「退院の日のこと」回復期㉒
前回の記事はこちら「小脳梗塞のリハビリ 自転車に乗れるようになるまで」回復期21 PTコラボ vol.4
発症から132日目
PCを無理なく使えるようになり、電動自転車もバスもなんとか乗れるようになりました。
ここまで良くなるなんて、本当に信じられない!
倒れて3ヶ月半、いよいよ退院です。
患者仲間も無事に退院して、ほとんど新しい顔ぶれになっていました。
リハビリ業界も、制度が変わるタイミングだったようです。
先生たちは忙しそうではありましたが、苦楽を共にしてくれた、信頼する「PT(理学療法士)とOT(作業療法士)に見送って欲しい」という、最後のわがままを叶えてくれました。
思えば小脳梗塞という少数派の患者に対するケアは、医療者の中でも意見が分かれがちで、めまいのリハビリでは、ナースと闘ってくれたそうです。(その後、ナースは負荷訓練に協力してくれました)
「こんなに外出届けを出したことはない」とも言っていました。PTはチームのリーダーで管理職だったので、調整が大変だったと思います。
家族の行きどころのない不満を、黙って受け止めてくれました。
(OTから「PTが無駄にイケメンだから」と責任転嫁をされていた事を彼はたぶん知らない)
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
退院は嬉しいような、寂しいような笑
病気をしたことで得たものは、体だけではなく心だったり、積み重ねてきた生活や思考の癖なんかを見直す大きなチャンスでした。
この事を通して出会った人や、出会い直した人との関係は、一生の宝物です。
そもそも、小脳梗塞の大きさや場所を考えると、生きているだけでラッキーです。
これまで積んできた徳を一気に使い果たしたな〜。
いまだに脳梗塞の原因は不明なので、無理はできません。
また血栓がどこから飛んでくるのかわからないので。
だけど、せっかく守ってもらった命。ここまで治してもらった意味を考えて、誰かの役に立てる身の使い方をしていきたいです。
最後に3人で撮った写真はふざけたものばかり。これも絆の証かな!?
患者の印であるリストバンドを外してもらい、玄関まで見送ってもらいました。
「周りに助けて下さいって素直に頼るように」
「予定を詰め込まないように気をつけて」
「しんどくなる前に体を休めるようにね」舞い上がっていてよく覚えていないけど、最後にそんな言葉をかけてもらったように思います。
回復期リハビリテーション病院に来て良かった!
最後まで、ありがとうございました。
回復期⭐︎完
🐱次回からは、退院後の生活編と通院編を不定期で更新します🐱
