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🏫#28「人を育てるって、こんなにも難しくて、あたたかい」

こんにちは。
元教員“なお”の「ちょっと夢に近づくノート」に来てくれて、ありがとうございます。

今日から定期試験が始まります。
7年ぶりに、私は“学生”に戻りました。
かつては教える側、そして試験をつくる側だった私。

先生たちが毎回丁寧に授業資料を作っていたことにも、今なら深く頭が下がります。
そして、どんな視点で試験問題を出していたのかも、なんとなく想像がつきます。

勉強をするときは
「この先生なら、ここを出すかな」
と予想しながら取り組みました。
そう考えると、自然と内容が頭に入ってくる気がしたのです。

初心を忘れずに、慌てず、丁寧に。
緊張よりもワクワクが勝っています。
せっかくの機会だからこそ、
試験も“楽しむ気持ち”で臨みたいと思います。

さて、今回のタイトルは
🏫#28「人を育てるって、こんなにも難しくて、あたたかい」

教育実習が始まり、子どもたちも実習生も、少しずつ緊張がほどけてきました。
次は「授業実践」。
私自身の実習経験を思い出しながら、実習生に向き合っていく日々。
その中でふと考えるようになった「人を育てるということ」。
そんな気づきと学びを綴りました。

🔁前回の記事はこちらから


1.育てるって、“支える”だけじゃ足りない

私がまずやったのは、自分が教育実習で書いていた日誌を読み返すことでした。
日誌にはその日の授業、学び、気づき、
そして一日の振り返りが綴られていて、
指導教官のコメントが毎回書かれていました。

あの頃、どれほどその言葉に救われたか。
アドバイスや励まし、
そして厳しくもあたたかい改善点の指摘。

今ならわかる。
日々の業務の合間に、実習生のためにノートを読み、心を込めてコメントを書くということが、
どれほどの時間とエネルギーを要したか。
私は、恩師のようにはなれないかもしれないけれど、

「自分にできることを尽くそう」

と心に決めました。

さて、実習には“授業実践”があります。
学校側からは、必ず◯コマ以上の授業を行うようにと指定があります。
そのうえで、実習生がやりたい教科(研究授業)も調整しながら、授業日程を組み立てていく必要がありました。

私としては、せっかくの実習なのだから、 
全ての教科を経験させたいという想いもありました。
でも、現実には

「子どもたちの前で授業をすること」

自体が、実習生にとっては大きなハードルです。

彼女の気持ちを聞きながら、
指導者としての想いと、実習生の不安とのあいだで、慎重に“塩梅”を調整していきました。

彼女は、自分の思いを言葉にするのが少し苦手で、
その“心の声”を読み取るのに、
私はとても苦労したのを覚えています。


2.一歩ずつ、授業づくりの階段を登る

実習生の研究授業は「算数」に決まり、
まずは私の授業を見ながら、流れや発問の仕方を学んでもらいました。
放課後には、その都度フィードバック。
少しずつですが、授業のイメージをつかんでいったようでした。

そんなある日、「模擬授業、やってみる?」と声をかけてみました。
お節介だったかな…と内心不安でしたが、
「お願いします」と素直に応じてくれて、ホッとしたのを覚えています。

子どもたちが下校したあと、いよいよ模擬授業。
緊張からか、最初は声が小さくて聞こえないほど。
まずは“声を出す”ことからのスタートです。

指導も一度にたくさん伝えてしまうと、実習生の頭も心もいっぱいになるので、
私は、アドバイスは“3つ以内”と決めていました。

その少しずつの積み重ねと、毎日の振り返りを経て――
次回、ついに本番「研究授業」へと進んでいきます。


3.読者のあなたへ

大人を育てるという壁に向き合って

子どもに教えることよりも、
実は「大人を指導すること」の方が難しいと感じるようになりました。

子どもは、まだ未完成な存在。
どんな色にも染まるからこそ、
私たちは慎重に、丁寧に関わる必要があります。

一方で大人は、
これまでの人生の中で「自分のやり方」や「価値観」がすでに築かれています。
だからこそ、指導されたとき、
腑に落ちなければ、なかなか納得してもらえません。

その壁に直面したとき、
あらためて“育てる”って簡単じゃないな、と感じました。

でも、それでも育てようとする姿勢こそ、
きっと未来を変える力なんだと思います。

少しでも、誰しもが“人生を楽しく生きられる”社会になりますように。
そんな願いを込めて、今日もこうして言葉を綴っています。
この文章が、あなたの心にそっと届いていたら、とてもうれしいです。
最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました。

「スキ」やフォロー、そしてお気持ちでのサポートも、いつも大きな励みになっています。
あなたの一歩が、今日も少し軽やかになりますように。


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