イエス Long Distance Runaround 歌詞和訳
中学生の頃から はや 半世紀以上聴き続けてる Yes のアルバム Fragile(原題ほぼそのままの邦題「こわれもの」, わるくない邦題だ, 1971年のリリース時は俺はまだ小5です), オープニングを飾る Jon Anderson と Steve Howe 共作の Roundabout からもう衝撃的に素晴らしくて, このアルバムの収録曲の歌詞を和訳するならまずは Roundabout からが王道のような気がするけど, ありゃりゃ, 王道って「楽な近道」「安易な方法」って意味でも使われるのか, しかし あの曲の歌詞はそこそこ難解っぽいし, そもそも文字も多いし長いぞ, 楽ではない, いやそれを避けるためではないのだが, 今回は切っ掛けがあって, アルバム「こわれもの」LP・B面に収録の Long Distance Runaround の歌詞の和訳を(第2章で!)。
Long Distance Runaround「長い距離の言い逃れ」を先に和訳するのは, Roundabout「回り道」するためか?
いや, そういうわけではないのだが(笑), 本件に関し, 以下はとりあえず 今日の note 冒頭, 今日の前口上からの続き。
そこそこ難解っぽい 文字も多い 長い Roundabout から逃げるのではなく, あの歌の歌詞の和訳はいつか機会があったら, あるいはいつかまた「こわれもの」歌詞和訳に気が向いたら やればいい。なんたって Roundabout, あの歌のタイトルを和訳すると「回り道」。
とかなんとか言って, あの歌からそんなふうに「長い距離」Long Distance をとったりして, それは単に猛暑の夏に面倒な長文読解の宿題をしないでいるための「その場しのぎの言い逃れ」Runaround なのでは?
ともあれ, 「長距離の言い逃れ」Long Distance Runaround の歌詞和訳をやろうと思ったのは, 今から40年以上前, 1983年から84年にかけて「こわれもの」地球の北半球にある島国 日本を横浜港からのフェリーで出て 冷戦下のソ連に渡り, それからぐるっとユーラシア大陸ほぼ一周の旅をした, その序盤の 4月から 8月, 初夏から真夏にかけての「ソ連・ヨーロッパ」編・まとめの note 下書きをやってたら(これは投稿後リンク付します)その最中に不意に頭の中で Long Distance Runaround が鳴り出して, そうだ, この歌の歌詞の和訳を先にやろう, と相成った次第。「言い逃れ」の旅ではなかったのに!
次章では, 真摯に歌詞和訳に臨みます(上も嘘ではないし真面目ではあるのだが)。
"Long Distance Runaround" from Yes' 1971 album Fragile 〜 歌詞和訳
「宗教」批判, さらに歌詞の一部には CSNY "Ohio" と同じ背景も
Long Distance Runaround は, Yes のオリジナル・メンバーで当時リード・シンガーとして Yes に在籍していた Jon Anderson が作詞作曲し, Yes の 4作目のアルバム(1971年リリース)「こわれもの」(原題 Fragile)の LP, B面 2曲目に収められた曲。
以下では, 1) Wikipedia 及び 2) Jon Anderson インタヴュー記事により, この歌の歌詞の背景を探ることにする。
1) この歌の歌詞については, Wikipedia に以下のような記述がある。
Yes co-founder Jon Anderson wrote the lyrics to this song while allegedly remembering his encounters with religious hypocrisy and competition he experienced in attending church regularly as a youth in northern England. "Long time / waiting to feel the sound" was a sentiment toward wanting to see a real, compassionate, non-threatening example of godliness.
これによれば, Jon Anderson は, イングランド北部で過ごした少年時代に, 教会に通うなかで彼が目撃(直面, 遭遇)した宗教的な偽善や争いを想い起こしながら, この曲の歌詞を書いたという。"Long time / waiting to feel the sound"(長い間, その響きを感じるのを待っていた)というフレーズは, 真に慈愛に満ちて慈悲深く, 威圧的なものを伴わない敬虔さ, 信仰のあり方に触れたいという彼の真摯な想いを表現したものだったようだ。
さらに, アルバムの Wikipedia には,
Anderson's lyrics to "Long Distance Runaround" address "the craziness of religion" and how people are "taught that Christianity is the only way", which he called a "stupid doctrine". The lyrics to the second verse were inspired by the Kent State shootings in 1970 and the US government's crackdown on young people for criticising the Vietnam War.[34]
とあり, 要するに Long Distance Runaround の歌詞は, 「宗教の狂気」や, いかに人々が「キリスト教こそ唯一の道」(Jon Anderson はこれを「愚かな教義」と呼んでいる)と教え込まれているのかをテーマにしているのだと。そして, 歌詞の Verse 2 は, 1970年に起きたケント州立(オハイオ州)大学銃撃事件(注1)や, ベトナム戦争を批判する若者たちに対するアメリカ政府による弾圧に触発されたものだ, というのだ。
2) 以下の Jon Anderson インタヴュー記事には,
次のような件(くだり)がある。
Songfacts: Did the politics of the time ever creep into your songs?
