている。システムアーキテクチャより取っつきやすく、実際に解ける回もあるのだが、本番でよっぽどマネジメント系の問題が難しかった時の保険程度に留めて置いた方が良いと判断した。

8.情報システム開発(優先度:★)

プログラミング(アリゴリズム)やデータベースの先にあるようなイメージが強くて、実務でかかわっていないし、こんなハイレベルなことはできないのでスルーを決め込んだ。過去問でチラッと解いてみたけれど、あまり好きじゃなかったので捨てました。

9.プロジェクトマネジメント(優先度:★★★★)

今後のキャリアを考えて、基本マスト問題に設定した。問題は会社のビジネス全体を見渡して対策していくものが多く、読み物としてもめちゃくちゃ面白いし勉強になる。ステークホルダーや企業が抱えている課題をひたすらアンダーライン引いていくことですんなり解答できるだろう。抜き出し問題も多いので実質国語である。

中学、高校の時は国語問題の解き方が全く分からなかったのだが、個人の独創的な考察を排除し、書かれていることから最もらしい解答を導き出す論理的思考をフル活用するのが国語問題なんだなと感じた。

10.サービスマネジメント(優先度:★★★★)

どちらかというとサービスマネジメント寄りの仕事をしており、作業フローの問題点を洗い出したり、インシデント発生時の改善策を立案することが多いのでマストで解くようにした。今回の試験では熟練社員の暗黙知作業をどうやって抜き出すかが記述で問われた。作業時間を突合し、差がでているものに関してヒアリングなどを行っていく手法が正解だと思われる。この解答を見つけた時に、自分の業務に役立てそうだなと思った。個人的に学びが多い大問といえる。

11.システム監査(優先度:★★★★★)

前職でISO27001の監査などに携わっていたこともあり、長い文章を読みながらシステムやプロジェクトの脆弱性を指摘する話はある程度慣れていた。応用情報技術者試験は実務のように複雑怪奇になって作業意図が分からない業務を読み解くといった地獄ではないので読みやすく一番の点取り問題であった。

今回の試験ではポンコツチャットボットを監査しろということでニヤニヤしながら解いていた。

■最後に

応用情報技術者試験の申し込みをしたのは入社前。入社後に資格合格報酬制度があるよと話がありました。しかしなぜか基本情報技術者試験はあるのに応用情報技術者試験はなく、評価考慮に入れられるだけという残念な感じになりちょっとムカつきました。とはいえ、来年以降受験を検討している「プロジェクトマネージャー試験」や「システム監査技術者試験」は次年度の報酬対象に入れてくれるようなので次なる試験を目指して、また本業にこの勉強結果を活用していこうと思います。


いいなと思ったら応援しよう!

CHE BUNBUN 映画ブログ『チェ・ブンブンのティーマ』の管理人です。よろしければサポートよろしくお願いします。謎の映画探しの資金として活用させていただきます。

この記事が参加している募集