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【売れる営業マンと真逆のことしてた】こんな僕でも売れる営業マンになれた#3

この『こんな僕でも売れる営業マンになれた』は、営業本を何冊読んでもまったく売ることができずダメ営業マンだった僕が、売れる営業マンになれた学びや具体的なノウハウを共有するnoteです。

もし今、営業に苦手意識があるのなら、このnoteが売れる営業マンに変われるきっかけとなれば幸いです。

できない奴扱いで会社に行くのが辛かった

売れないだけでなく、ルート営業の取引先から返品や納品後の値引処理の要求をされまくった僕。

取引先のバイヤーも、部署の先輩達も、僕を見る目は『こいつはどんだけできない奴なんだよ』と言わんばかりの冷たい視線になっていきました。

取引先バイヤーとの電話もみんなが聞き耳を立てている気がして、毎日が監視されてるようでした。

逃げ場所はトイレの中だけでした。

トイレの中で泣くことだけが唯一の自由に思えました。

もう辞めたい…

すがるように読み漁った営業本もすでに読む気力がなくなっていました。

「会社を辞めると言おう」
毎日そのタイミングだけを考えていたのです。

部長との同行訪問

いつも通り長いトイレから帰ってきた僕に突然、部長の声が飛んできました。

「けいすけ君!来週は俺も一緒に取引先に顔出すからバイヤーにアポ入れといて!」

先輩も課長も通り越していきなり部長との同行。
ダメ営業すぎる僕は逆の意味で特別待遇されることなったのです。

後から知ることになったのですが、
部長は取引先バイヤー達から営業担当を変えてくれと直接連絡を受けていたようです。

部長は自分も現役バリバリの営業マンで、事業部のトップ営業マンでもありました。

そんな部長の特別待遇を受けることになり、
僕はいっそう情けない気持ちになりましたが、同時に部長が一緒なら来週はなんとかやり過ごせそうだという安堵感で少し楽になりました。

でも、それ以上にトップ営業マンの部長はどんな営業をするのか見れることに興奮して久しぶりにワクワクした気分になれたのです。

営業当日

いよいよバイヤーさんとの商談の場です。

部長とバイヤーさんは、バイヤーさんの職場の話し、家庭の話し、趣味の話しなど、雑談で盛り上がっていました。

そして、商品を売ることなく雑談だけで商談時間が終わってしまったのです。

最後に付け加えるように、
「うちのけいすけ、販売応援でも他店視察でも何でもこき使ってやってください!はっはっはー!」
と笑っていました。

バイヤーさんも「けいすけくん、うちの店のためにがんばってな!はっはっはー!」
と笑っていました。

それで終わり。

他の取引先でも同じように雑談で盛り上がってただけでした。

何も売ってない…

僕は部長の営業が見たかったのに…

全ての取引先との商談(雑談)が終わった帰り、
部長が僕に言いました。

「次から売るものは何かわかったか?」

次から売るもの?…
僕にはまったくわかりません。
考えている僕に部長が続けました。

「自分自身を売るんだよ
営業はな、商品を売る前も、売ってる時も、売った後も、ずっと自分自身を売り続けるんだよ」

「自分自身を売るって言うのは、お客様に自分のことを好きにさせるってことだよ」

「お客様に好かれたら何だって売れるぞー
例えば大好きな女の子におねだりされたら何でも買っちゃうだろ!それと同じだよ!はっはっはー!」

部長は笑っていました。

僕は真逆のことしてた

ハッ!とこれまでの営業を思い出しました。

お客に会うのは商品を買ってもらいたいだけ。
相手のことなんて気にしたことない。
自分の売上をつくることだけに一生懸命。
売った後は何か言われるのがイヤで連絡もしなかった。

僕はずっとお客様に好かれるどころか嫌われる営業をしていたんだ…

今日の盛り上がった商談でバイヤーさんは部長という人間を大好きになっていた。

部長は何も売らなかったのではなく自分自身を売っていたんだと、僕はようやく気づいたのです。

さらには僕のことを、『こいつは何にでも使ってもらる必ずあなたの役に立つ営業マンですよ』と売り込んでくれていたのです。

部長は自分自身と商品(僕)を同時に売っていたんだ。
そして僕がバイヤーさんに好かれるような営業ができるようにお膳立てしてくれていたんだ。

売れる営業マンが1番売っているのは自分自身

僕はこれまでの自分を反省すると同時に心の底から感動しました。
僕も部長を大好きなりました。

「お客様は部長にすすめられたら何でも買っちゃうだろうなあ」

僕もそんな営業マンになる!とやる気が湧いてきました。

そうして僕は、
お客様に自分のことを好きにさせる技術を身につける勉強を始めることになったのです。

#4に続く







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