京都ライター塾|動画視聴コース 受講したんやで日記 #5

第5回 インタビュー原稿の直し方


こんにちは。
京都ライター塾 動画視聴コースで、「書いて生きること」を学び始めてとうとう3ヶ月目を迎えました。
一年後にしあわせなライターになる予定の、平谷ミチルです。

動画視聴とテキストで進めてきたこの講座も終盤にさしかかり、残すところあと1回。
講師の江角悠子さんが絶妙なタイミングで送ってくださるサポートメールに助けられて、作業の遅い私もなんとかnoteへの投稿を継続できています。

講義を通して記事作りの準備や取材への取り組み方を学んだ今でも、 書きながら「大丈夫?情報足りてる?」と悩んだり、書き上げれば自信がなくて「正解がわからん……」と落ち込んだり。
試行錯誤の日々です。

でもね、それすらも、ちょっと楽しめていることに気がついたんです。
迷ったりつまずいたり、時には途方に暮れることがあっても、
これが私のライターへの道程(みち)。
迷わず行けよ、行けばわかるさ
心の中のちっちゃいアントニオ猪木さんが鼓舞してくれています。

ライター塾を卒業したらまずは営業、それから受注。
経験値を積んで、出来ることを増やしていきたい……そのために。
書くことを阻むハードルをことごとく薙ぎ倒しながら、最後まで駆け抜けます!
「京都ライター塾」第5回のテーマは、「インタビュー原稿の直し方」です。

この講座でわかること(第5回まとめ)

  • 「聞いてないよ」は通用しない。インタビュアーの心得

  • サンプル原稿で学ぶ!読者を置き去りにしない文章術

  • 「書いて終わり」じゃない。推敲の大切さ

  • 変幻自在。プロフィール達人への道

    1.「聞いてないよ」は通用しない。インタビュアーの心得

「自分が困らないと、治らないんですよね、これは……」
そう語る江角さんの表情にほんの一瞬、ただならぬ気迫を感じました。
実際に書いて初めて難しさに気づく、新人ライターが陥りがちなお困り事案についての講義冒頭の一節です。

インタビューした時は分かったつもりでも、いざ書くとなると 「聞いてなかったこと」や「遠慮して聞けなかったこと」が出てしまう。
自らもそういう体験があった、という江角さん。
自身が「書く時に困る経験」を重ねたことから、 受講生には「必要なことをきちんと聞ける」ライターになってほしい、と説きます。

リアルタイムで受講した生徒の皆さんは今回、江角さんが受けたインタビューの動画を見て原稿を書く課題に取り組みました。
江角さんは、皆さんのインタビュー原稿を丁寧に添削しつつ、 インタビューを受けた側の心情や、言葉にならない部分を汲み取って言語化することの大切さ、 ストレートすぎる表現を柔らかく書き換える方法などについて解説してくださっています。(こ、これって…ライターを目指す者にとっては「至れり尽くせり」じゃないですか……?)

この講座では、書いた原稿が個別に講評を受けるという贅沢な環境の中で、 安心してどんどん失敗することができてしまうのです。
むしろ困ることが推奨されている!
受講生の皆さんは、貴重な経験を得ることができたのではないでしょうか。
(それってとても羨ましいです!私が受講している『動画視聴コース』には課題の講評は含まれていないので……)

記事を書く段になって「聞いておけばよかった!」とならないように、その心得と対策について理解が深まりました。
今後もし、インタビュー案件を受注できたら……今日の学びを胸に、腹を括って、躊躇わず、覚悟を持って「聞くこと」に挑みたいと思います。

2.サンプル原稿で学ぶ!読者を置き去りにしない文章術

文章を読んでいて、ちょっとした文言が引っ掛かる。
知らない人が急に出てきて、「え、…誰?」と立ち止まってしまう。
既出の情報かも?と何度か読んで分からず、結局前後の文脈から推測してみたりして。
そんなことって、ありますよね……?

