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【38歳パニック障害】私、やめました!10個のリスト⑧

パニック障害になり4年目を迎えました。
現在は予期不安と闘いながら、生活しています。
お仕事もフルタイムで。
会いたい人には会いたい時に。
たまに、頓服薬を頼りながら...
私が実際に心がけた【やめた事】10個の事。
ひとつずつ、少しずつ紹介させてください


何でも自分のせいにすること


パニック障害になってから、
私はよく「私が悪いんだ」と思うようになった。

仕事を休んだ。
早退した。
予定をキャンセルした。
家族に心配をかけた。
できるはずのことが、できなかった。

そのたびに、
「もっと頑張ればできたんじゃないか」
「私が弱いからだ」
「ちゃんとしなきゃ」

と、自分にダメ出しをしていた。

今思えば、発作そのものよりも、その後に自分へ浴びせていた言葉のほうが、しんどかったのかもしれない。

ある日、体調が悪くて仕事を休んだ。
ベッドの上で横になりながら、
「また迷惑をかけちゃったな」と思った。

でも、ふと考えた。
もし、これが自分じゃなくて、仲のいい友達だったら?

「あなたが悪いよ」
なんて、私は絶対に言わない。

きっと、
「今日は休んでいいよ」
「無理しなくていいよ」
「体調が悪いんだから仕方ないよ」と言う。

……あれ?
じゃあ、なんで私は自分には言わないんだろう。
自分だけ、ずいぶん厳しくない?

そう思った。
私の中には、いつも小さな裁判官がいる。

何か起こるたびに、
「はい、あなたが悪い」と判決を出してくる。

仕事を休んだ。
有罪。

発作が起きた。
有罪。

人に頼った。
有罪。

予定通りに動けなかった。
もちろん有罪。

いやいや、ちょっと待って。

裁判官さん、いくらなんでも判決が早すぎませんか。

証拠、見ました?
事情聴取しました?

……してないよね。

ただ「できなかった」という事実だけを見て、全部私のせいにしている。

でも、体調には波がある。

朝は元気だったのに、午後になったら急にしんどくなる日もある。

昨日できたことが、今日はできないこともある。

それは「怠けた」わけでも、「弱くなった」わけでもない。

ただ、その日の自分の状態が違っただけ。
もちろん、自分の生活や体調を振り返ることは大切だと思う。

でも、
「どうしてこうなったんだろう?」と考えることと、

「全部私が悪い」
と責めることは、似ているようで全然違う。

前者は、自分を助けるための振り返り。
後者は、自分を追い詰めるための反省会だ。

私は長いこと、後者をやっていた。
しかも、かなり真面目に。

夜、布団に入ってから一人反省会を開催する。

本日の議題。
「なぜ私は、今日こんなにダメだったのか」

参加者、私ひとり。

議長も私。
書記も私。
そして、なぜか被告人も私。
こんな会議、そりゃ疲れる。
だから、やめることにした。

「今日できなかったこと」ではなく、
「今日できたこと」を見る。

仕事に行けた。
ご飯を作れた。
子どもと話せた。
植物に水やりした。

しんどかったけれど、ちゃんと一日を終えた。
それだけでも十分だと思うようになった。

パニック障害になったことで、私は「頑張ること」ばかりが偉いわけじゃないと知った。

休むこと。
助けを借りること。
予定を変えること。
「今日は無理」と言うこと。

それも、自分を守るための立派な選択だった。

以前の私は、何かうまくいかないことがあると、自分を責めることで前に進もうとしていた。
でも今は違う。
自分を責めなくても、前には進める。
むしろ、自分に優しくしたほうが、少し遠くまで歩いていける。

だから私は、
「何でも自分のせいにすること」をやめた。

今日できなかったことがあっても、
「今日は、ここまでだったんだね」と自分に言う。

そしてまた明日、できることをひとつやればいい。

人生は、毎日満点を取らなくても続いていく。
むしろ、毎日満点を取ろうとするほうが無理がある。

私はもう、自分を責めることで自分を動かすのをやめようと思う。

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しろくまさん | 珈琲と余白 読んでくれてありがとうございます。 同じように悩む誰かの小さな支えになりますように。 もし少しでも心に残ったら、応援してもらえたら嬉しいです。