「🏫#17 教室が少しずつ、動きはじめた。立て直し、加速中!」
こんにちは。
元教員なおの「ちょっと心がほぐれるノート」に来てくれて、ありがとうございます。
気づけば6月も中旬。
2025年も、もう半分が過ぎようとしていますね。
みなさんにとって、今年の上半期はどんな時間でしたか?
私はというと、2024年に適応障害と診断され、
心身の不調から教員を退職しました。
すぐに転職しようかとも思いましたが、
不安定な気持ちのまま働き始めても、また同じように苦しんでしまう──そんな気がして。
「このままじゃ、人生楽しめないかもしれない」と、
ふと直感的に思ったのです。
それからは「リハビリ期間」と捉えて、
専門学校に通いながら、アルバイトをして、
すこしずつ、すこしずつ、自分のペースで立て直しを始めました。
そんな中で始めた新しい挑戦が、こうしてnoteで記事を書くことです。
振り返ってみると、今年の上半期は、自分でも驚くくらい順調に歩めている気がします。
さて、みなさんの2025年上半期は、いかがでしたか?
「今日が一番若い日」。
もし、まだやりたいことができていなかったら、
このタイミングを“立ち止まって見直すきっかけにしてみるのも、いいかもしれません。
さて、今回のタイトルは
「🏫#17 教室が少しずつ、動きはじめた。立て直し、加速中!」です。
小さな成功を積み重ねながら、なおは“ひとりで頑張る学級経営”から“みんなでつくるクラス”へ。
子どもたちとの信頼が動き出した、学級づくりの転機をお届けします。
どうぞ、そっとのぞいてみてください。
💡前回の記事も読んでいただくと、今回の内容がより深く伝わるかもしれません。
📚目次
1.遊びは、最高の人間観察ツールだった
2.学級目標は、クラスの道しるべ
3.読者のあなたへ〜遊びや対話の中で関係は生まれる〜
1.遊びは、最高の人間観察ツールだった
〜子どもたちの素顔が見える時間〜
この子たちは、休み時間に外で遊ぶのが本当に大好きでした。
だからこそ、子どもたちとの距離を縮める一番の方法は、
一緒に遊ぶことだと感じました。
実際に遊んでみると、見えてくることがたくさんあります。
たとえば、鬼ごっこやドロケイでは…
• 自分から進んで鬼を引き受ける子
• 仲間を助けるためにすばやく動ける子
• 負けず嫌いで、最後まで粘り強く追いかける子
一方で、
• 嘘をついてズルをする子
• ルールを守れない子
そんな姿も見えてきます。
ドッジボールでは…
• 相手の力に合わせて加減できる子
• 仲間にボールを譲る優しさがある子
• 投力や俊敏性など、運動能力の高い子
そして反対に、
• 自分だけが楽しめればいいと思っている子
• 協調性に欠ける子
• 少しのことでスネてしまう子
…など、遊びの中には、
子どもたちの“素の性格”がたくさん詰まっているのだと、
改めて気づかされました。
クラスの中でも特にやんちゃだったHくんは、
少年野球に入っていて体も大きく、どこか自分本位なところのある子でした。
だからこそ、ドッジボールは、彼との信頼関係を築くのにぴったりの時間でした。
私が彼の全力で投げたボールをキャッチしたり、鋭いボールで返したり──
そんなやり取りを何度も繰り返すうちに、
彼は「くそ〜!また取られた!」と笑いながら私に挑んでくるようになりました。
気づけば彼にとって私は、“ちょっと憧れる存在”になっていたのかもしれません。
子どもとの関係づくりは、机の上のやりとりだけじゃない。
遊びの中でこそ、心が通う瞬間がある。
そう実感した日々でした。
2.学級目標は、クラスの道しるべ〜「任せてみる」で生まれた、子どもたちの本気と笑顔〜
毎年、どうやって作るか迷う「学級目標」。
必要かどうかの議論もありますが、私は必要なものだと考えています。
そして、学級目標つくるおすすめのタイミングは6月です。
学級目標は、クラスの“道しるべ”になります。
クラスが揺らぎはじめたときに立ち返る「軸」であり、
子どもたちの成長を讃える“ものさし”にもなります。
社会に出ても、年度のはじめに目標を立て、自己評価する企業は多くあります。
学校現場も同じように、1年の中で「目指す姿」を言語化します。
子供たちも同様なことが言えると思います。
では、なぜ4月・5月ではなく、6月なのか?
それは、4・5月の間にクラスの様子や子どもたちの個性、
課題や良さが見えてくるからです。
教師から見た視点も、子ども自身の自覚も、この時期にようやく深まってきます。
だからこそ、表面的な言葉になりがちな4月ではなく、
“実感を伴った目標”を子どもと一緒に立てるためには、6月が最適だと感じています。
⭐️実際の取り組み
以前は、私が決めた目標の文言を白抜き印刷し、
子どもたちに色を塗ってもらって掲示していました。
でも、4年生になった今年は、なるべく子どもたちに任せてみようと思いました。
学級目標づくりに必要な3つの要素
• 文言(目標となる言葉)
• イラスト(目を引き、印象に残る)
• 装飾(目標に彩りと愛着を持たせる)
この3つの役割に子どもたち自身が分かれて取り組むことで、
自分の得意を活かし、作成しました。
子供達に任せることで大切なのは「信じること」
子どもたちを信じて、まずは任せてみる。
そして、困ったときは手を差し伸べる。
その姿勢こそが、学級経営の根幹になるのだと実感しました。
「できた!」
そう言ってみんなで完成させた学級目標を見上げたとき、
子どもたちの表情は満足感と達成感に満ちていました。
あのときの笑顔と、記念に撮った写真──今でも忘れられません。
3.読者のあなたへ〜遊びや対話の中で関係は生まれる〜
現場で働いていたとき、
そして今、学生として過ごすなかでも、よく耳にします。
「〇〇さんって、こういう人らしいよ」
「〇〇くんって、こんなことしたんだって」
そんなふうに、誰かの噂や過去の印象から相手を決めつけてしまう言葉たち。
それはいつのまにか“偏見”というフィルターになってしまうことがあります。
でも、私は思うのです。
その人がどんな人かは、自分の目で、関わってみてこそ見えてくるものだと。
子どもであれば、一緒に遊んでみる。
学生であれば、プライベートな会話をしてみる。
社会人なら、一緒にごはんを食べてみる。
そういった「日常のふとした関わり」の中で、
その人が見せる別の表情に気づくことがあります。
「こんな一面を持っているんだ」
「こんなふうに考えていたんだ」
その発見が、人との距離を少しずつ縮めてくれる気がします。
そして、そこから新しい関係が生まれていくのだと思います。
私は、「相手を知ること」こそが大切だと、心から思っています。
だから、どうか偏見の目で相手を見ないでほしい。
誰かの言葉ではなく、あなた自身の目で見て、関わって、判断してほしい。
それが、優しい関係づくりの第一歩になると信じています。
少しでも、誰もが“生きやすい”社会になりますように。
そんな願いを込めて、私は今日も言葉を綴っています。
この文章が、あなたの心に少しでも届いたなら、とてもうれしいです。
最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました。
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あなたの一歩が、少しでも軽くなりますように。
次回予告
「🏫#18 不登校の男の子と、“関係づくり”が始まった日」
次回は、不登校が続いている男の子のお話です。
その子がどんな家庭環境で育ち、どんな想いを抱えていたのか──
そして、なおはその子にどう関わっていったのか。
丁寧に、綴っていきます。
シリーズ記事まとめ【ちょっと心がほぐれるノート】|元教員なおの「ちょっと心がほぐれるノート」
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