私の場合は、「はっ…自分の理解力が足りないせいなのでは!?」と取り乱してしまうのですが、 江角さんはこう言います。
「読者に想像させないようにする必要が、書き手にはあるんです」
「何度か読み直せばわかる、という文章では、読者に離脱されてしまいます」

書き手としては、読者が途中で読むことを断念するのだけは避けたいところです。
読者を悩ませることなく最後まで読んでもらうためには、何に気をつけて書いたら良いのでしょうか?

文章のプロである江角さんは、架空のお店の紹介文を添削する要領で、 読者に推測させない書き方のコツを解説しています。

  • 読者を置き去りにしない(情報を適所に配置)

  • 書き手にとっては当たり前のことも省かない(前提を共有する)

  • 2回読ませたら負け(読者に負担をかけない)

例えばお店紹介で、店名を知らない読者に対して、 文章の途中で急に店名にちなんだ描写が入れてあった場合。
書き手には分かっていても読者にはわからないことなので、そこで引っ掛かって読者が置いてけぼりになってしまいます。

書き手にとっては当たり前なことでも、書かなければ読者には伝わりませんよね。
一歩引いて、自身の書いた文章を疑うくらい慎重でいいのかも……。
誰も迷子にさせません。
書き手は、読者をストレスなくゴールまで送り届ける旅のガイドなのですから。

3.「書いて終わり」じゃない。推敲の大切さ

今回の講義で、江角さんは受講生の皆さんの記事の添削にたっぷり時間を取ってくださっています。
江角さんへのインタビュー動画をもとに書き上げられた皆さんの記事を見せて頂いて、 皆さんライターの仕事をされている!すごい!と圧倒されてしまいました。
本当に、インタビュー記事が出来上がっているんですよ……。

講評をしていく中で、江角さんが指摘したポイントは以下の通り。

  • 過去記事や媒体の傾向を調べ、その媒体に合う書き方に寄せること

  • インタビューで話していないことでも、読者に伝わるように書き手が言葉を補うこと

  • 括弧や句読点、ひらがな・漢字など、媒体ごとの表記ルールを確認すること

  • 記事のゴールを明確にすること(読者が何を持ち帰るのかまで設計する)

そして、原稿を書いた後にすべき大事なこと。

  • 誤字脱字の確認

  • 分かりにくい表現の修正

  • 同じ言葉の繰り返しを避ける

  • 表記統一のチェック

  • 不要部分の削除

  • 声に出して読む(文のリズムを整える)

過去に「第2回インタビュー原稿の書き方」で学んだことの復習になりますが、 原稿は書いて終わりではなく、推敲こそが重要だという基本に立ち返る内容です。
誤字脱字に関しては、もう本当に、後からいくらでも出てくるので、 いつも泣きながら(大袈裟に聞こえるかもしれませんがほぼ真実)修正しています。
なんならnoteに投稿した後にミスに気がついて「あああああ!」です。

声に出して何回も読んでいるのに、なぜ誤字脱字を取りこぼしてしまうのでしょうか。
ミスを検出するために江角さんが実践しているのは、見るものを変えること。
パソコンの画面で書いたものをスマホで読むのも効果的ですが、江角さんが一番わかりやすいと推奨するのは、紙にプリントアウトすること。
ペンを持って、なぞりながら読むと見つけやすいとのことでした。

ミスを見つけて直すだけ終わりではありません。
「1ヶ所直したらバランスが悪くなるので、修正の入っていない部分を含めて全体を整えることを忘れないように」と江角さんは続けます。
そこだけ直して終わらないのが難しいところですね。

ライターは記事を書き上げた後にもやることが山積みです。
ですが、ここまでたどり着いたら、いよいよ次のステップ。
頑張った記事を売りにいく」段階に入ります!

4.変幻自在。プロフィール達人への道

これまでの講義で、ライターはブログを持っていると仕事に繋がりやすい、 発信している人が仕事を依頼されやすいということを繰り返し学んできました。
でも、ブログって何を載せていったら良いのでしょうか?

