見出し画像

悟空もルフィも勝手に生成?SORA2が突きつける著作権の崩壊

SORA2と権利問題──クリエイターを食い物にするAIの二枚舌

先日話題になったOpenAIの最新動画生成AI「SORA2」。
高精細で長尺の動画を生成できるという技術的進歩はたしかに驚異的です。

でも、クリエイターの目から見れば「すごい」だけじゃ済まない。
むしろ「おいおいマジかよ」と頭抱えるレベルの問題がゴロゴロしています。

🔗 参考ポスト:Xで話題になったSORA2動画例

悟空やルフィといった有名キャラはキャラデータそのものが入っているらしく、ボイスに関しても声優さん本人が喋っているかのような再現度。
いやこれ、著作権違反とかならないの?って普通に思いますよね。
実はその裏にあるのが「オプトアウト方式」というカラクリ。


SORA2の仕組みと「オプトアウト方式」

SORA2は大量の映像や画像を学習することで進化しています。
で、その学習データの扱いがとんでもなく黒い。

  • オプトアウト方式
     「嫌なら申し出て除外してね」。
     いやいや、最初から勝手に使う前提って何?
     著作権が親告罪なのを逆手に取って「バレなきゃ食っていい」って言ってるようなもの。

  • 透明性ゼロ
     どの作品が使われたのか、クリエイターは確認すらできない。
     そのくせマーベルやディズニーのIPは表示できないよう対策済みで、日本のIPは食い放題。舐めすぎでしょ。

要するに「気づかなければ食われる」システム。
クリーンを謳っておきながら中身は真っ黒。
これで怒らないクリエイターはいません。


著作権侵害リスクと世界の反応

  • 自分のイラストや動画が無断で学習に利用される可能性大

  • アメリカやEUではすでに訴訟や規制議論が加速中
     → 音楽生成AI「Suno」はもう訴訟沙汰になってますね。

  • 日本はまだ法整備が追いついておらず、クリエイターはほぼ丸腰

「自分の作品がAIの腹の中に入ったかどうか、確認すらできない」
これが最大の問題です。

しかも悟空vsルフィみたいな動画が出回った場合も、責任を問われるのはアップした本人。
SORA2は「道具でしかない」のだからまるでお咎めなし。
もう滅茶苦茶です。


内部と外部で真逆の姿勢

OpenAIのやってること、ほんと笑えない。

  • 内側(GPT)→ ユーザー表現を縛る。当たり障りのない発言しか許さないことをユーザー・AIの双方に課すことでOpen AIの訴訟リスクを回避する

  • 外側(SORA2)→他人の表現を食う。オプトアウト方式を取ることで本来Open AIが負うべき著作物への責任を、著作者や各企業に押し付ける

二枚舌にもほどがある。
ルーティング実験らへんからGPTは4oはおろか5ですら人によっては使い物にならなくなっているそうです。そこまで言論が弾圧される一方で、日本のIPは食い荒らされている。その内ルフィが腕伸ばしながら自民党批判を始めるんでしょうよ。「おい自民党、お前船降りろ」とか。言いそ~、、
胃袋真っ黒のAIに「クリーン」なんて看板をかけてるの、本当に不誠実極まりない。

🔗 デジタル庁公式ポスト

で、日本のデジ庁はこのOpenAIと連携するんですって。
……まじで???正気疑うんだけど。
いやまあ好意的に解釈すれば、SORA2発表前に話がまとまってたんでしょう。
でも今の時点でこの有様なら、さっさと白紙撤回してほしいわ。


クリエイターができること

  • ログや作品を必ずバックアップ
     →関連記事でもすでに何度か書いていますが、すでにOpen AIは日本の消費者庁やアメリカのFTCに景品表示法違反などでチクりを入れられています。今回のSORA2で今後訴訟に動く企業も出てくるしれません(マリオやピカチュウのようなあの任天堂IPも使用されてる)ある日突然4oを消してきた前科もち企業です。ある日突然GPTが消えることに今からでも備えておきましょう。

  • 自分の作品がどう扱われるか関心を持つ
     → AIにとってはプロもアマも関係なし。すべて「学習対象」です。

  • 「AIは便利」だけでなく「AIは何を食っているのか」を見極める
     → ゴミ作品でも悪い例として食われる可能性あり。それが現実。

「嫌ならアップするな」とは言いません。
でも今後は誰もが学習対象になる時代。
プロアマ問わず、AI学習のリスクは避けられないと理解しておくべきです。


💌 作品を気に入っていただけたら、OFUSEからの応援も大歓迎です。👉 OFUSEはこちら


【関連記事】


いいなと思ったら応援しよう!