Anderson: I suppose I've always been very aware of politics. There was one song that I did, "Long Distance Runaround," the second verse is all about Kent State and government cracking down on young people because they were trying to tell the truth about the war in Vietnam. It was just one of the crazy fears of time.
"Long Distance Runaround" was all about the craziness of religion. You're taught that Christianity is the only way. All those people in China are going to the devil [laughing], stupid doctrine, you know. And when you're a kid, you're 9 years old, you don't know any better. You were taught at school that everything started in Greece. Sorry. Not true.
(試訳)
Songfacts:当時の政治状況が, あなたの曲に知らず知らずのうちに影響していたというようなことはありましたか?
Anderson:自分は政治について常に強く意識していたと思う。それを意識しながら書いた曲に "Long Distance Runaround" という曲があるが, そのヴァース 2(2番の歌詞)は, ケント州立大学の事件や, 若者たちを弾圧した政府について書いたものなんだ, ベトナム戦争に関する真実を訴えようとした若者たちを弾圧した政府についてね。それは当時あった, 狂気のような恐怖の感覚のひとつに過ぎなかったわけだけどね。
"Long Distance Runaround" は, 宗教における狂気についても歌った曲だよ。君ら(僕ら, 我々)は, キリスト教こそが唯一の道だと教え込まれるわけ。中国の人たちはみんな悪魔の手に落ちるんだとかね(笑), バカげた教義だよね, だろ? それに子供の頃, 9歳の時なんて, 何にも分かってないんだよ。学校ではすべての物事はギリシャから始まったと教わったよね。残念だけど, それは事実じゃない。
…… …… ……
注1 ケント州立(オハイオ州)大学銃撃事件 については, 以下の note(2本)で, そこそこ詳しく書いている。
1. 1970年5月4日, 「ブリキの兵隊とニクソン」がオハイオ州で 4人のアメリカ人学生を殺した日 〜 「オハイオ」(CSNY)
2. Find the Cost of Freedom (CSNY) 〜 歌詞和訳
いやはや, Yes の Fragile「こわれもの」収録の Long Distance Runaround が, CSNY の Ohio, あの「オハイオ」や Find the Cost of Freedom「自由の値」に繋がるなんて, これまで Fragile「こわれもの」を半世紀以上聴いてきて, 想像したことすらなかった。
この同時代性にはほんと, 驚きだ。
Long Distance Runaround 歌詞和訳 〜 Jon Anderson の想いを込めてみる
タイトルの Long Distance Runaround は, 直訳あるいは逐語訳するなら「長距離(長い隔たり), その場しのぎの言い逃れ」。何のこっちゃという感じだが, しかしアルバム日本盤(Fragile 邦題「こわれもの」はそのものズバリ)発売時の Long Distance Runaround 邦題「遥かなる想い出」は何だかなぁ, 歌詞の中の言葉と曲の印象だけで付けたようで。
それはさておき, 前節で示したように, Long Distance Runaround は, イギリス人ミュージシャン Jon Anderson が, 1970年5月4日にアメリカ(オハイオ州)で起きたケント州立大学事件に象徴されるような強圧的な政治や, キリスト教に代表される世界的な宗教(彼にとってはとりわけ西洋世界における宗教, 少なくとも当時は必然的にキリスト教)における偽善や狂気に対する批判を意識しながら 書いた曲だ。
当然, 歌詞にもそうした彼の視点が反映されていることになるだろう。しかし, この歌の実際の歌詞の場合, それは作者 Jon Anderson 自身による説明があってこそ分かることで, 歌詞におけるワーディング(wording; 言葉の選択, 言い回し, 言葉遣い, 語法)だけで彼の想いを感じ取ることは極めて難しいのではないかと思う([Outro] の "Looking for the sunshine" に Jon Anderson の願望や祈りの感情は感じられるけれど)。
