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祈るような想いで迎えた診断前夜(父親の決断③)

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『このままでは年少クラスに上がるのが難しいです』
通っていた保育園から衝撃の言葉が飛んできました。

『やっぱそうなのか』
現実を受け入れてしまっている私がいました。

一方、妻は真逆の感情を持っていたのです。
『少しマイペースなだけ』
『一言出てくれば一気に追いつくはず』
現実を受け入れられない妻。

心が追いつかないまま、療育として発達障害児専門の幼稚園に親子教室として通い始め、同時に保険センターでの検査も予約。

診断を受けるまでの重い日々。
療育を始めても言葉が出てくる気配もない我が子。

頭ではわかっていても受け入れることのできない妻。
それでも何かを確かめるかのように必死に情報を探している様子も見られました。

毎日のように涙を流す妻に寄り添ってあげたいと思うのですが、かける言葉が見つかりません。
日常の会話はできるのに、『子供の成長』に触れることができない日々。

そしてついに診断の日を迎えます。
その前夜、消え入りそうな声で、妻は言いました。
『せめて軽度であってくれ』

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