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友達と、推しが違っても楽しい!大人のKPOPライブ事情

夏の誘いに迷った理由

夏に、友達が
「ウマチュン(音楽中心)のライブ行かない?」
と誘ってくれた。

今話題のK-POPアーティストが、だいたい10組くらい出る合同ライブらしい。

正直、最初に聞いた瞬間は少しだけ迷った。
知らないグループも出るし、チケット代を思い浮かべて、
そろばんを弾き、鉛筆を舐め舐めしながら
「……お金、もったいないかな?」と。

でも、その迷いはわりとあっさり消えた。
久しぶりに、古くからの友人とKPOPライブに行ける。
それだけで、もう行く動機としては十分だった。


知ってる半分、知らない半分

今回はMusic Bank。
色んなアーティストが出るライブは、これで2回目だ。

友達の推しはTXT。
そして私が好きなのは、
RIIZE、ENHYPEN、BOYNEXTDOOR。

全組を知っているわけではない。
半分は知っていて、半分は知らない。

ただ、その「知っている半分」が曲者だった。
どれも駆け出しで、
人気がぐんぐん上がっていて、
気づけば名前を聞かない日はないようなグループばかり。

つまり、
知らない半分が気になる前に、
知ってる半分の情報量と熱量が、もう十分すぎた。


新人時代からの友達と行く幸せ

その友達とは、新人の頃からの付き合いだ。
一緒にバタバタ働いて、
失敗して落ち込んで、
どうでもいい話で笑ってきた。

気を使わない、使えない、本当に気のおけない友達。

そんな彼女と、
今も同じ「好き」をきっかけに出かけられることが、
ただただ、嬉しかった。



ライブ中の楽しみ方

以前住んでいた場所では、
一緒にKPOPライブに行けるママ友がいた。

1人で行くライブも嫌いじゃない。

でも、日常をすぱっと忘れて、
一気に**お目目キラキラの乙女(期間限定)**に戻って、

「衣装かわいくない?」
「今の演出すごくない?」
「次、あの曲くるよね?」

なんて言いながら観るライブは、やっぱり楽しい。

終わったあとに
「今日よかったね」
「最高だったね」
と並んで帰る時間も含めて、ライブだと思っている。

小学校の先生が、「帰るまでが遠足」って言っていた、あれと同じ。



引っ越して失った時間と寂しさ

引っ越してから、その時間がなくなった。

KPOPが好きな人はいる。
でも、同じグループが好きな人はいない。

単独ライブとなると、
高いお金を払って、遠くまで、
「人の推し」に全力で付き合ってもらうのは、
大人として、なかなか頼みにくい。

もしかしたら、もう2度とあんなに楽しい時間を過ごせないのかな…
なんて、時々心にぽっかりと穴が空いて、
そこから現実的な不安がヒューヒュー吹き込んでくる。

ついでにスズメでも一羽、チュンチュン迷い込んできそうな気分だった。




でも色んなアーティストが出るライブは別


でも、色んなアーティストが出るライブなら話は別だ。

推しが違ってもいい。
それぞれの「好き」が会場にあれば、一緒に楽しめる。

そのライブのために、
知らないアーティストの曲を予習する。

気づけばプレイリストは、推しだらけで大渋滞。
どれにしようかなで一曲目を選んでも、全部大当たり🎯で、一気にテンションMAX!
どのアーティストがオフシーズンでも、誰かがカムバックしてるから、年中お祭り状態。

そして、新しい曲が出たら、友達とLINE報告会。
ライブ直前に新曲なんて出ようものなら、「これ絶対やるよね!」と馬券師ばりに予想する。

そんなふうに、気づけば日常のあちこちが、「何でもない日、万歳!」と、ライブ当日までの助走期間みたいになっていた。

一回のライブで、
二度、三度、いや無限大♾️においしい。
最近、こういうライブが私の楽しみになっている。



大人になって気づくライブの価値

Music Bankの会場で、改めて思った。

1人で楽しむ時間も好き。
でも、誰かと同じ景色を見て、
同じ熱を感じて、
一緒に笑い合える夜は、やっぱり特別だ。

新人の頃から知っている友達と、
今はそれぞれ違う生活をしながら、
同じ場所で音楽に夢中になっている。

それだけで、
なんだか胸がいっぱいになった。

推しが違っても、知らない曲があってもいい。

大人になってからのライブは、
音楽を聴きに行く場所であり、
人との時間を確かめに行く場所なのかもしれない。

──そんなことを思った、今日この頃。



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