これは歌の歌詞において時にあることなのだろうと思う。そのうえで, リスナーは作者や評者の解説無しで感じるままに感じ解釈してよいだろうし, あるいはその種の解説に既に触れたのなら, そこから想像力を働かせて解釈の幅を広げてもいいのだろうと考える。ただ, はっきりしているのは(もちろん私見ながら), こうしたケースにおいて外国語の歌詞を日本語に訳す場合, 作者による解説・説明に引きずられるあまり, それに沿って歌詞におけるそれぞれの単語に関して無理矢理に(飛躍に過ぎるような)意訳をするようなことは極力避けるべきだろうということだ。
とここまで書いておきながら, 今日は, 以下の歌詞和訳においては, 飛躍に過ぎる意訳に陥らないように注意しながら, それでもそれぞれの英単語が持つ様々な意味の中から何とか, 上述の Jon Anderson の視点が, 彼がこの歌に込めた想いが, ある程度は反映されるような和訳を試みようと思う(知ってしまった以上, 無視するのは難しいのです)。
ではでは, 歌詞和訳が上手くいかない場合の「その場しのぎの言い逃れ」, Runaround はこのくらいにして, 本題の歌詞和訳作業へ。
*なお, 最初の音源の下に記す事情により, さらに続けて Long Distance Runaround から "The Fish (Schindleria Praematurus)" に続くメドレーの音源を載せてから, 歌詞の和訳をやります。
Long Distance Runaround from Yes' 1971 album Fragile 🎶
The song segues, after Howe plays a guitar run with an Echoplex delay effect, into Squire's solo track, "The Fish (Schindleria Praematurus)". Tait recalled that Anderson called him from Advision one evening and said, 'I want the name of a prehistoric fish in eight syllables. Call me back in half an hour'". Tait subsequently found Schindleria praematurus, a species of marine fish, in a copy of Guinness Book of Records.
Steve Howe によるエコープレックス・ディレイ・エフェクトをかけたギターの後, この曲(Long Distance Runaround)は Chris Squire のソロ・トラック "The Fish (Schindleria Praematurus)" へと切れ目なく続く。
Tait (Michael Tait, バンドの照明ディレクター)はこう回想している。ある晩 Jon Anderson が Advision (Advision Studios) から彼に電話してきて, 「8音節の先史時代の魚の名前がほしいんだ。30分後にこっちに電話をかけ直してくれ」と言ったのだ, と。その後, Tait は ギネスブックから Schindleria praematurus という海産魚の一種(の名前)を見つけたのだ。
Long Distance Runaround / The Fish (Schindleria Praematurus), from Yes' 1971 album Fragile 🎶
英語原詞 https://genius.com/Yes-long-distance-runaround-lyrics
大きな隔たり, はぐらかし (*1)
長い間, その響きを感じるのを待っていたのに (*2)
僕はまだ憶えてるよ, あの場所で見た夢を (*3)
僕は今も憶えてるさ, 君がさよならを告げたあの時を
僕らは本当に嘘をついたのだろうか?
陽の光を招き入れて (*4)
僕らは本当に100まで数えただろうか?
冷たい夏に, 耳を傾ける (*5)
熱い色彩が 怒りを溶かして石に変えている (*6)
僕はまだ憶えてるよ, あの場所で見た夢を
僕は今も憶えてるさ, 君がさよならを告げたあの時を
僕らは本当に嘘をついたのだろうか?
陽の光を招き入れて (*4)
僕らは本当に100まで数えただろうか?
大きな隔たり, はぐらかし (*1)
長い間, その響きを感じるのを待っていたのに (*2)
僕はまだ憶えてるよ, あの場所で見た夢を (*3)
僕は今も憶えてるさ, 君がさよならを告げたあの時を
冷たい夏に, 耳を傾ける (*5)
熱い色彩が 怒りを溶かして石に変えている (*6)
僕はまだ憶えてるよ, あの場所で見た夢を
僕は今も憶えてるさ, 君がさよならを告げたあの時を
僕らは本当に嘘をついたのだろうか?
陽の光を招き入れて (*4)
僕らは本当に100まで数えただろうか?
