本を読んで、本が読めなかった理由がはっきりした。|仕事と思考09
今日は、本を読んで、
少しすっきりしたことがあります。
そのことをここに残しておこうと思います。
読んだのは、三宅香帆さんの
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』です。
この本は、出版当初から本屋で何度も目にしていました。
けれど、タイトルを見たときに思ったのは、
「忙しいからでしょ」でした。
読むまでもないと思っていました。
それでも手に取ったのは、
日曜日の朝に放送していた「ボクらの時代」で、
著者の三宅さんを見たことがきっかけでした。
話し方や、少しオタクっぽい雰囲気に、
単純に興味を惹かれました。
それに、もうひとつ理由がありました。
仕事をセーブしたことで、
少し余白ができていたことです。
その余白で、本を読むことができました。
読み始めて、
「おや、これは面白いぞ」と思いました。
時代ごとの仕事と読書の関係が、
とてもわかりやすく整理されていて、
「なるほど」と思いながら読み進めました。
それでも、どうして「本が読めなくなった」と結論づけるのか、
その流れが気になって、先を知りたくなりました。
読みながら、自分の読書のことも思い返していました。
それを並べて見ていくこと自体が、
楽しかったのだと思います。
本文の中で、
ひとつ引っかかった言葉がありました。
「本を読むことは、働くことのノイズになる。」
そうか、と思いました。
私は、読書が好きです。
本が好きです。
本屋にいる時間も好きです。
けれど、働くようになってから、
読書だけが、少しずつできなくなっていきました。
気がつけば、
手元には、読みきれないほどの積読が残っていました。
そして、これまでこのnoteに書いてきたように、
仕事との距離を整えてきました。
少しずつ、本に手が伸びるようになってきました。
読む前に思っていた
「忙しいからでしょ」は、間違いではありませんでした。
ただ、それだけではなかった。
本のように、仕事に直接関係のないものを、
自分の中でノイズとして扱っていたこと。
この本で、それに気づけた。
そして今、
仕事をセーブして、
やらなくていいことをやらないようにしたら、
本が読めた。
今回の話に近いことを、以前noteにも書いています。
疲れているとき、
何ができて、何ができなくなるのか。
「疲れているときに、できる判断と、できない判断」
