見出し画像

🏫#16立て直し開始!実際に見た子供たち

こんばんは!
元教員なおの「ちょっと心がほぐれるノート」に来てくれて、ありがとうございます。

先日、鎌倉を旅してきました!
鎌倉号という特急列車に乗って、ゆったりと鎌倉駅へ。
少し割高ではありますが、乗り換えもなく快適で、旅のスタートからとても気持ちよく過ごせました。

今回の旅で特によかったのは、
レンタルサイクルでの観光。
鎌倉は見どころがたくさんある反面、歩き観光だけだと結構大変…。
車は駐車場が限られていたり、混雑や事故の心配もあるので……
自転車でまわることで効率よく、
気持ちよく観光できました。おすすめです!


長谷寺


ちょうど今は、紫陽花が見頃の季節。
花を見ていると、季節の移ろいを肌で感じられて、とても癒されますね🌸

もし鎌倉以外にもおすすめの観光スポットがあれば、ぜひ教えてください!


さて、今回のタイトルは
「#16 立て直し開始!実際に見た子どもたち」

昨年度、学年崩壊を経験したクラス。
その現場に立ち、立て直しに挑む“なお”の記録です。

今回は、実際に向き合った子どもたちの現状と、
私が立て直しのために始めた工夫について綴っていきます。

どうぞ、そっとのぞいてみてください。

💡前回の記事も読んでいただくと、今回の内容がより深く伝わるかもしれません。


📘目次

1. 崩れた学年、その子たちの“リアル”とは?
2. 反発しがちな子どもたちに合った学級づくりとは
3. 読者のあなたへ~“人をしっかり見る”ということ~


1. 崩れた学年、その子たちの“リアル”とは?

教員4年目。
担当学年は小学4年生・40人学級。
男子23名、女子17名のクラスです。
(不登校の児童が1名、自閉スペクトラム症の児童が1名います)。
※不登校や自閉症の子への関わりについては、次回以降の記事で詳しく綴っていきます。

「これは良かったな」と思ったのが、
昨年度、私はこの学年の支援に入っていなかったこと。

つまり、子どもたちは私のことをほとんど知らなかったんです。
前情報がないぶん、フラットに関係づくりを始めることができた。
それが、正直とてもありがたかったです。

第一印象は、活発で、男女ともに仲が良いクラスという印象でした。
「ドッジボール行こうぜ!」と、休み時間になると
男女関係なく元気に校庭へ飛び出していく子どもたちの姿がとても印象的でした。

さらに観察していくと、
男子は野球・サッカー・バスケなどスポーツをやっている子が多く、
血の気も多め。
エネルギッシュで、元気いっぱい負けず嫌い

その一方で、女子はどちらかというと物静かで、
男子の勢いに圧倒されるほど落ち着いている様子でした。

ただその一方で、
時間を守れない、授業中に立ち歩いてしまうといった子も多く、
落ち着いた学習環境とは言い難い面もありました。

それぞれの子どもに、細やかな支援が必要な場面が多く、
例えるなら、“グレーゾーンの集合体”のようなクラスだと感じました。


2. 反発しがちな子どもたちに合った学級づくりとは

まず私が取り組んだのは、
時間を守ることや授業中の規律を整えることでした。
ただ、私は“取締り”のように子どもたちを管理するやり方が好きではありません。
だからこそ、ゲーム感覚で楽しみながら規律を身につけられるように、
ポイント制」を取り入れることにしたのです。

彼らは、真正面から厳しく叱っても、強く反発してくることがわかっていました。
実際に、専科の授業では担当教諭に噛みつくような態度を取る様子も見られました。


🎯 ポイント制の具体的な内容

うちのクラスでは、次のようなルールを設定しました:
• 椅子ポイント:立ち歩きをしたら「椅子没収」
• タブレットポイント:指定された用途以外で使ったら「没収」
•本ポイント:授業中に本を読んでいたら「没収」
• 1年生ポイント:人に迷惑をかけたら「1日だけ1年生と一緒に勉強」