陽の光を探して .. (*7) (*8)
…… ♫ …… ♫ ……
訳注
*1 Long distance runaround .. Long distance は普通に訳せば「長距離」。distance は「隔たり」と訳すこともできる。
runaround, これは迷う。あるいは紛らわしいとも言える。句動詞 run around なら「走り回る」で, "Long distance, run around" なら「長い距離を走り回って」と訳していいだろう。しかしここでは名詞 runaround という表記。これに沿うのなら「(その場しのぎの)言い逃れ」「はぐらかし」「ごまかし」などを意味することになる。
飛躍に過ぎる意訳に陥らないように注意しながら, それでもそれぞれの英単語が持つ様々な意味の中から何とか, 上述の Jon Anderson の視点が, 彼がこの歌に込めた想いが, ある程度は反映されるような和訳を試みようと思う(知ってしまった以上, 無視するのは難しいのです)。
Long distance runaround .. ここは「大きな隔たり, はぐらかし」にした。
*2 Long time waiting to feel the sound
When Jon Anderson was growing up, he noted the exaggerated piety flouted by many in his church, which he found hypocritical.
He wrote this song about his frustration and confusion at the circular reasoning in his religious experience in general.
"It was how religion had seemed to confuse me totally. It was such a game that seemed to be played, and I was going around in circles looking for the sound of reality, the sound of God. That was my interpretation of that song, that I was always confused. I could never understand the things that religion stood for. And that throughout the years has always popped its head up in the song I’ve been working with."
*3 これは「訳注」ではないけれど, "憶えてるよ" は "覚えてるよ" と表記する方が普通なんだろうと思う。しかし自分は 記憶 の 憶 を使いたい。
*4 Letting in the sunshine .. let in は「(~を)招き入れる」「(~を)中に入れる」。Letting in the sunshine なら「陽の光を取り込んで」でもいいが, この歌詞は宗教の体験が背景にあるようなので, 「陽の光を招き入れて」という表現にした。
*5 Cold summer listening .. Cold summer は「冷夏」とも訳せるが, それでは日本の気象庁の例の用語(近頃の日本は猛暑日どころか酷暑日もある夏が目立ち, 「冷夏」はあまり聞かなくなったものの)を想起もしくは連想してしまいそうで, それを避けるべく「冷たい夏」。というか, 要するに, ここでの Cold summer は, あの, いわゆる「冷夏」ではない(わざわざ「訳注」するまでもないか)。
*5 - 6 Cold summer listening, Hot colour melting the anger to stone .. 「冷たい夏に, 耳を傾ける。熱い色彩が 怒りを溶かして 石に変えている」
この「石」は「墓石」を意味している可能性があるとすら思う。実際, 「墓石」を英語で言うなら gravestone, tombstone などがあるが, 文脈次第で stone だけでも「墓石」を意味することは可能だ。
こう考えるのは, この部分は「1970年5月4日にアメリカ(オハイオ州)で起きたケント州立大学事件に象徴されるような強圧的な政治」を意識しながら 書かれた歌詞だからだ。以下の 2つ目(Jon Anderson インタヴュー記事における本人の説明)にあるように, Jon Anderson 自身が その旨を述べている。
それはさておき, 前節で示したように, Long Distance Runaround は, イギリス人ミュージシャン Jon Anderson が, 1970年5月4日にアメリカ(オハイオ州)で起きたケント州立大学事件に象徴されるような強圧的な政治や, キリスト教に代表される世界的な宗教(彼にとってはとりわけ西洋世界における宗教, 少なくとも当時は必然的にキリスト教)における偽善や狂気に対する批判を意識しながら 書いた曲だ。
Anderson:自分は政治について常に強く意識していたと思う。それを意識しながら書いた曲に "Long Distance Runaround" という曲があるが, そのヴァース 2(2番の歌詞)は, ケント州立大学の事件や, 若者たちを弾圧した政府について書いたものなんだ, ベトナム戦争に関する真実を訴えようとした若者たちを弾圧した政府についてね。それは当時あった, 狂気のような恐怖の感覚のひとつに過ぎなかったわけだけどね。
ケント州立大学事件に触発された歌で 一番有名なのは, Neil Young が 書いた "Ohio" by CSNY
"Tin soldiers and Nixon's comin', We're finally on our own, This summer I hear the drummin', Four dead in Ohio .."