「書いたものは実績になります。今回皆さんが書いたこの記事も、立派な実績です」

江角さん、さらっとすごいことを言いました。
課題として製作した記事がそのまま実績になるとはまさに一石二鳥……
しかも「私、インタビューができるライターです」とアピールもできちゃう。

原稿を依頼する側から見れば、ブログやnoteがそのライターの能力を測る手掛かりになります。
臆さずブログやnoteに掲載していきたい……!

そして、ライターが仕事に繋がるために、もう一つ大事な作業。
それが、ライターとしてのプロフィールを作ることです。

テキストには、参考として、媒体や企画に応じてそれぞれ内容の異なる複数のプロフィールが掲載されています。
「プロフィールは一回作ったからといって、ずっと同じじゃないといけないことはないんです。媒体が同じであっても、ちょっとずつ変えていますね」 (えっ、変えてもいいんだ!?)

例えばコーヒーの特集なら、コーヒー大好きライターに仕事を依頼したいですよね。
そんな時に「ぴったりの人」であるために、江角さんはプロフィールを活用することをおすすめしています。

江角流・プロフィールの作り方のポイント

  • 誰に何を知ってもらいたいかを考える

  • 興味・関心・趣味・特技を盛り込む

  • 抽象的ではなく具体的に書く

  • 媒体ごとにプロフィールを変えてOK

  • 少し人柄が伝わる要素も入れてみる

その媒体で自分が何を伝えたい人なのかを明確にする、プレゼンツールとしてのプロフィールの活用。
「私なんか新人で実績もないし……」
「先輩方に比べて強みなんて持ってないし……」
ないないづくしで貧弱で、書くことが見つからなくて困った挙句、 とりあえずプロフィールは作らなくてもいいか、なんて思っていました。

自分のアピールってなんだか恥ずかしいし……(いや別に恥ずかしくないだろ!)
でも、江角さんのお話を聞いたら、これはやらないと勿体無いと思いました。
私がどんな人かと言えば、こんな感じ。

  • 声に出して読みたい怪談朗読の達人……披露する機会がまるでないんです。そんなに怖くないよ……?

  • ミニベロで行こう!自転車通勤の匠……サイクルウェアを着て来る訪問介護ヘルパーです。

  • 甘味処のお食事メニューを愛するハラヘリ女子……ラーメン、きしめん、お雑煮がおすすめです。

一歩踏み込んで自分の興味やちょっと変わった一面を具体的に書くと、 意外と「この人に頼んでみたい」と思ってもらえるのかも……
いや、ぜひ思ってもらいたい!
自分がどんなことに興味があるのか、関心ごとや趣味・特技なども盛り込んで、具体的に。
さらに人柄が滲み出るプライベートな情報も少しだけ足してみたり、工夫を凝らして。
編集者が思わず「ぴったりの人がいた!」と思ってしまうようなプロフィールを作って、広く展開できたらと思います。

おわりに

前回のレポートで、 「会う人会う人に『私、ライターの勉強をしていて、一年後にはプロになってる予定なんで!』と言いふらします」と書きました。
言いふらした結果どうだったかというと、 皆さん「えっそうなの?すごい、応援するよ」って言ってくれるんです。なんて優しい世界……!

まだ胸を張って実績をご覧に入れることができないのが残念ですが、 次回の講座をもって生徒の立場を卒業してしまうので、 そろそろ「書いてはたらく」ための準備を始めなくてはいけません。
早く「私、ライターになりましたよ!」って報告したいですね。頑張ろう…!

今回の講義では、 取材で「聞くこと」の心得、文章の直し方の復習、推敲でブラッシュアップする技術と、 武器になるプロフィールの作り方を学びました。
江角さんの経験に基づく実践的な内容で、 書く仕事だけでなく、自分をプロデュースする方法についても紹介されていて、 ライターとして生きるために何をすべきか、一層解像度が上がった気がします。
書くことを仕事につなげるために、そしてそれを続けて生きていくために。 あと少しの間ですが、引き続き「京都ライター塾」で学んでいきたいと思います。

次回の『京都ライター塾|動画視聴コース 受講したんやで日記』は、 「第6回 新規仕事の獲得方法」です!


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