そして、ポイントが1週間で3つ貯まると“実行”に移されるルールです。
やや強引に感じられるかもしれませんが、
このやり方が、うちのクラスにはぴったりハマりました。

さらに、ポイントは“貯まる”だけではなく、減らすこともできる仕組みにしました。
誰かのためになること」「感謝したくなるような行動」をしたら、
ポイントを減らせるというルールです。


🧱 大事にしていた2つの軸

4月〜6月は、学習規律を整えるために時間がかかりました。
それでも、根気強く、こちらが折れずに続けることが何より大切でした。

その中で、私が絶対にブレないようにしていたのが次の2つです:
• 「昨日は注意されたのに今日はされない」といったブレをなくす
• 「男女どちらにも平等に接する」

この2点は、学級経営の柱としてずっと意識していました。


🧒 叱らずに育てる関係づくり

「はい、〇〇ポイント1ね」と伝えるだけで、叱る必要がなくなりました。
叱るって、本当にエネルギーを使いますよね
だからこそ、このやり方は私自身にとっても助けになったのです。

また、「立ち歩くとポイントつくぞ、座りなよ」と、
子どもたち同士で自然と注意し合う姿も見られるようになりました。
クラスの雰囲気も、少しずつ変わっていきました。

やんちゃな子も、ポイントが貯まると
「先生、何か僕にできることありますか?」と声をかけてくれるように。
クラスのために自分にできることを探す姿が見られたとき、心から嬉しくなりました。

この実践には、きっと賛否があると思います。
でも、4年目の私は、ただ
子どもたちが自分で成長するきっかけをつかんでほしい
その一心で、この仕組みを取り入れていました。


3. 読者のあなたへ──“人をしっかり見る”ということ

自分の価値観を軸にして、クラスづくりを進める──
それがうまくいく場面も、もちろんあります。

でも、その価値観を一方的に押しつけてしまうと、
時にはそれが“傲慢さ”として伝わってしまうこともあるのではないか。
最近、そんなことを考えるようになりました。

低学年のうちは、担任が先頭に立って、学級の土台を作っていくべきだと思います。
でも、4年生以上になると、子どもたちには
自分たちでクラスをつくる力」が育ってきている。
だからこそ、担任の役割は少しずつ変わってくるのではないかと感じています。

私が思う担任の役割は、
子どもたちが道に迷ったとき、踏み外しそうになったときに、そっと手を差し伸べること。
すべてを決めて導くのではなく、支える存在であることだと思うのです。

これは、担任と児童の関係に限りません。
先輩と後輩、上司と部下といった関係でも、きっと同じことが言えるのではないでしょうか。

最後に、私が大切にしている言葉をひとつ。

人を見て、関わる

相手の立場や状況に合わせて、どんな距離感で、どんな声をかけるか。
それを意識できる人でありたいと、いつも思っています。

少しでも、誰もが“生きやすい”社会になりますように。
そんな願いを込めて、私は今日も言葉を綴っています。

この文章が、あなたの心に少しでも届いたなら、とてもうれしいです。
最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました。

「スキ」やフォロー、お気持ちでのサポートも、大きな励みになります。
あなたの一歩が、少しでも軽くなりますように。


次回予告

「🏫#17 教室が少しずつ、動きはじめた。立て直し、加速中!」

小さな成功を積み重ねながら、なおは“ひとりで頑張る学級経営”から“みんなでつくるクラス”へ。
子どもたちとの信頼が動き出した、学級づくりの転機をお届けします。


シリーズ記事まとめ【ちょっと心がほぐれるノート】|元教員なおの「ちょっと心がほぐれるノート」


いいなと思ったら応援しよう!

元教員“なお”の 「ちょっと夢に近づくノート」 心を込めて綴った言葉が、あなたの一日になにか届いていたらうれしいです。 チップというかたちで応援していただけたら、本当に励みになります。 感謝の気持ちをこめて、これからも綴っていきますね。