そして,
*7 Looking for the sunshine .. 「陽の光を探して」。Jon Anderson が込めた(組織宗教とは無関係の)祈り。
*8 この後, "The Fish (Schindleria Praematurus)" が メドレー的に切れ目なく続く。
Steve Howe によるエコープレックス・ディレイ・エフェクトをかけたギターの後, この曲(Long Distance Runaround)は Chris Squire のソロ・トラック "The Fish (Schindleria Praematurus)" へと切れ目なく続く。
Tait (Michael Tait, バンドの照明ディレクター)はこう回想している。ある晩 Jon Anderson が Advision (Advision Studios) から彼に電話してきて, 「8音節の先史時代の魚の名前がほしいんだ。30分後にこっちに電話をかけ直してくれ」と言ったのだ, と。その後, Tait は ギネスブックから Schindleria praematurus という海産魚の一種(の名前)を見つけたのだ。
"The Fish (Schindleria Praematurus)" の歌詞は, まさしく "Schindleria Praematurus" の連呼。因みに, この曲のタイトル(と歌詞)は, 作者 Chris Squire の愛称(渾名, あだ名)に由来しているようだ。
The title comes from Chris Squire’s nickname: he was dubbed “The Fish” because of his tendency to take long baths. He also happens to be a Pisces.
The subtitle of this song is Schindleria praematurus, which is an obscure, neotenic marine fish from the Pacific ocean. “Neotenic” means the adult fish exhibits no adult characteristics, only juvenile characteristics.
The story is that Chris Squire had the melody and wanted to sing the name of a fish that had eight syllables, and dispatched a roadie (maybe Michael Tait) to find one. The best he could find had nine, which is why the last syllable kind of trails off.
ではでは!
プログレ, イエス, 「こわれもの」 〜 Mood for a Day
自分が洋楽やロックの世界に本格的に入り始めたのは小学4年, 1970年頃(ついでに歌詞和訳もしてしまう邦題「悲しき鉄道員」, 和訳したのは小4の時じゃないけど, 笑)。
ほどなくして色んなジャンルの音楽を聴くようになったけど, いわゆるプログレもそのひとつ。「プログレ」, 今あまり言わないだろうけど。
当時, プログレのバンドと言えば, まず挙がるのは, 順不同ながら ピンク・フロイド(Pink Floyd, *1), ELP つまり エマーソン・レイク・アンド・パーマー(Emerson, Lake & Palmer, *2), キング・クリムゾン(King Crimson), そして イエス, はい, Yes だった。筆者が一番聴いたのは ピンク・フロイドだけど, プログレのバンドの中で技巧派, あるいは演奏テクニックが一番優れているバンドはどれかとなると, 残りの 3つのバンドのどれかだったと思う。イエス を推す向きもかなりいたはず。だよね, Yes, はい。何が言いたいんだ, いや, とにかく, 彼らの演奏の完成度は凄いのだ, ということで。
「こわれもの」は, 中学生の頃, 田舎の我が家に LP があった。というか, その頃の一時期, あった。記憶では, 3歳年上の 成人後に「職業音楽家」兄が 高校時代, 友人から借りてきた LP としてあったような気がする。LP 1枚, けっこう高いからね, 我ら兄弟, とにかく色んなミュージシャンの音楽を聴いたけど, 欲しいLP 全部買えるほど金持ちだったはずもなく。
「こわれもの」は, 以来ずっと 大好きなアルバム。
懐かしい話, もうひとつ書くと, Mood for a Day, これは兄貴がよく弾いていたのだ。弟と違い, 彼はギターが上手かった。もちろん今も上手い, 生業だから, そら そうよ(突然, 「岡田監督」調で身内自慢, 笑)。
懐かしい話を思い出すムードになった今日, Mood for a Day 🎶
次章では, 「こわれもの」をフルで聴きますぞ。
…… …… …… 🎶
*1 Pink Floyd, この際, 筆者の歌詞和訳の宣伝。Echoes, Pigs (Three Different Ones), If, Wish You Were Here, これまでのところは以上 4曲。
*2 Emerson, Lake & Palmer, またまた 筆者による歌詞和訳の宣伝。でも ELP は現状 1曲。
ではでは。
Fragile「こわれもの」, 全曲を聴く
Fragile, the fourth studio album by Yes, recorded August 11 – September 5, 1971 and released on November 12, 1971 🎶
Roundabout
Cans and Brahms
We Have Heaven
South Side of the Sky
Five per Cent for Nothing
Long Distance Runaround
The Fish (Schindleria Praematurus)
Mood for a Day
Heart of the Sunrise (includes hidden track)
The hidden track, a reprise of "We Have Heaven", is not listed on the album's sleeve. Original pressings list the duration of "Heart of the Sunrise" as 10:34, thereby omitting the timing of the reprise.
Fragile, the fourth studio album by Yes, recorded August 11 – September 5, 1971 and released on November 12, 1971 🎶
Yes 公式アカウントの音源, プレイリスト
