《早春晴朗》孫雨から孫遠翥へ
2026/09/08 20集
孫雨役の齐天晴さんが、
ルームメイトの孫遠翥さんへのお別れのコメントと
自分の役の孫雨へコメントを寄せました。
齐天晴shine 的微博 https://weibo.com/5268977012/Rh9BQlPoU
●孫雨から孫遠翥へ
老孫、老孫、老孫……。
もう一度、私に返事をしてくれないかな。
あなたも知ってるでしょう。
私はとても勇敢で、ちょっと無鉄砲なところもある。
何度も何度も、西北へ20回以上も駆けつけた。
別に他の理由なんてない。
ただあなたと一緒にご飯を食べて、少し話がしたかっただけ。
本当に「たまたま通りかかっただけ」。
本当に「ちょうど時間が空いていただけ」。
あまり深く聞かないでね。
聞かれたら、私は口ごもってしまうから。
だって、私は嘘をつくのが苦手だから。
ただ、自分の目であなたが楽しそうに笑いながらご飯を食べる姿を見て、少しの間あなたの隣に座っていられれば、それだけで私は満足だった。
あの時、一緒に山に登った時。
私はずっと、何か言葉ではうまく説明できないものが、あなたを引っ張っているように感じていた。
それは少しずつあなたを飲み込んでいるようで、あなたを落ち込ませ、あなたの「楽しい」という気持ちを閉じ込めてしまっているようだった。
あなたはまだ知らなかったでしょう。
あの電話の声を聞いていたのは、病院の廊下の灯りだけじゃない。
隅に隠れていた私も、聞いていたんだよ。
私は一度もあなたに尋ねなかった。
あなたのプライドを傷つけたくなかったから。
でも、あの時のあなたには、誰かが強く手を差し伸べて引っ張り上げることが必要だった。
私は何の条件もつけず、あなたを苦境から救いたかった。
たとえ死神と奪い合うことになったとしても。
たとえ私たちが「友達」でしかなかったとしても。
それでも私は喜んで、あなたの後ろに寄り添い続けるつもりだった。
私は思っていた。
私が西北へ来るたびに、あなたのそばに現れるたびに、
あなたの世界に一筆ずつ色を加えられるんじゃないかって。
私が何度も会いに行けば、あなたの世界は少しだけ賑やかになって、少しだけ明るくなるんじゃないかって。
もしかしたら、私という小さな太陽がいることで、
悲劇は起こらないかもしれない。
もしかしたら、死神だって私の強い意志を恐れて、もうあなたを蝕むことができなくなるかもしれない。
もしかしたら、私はあなたをしっかりと受け止めて、支えてあげられるかもしれない。
ほんの数日前まで、私はあなたを映画に連れて行った。
あなたは大笑いして、
「いろいろなことを、もう少し前向きに考えられるようになった」
と言っていた。
医師も、あなたの検査の数値が良くなってきていると言っていた。
身体的な苦しさも、少しずつ和らいできていた。
私は誰もいない場所で、泣いたり笑ったりしていた。
私はあなたに言ったよね。
「生活の上でのプレッシャーなんて、全然たいしたことじゃない!
私、孫雨は他に大した取り柄はないけど、貯金くらいはある。
あなたたちみんなを養ったって、どうってことないんだから。
あなたはゆっくり療養して、ちゃんと生きて。
すっかり元気になったら、私にそんなに感謝しなくてもいいからね。
うーん……🤔
体で恩返し、なんていうのは遠慮しておくよ。
その代わり、私の弟分にしてあげることなら考えてもいい。
これからは私の言うことを何でも聞くっていうのはどう?
ははははは……」
あなたが笑った。
私はあなたが笑っているのを見た。
だから、私も少し安心した。
あなたの状態がどんどん良くなっていくのを見て、
「私たちは、ようやくこの苦しい時期を乗り越えられるんだ」
と思っていた。
でもきっと、私の喜びがあまりにも大きくて、
溢れ出したものが多すぎたんだろうね。
通り過ぎていた運命の神に、それを見つけられてしまった。
そしてその神は、私たちをまた元々の運命の軌道へと戻してしまった。
私はあの雨の夜を、永遠に忘れない。
いつも一人で自分の感情を消化してきた私が、あなたが現れたことで、その心を溶かされた夜を。
西紅柿鶏蛋麺(トマトと卵の麺)のことも、永遠に覚えている。
老孫の作り方は、もっとコシがあったね。
そして私は、あなたが私に残してくれた――
たった一つの、そして唯一の言葉も、永遠に忘れない。
「私は人の世の外から、あなたが恋をして、結婚して、子どもを産む姿を見守る。
一生、幸せでありますように。
二度と苦しむことがありませんように。」
「老孫。
私があなたに言った『愛してる』という言葉の数々が、あなたが旅立っていく道を照らす灯りになってくれますように。
あなたの足元を、明るく照らしてくれますように。」
――孫雨
来自 齐天晴shine 的微博 https://weibo.com/5268977012/Rh9CFcugA
●孫雨へ
これで、原著の中の孫雨は、
湿り気を帯びた、果てしなく長い記憶の中に永遠に閉じ込められ、尽きることのない後悔と、胸の痛みと、やりきれない思いを抱えたまま、その後半の人生を過ごすことになった。
でも、私にはずっと、ひとつだけ自分勝手な願いがある。
私たちは、孫雨をその場所に取り残したくない。
悲しみの中に閉じ込めたくない。
私は彼女に、これまでのすべての優しい思い出を、心に刻まれたすべての痛みを、必死に生き抜いてきたすべての日々を抱えて、ちゃんと前へ進んでいってほしい。
乗り越えてきた苦難は、いつか自分が歩いてきた道になる。
すべての暗雲を耐え抜いた先には、いつか必ず、どこまでも広がる青空が待っている。
もし今は解決できないことがあるのなら、いったん手放せばいい。
自分がもっと強くなってから、振り返って、もう一度向き合えばいい。
ちゃんと生きていくことは、悲しみに浸り続けることよりも、ずっと難しく、そしてずっと勇敢なことだから。
私の孫雨へ。
これが、私の小さな「私心」です。
あなたは勇敢で、誠実で、情熱的で、そしてまっすぐな人。
あなたが愛した人たちも、あなたの大切な友人たちも、みんな天使。
だって――あなた自身も、天使だから。
これからの日々は、前を向いて。
すべては、晴朗へ向かっていく。☀️
――斉天晴
