アナウンサーへの無謀なチャレンジ、その後の意外な結末 後編
【購読前のお知らせ】
この記事は、途中まで無料でお読みいただけます。
また、前編の「アナウンサーへの無謀なチャレンジ、 その先の意外な結末(前編)」があります。 それぞれ単品(各300円)でもご購入いただけますが、 20%OFFで読める**お得なセット販売(480円のマガジン)**もご用意しています。 まとめて読みたい方は、こちらからがお得です!
マガジンはこちらです⇩
前編はこちらです⇩
地方のテレビ局の就職試験を経験した後、
私は福祉業界の就職活動に取り組み始めました。
希望は、相談員かソーシャルワーカーでした。
でも、当時はその職種だと就職難のため、
狭き門でもありました。
知り合いから、
「一般事務の応募もあるよ」と紹介されたところを
受けてみたものの、そこの会社の社長さんが
苦手で断ったり……。
そうやって違う職種にも視野を広げても、
なかなか自分がやりたいことと
就職の条件が合うところはを
見つけるのは困難でした。
諦めていた頃に、
ようやく高齢者施設の相談員として
内定をもらいました。
卒業後の就職先も決まりほっと一安心。
そんな中、
当時住んでいた地方で、
新しくシティFMが
開設されるとの情報が入りました。
立ち上げの段階からのアルバイトを募集していて、
大学卒業まで、
そこでアルバイトならしてみたいかも、と
応募してみることにしました。
試験は、アルバイトなだけあって、
前回のようながっつりな試験では
ありませんでした。
そこのスタッフさん達も、
初めてのことを試みている感じで、
一緒に作り上げていこう的な空気感があり、
思ったより緊張しないで試験を受けた気がします。
アルバイトで、
アナウンサーとして採用が決まり、
私は、朝6:00から7:00までの
情報番組の週2回だけ、
メインパーソナリティとして配属されました。
その番組担当は、私一人ではなくて、
社会人だった男性とペアでした。
彼もアナウンサーとしての経験はなく、
二人とも素人でした。
今考えたら、よく引き受けたと思います。
その番組は、なんと生放送!
フリートークもがっつりあり、
しかも、情報番組なんて、
私の苦手なものではないですか!
若さというものは、恐ろしいものです。
いや、私の資質にポジティブ思考があるため、
「貴重な経験だし、なんとかなるでしょ」
と引き受けたのです。
開局までの準備期間は短く、
十分な練習も詰めていませんでした。
ほとんど、
見よう見まねで始まったような放送でした。
番組自体は、
ちゃんとタイムキーパーの存在や、
準備された原稿に支えられ、
滞りなく進めることはできました。
また、ニュースや天気予報の読み上げに関しても、
アナウンス教室で積み上げてきた練習が実を結び、
自分でも納得がいくものにできていたと思います。
しかし、問題はフリートーク。
パートナーの彼は、
淀みなく会話をするタイプ。
そこにきて、
私の自信なげなしどろもどろの相槌。
なんとも相性の合わない二人の会話。
毎回、生きた心地がしませんでした。
アナウンス教室の先生にも相談したりもしました。
ですが、苦手意識というものは、
そう簡単に克服できるものではありませんでした。
開設したばかりのラジオでもあって、
お便りを募集はしていましたが、
一通も来ない日が続いていました。
そんなある日、、、。
ついに待ちに待った一通のお便りが届いたのです。
当時はまだインターネットが普及しきっておらず、
リスナーとの架け橋はファックスか郵便。
静まり返った早朝の事務所に、
突如として「ピーーー……ガガガッ」と
ファックスの受信音が鳴り響きました。
「お便りだ!」
初めての反応に、
私とパートナーの彼は期待に胸を躍らせて、
吸い寄せられるようにファックス機の前へ。
ジリジリと、
もどかしい速さで吐き出される感熱紙を、
ドキドキしながら見つめていました。
ようやく手に取ったその紙に綴られていたのは、
予想だにしない言葉でした。
ここから先は

『アナウンサーへの無謀なチャレンジとその後の意外な結末の前編と後編』を収録したマガジンになります。単品で2記事買うよりこちらを購入された方…
よろしければ、お願いいたします。いただいたチップは、noteの活動時に使わせていただきます!
