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音楽教育のリアルと理想 ― 第11話:オリジナル楽譜の販売へ ~楽譜販売よりも大変だった「届けるための作業」―1本の演奏動画を作るには想像以上の時間がかかった~

前回の記事の続きです。

https://note.com/dolce_music/n/ne76ccec7ab8b

さて、前回、楽譜販売やSNSの活用について少し書きましたが、今回は楽譜販売を通じて感じたことをもう少し書いてみます。


♪1. 始める前に考えていたのとは違ったこと

楽譜販売を始める前、私は
「譜面を完成させて販売サイトに登録すれば、少しずつ多くの方に知っていただけるのではないか」
と思っていました。

しかし、それは甘かったと思います。
実際に始めてみると、そう簡単ではありませんでした。
楽譜は、作っただけでは見つけてもらえません。

今は、多くの楽譜販売サイトがあり、個人で楽譜を販売している方もたくさんいます。

その中で、自分たちの楽譜を選んでいただくためには、販売サイトに譜面をアップするだけでは十分ではありません。

どれほど時間をかけて良い楽譜を作っても、その存在を知ってもらえなければ、購入にはつながりません。

どのような曲なのか。
どのくらいの難易度なのか。
実際に弾くと、どのような演奏になるのか。

購入を検討している方に分かりやすく伝えるには、演奏動画が必要です。
少なくとも、実際の音を確認できるピアノロール動画などは用意しなければなりません。

そして、その動画を一本作るためには、演奏だけではなく、想像以上に多くの工程があります。

♪2. 現在、スタッフは完全に「クリエイター」です

一つの楽譜を制作し、販売するまでには、次のような作業が必要になります。

  • 選曲をする

  • 楽譜をアレンジ・制作する

  • 演奏を録音・撮影する

  • 動画を編集する

  • サムネイルを作る

  • 商品ページの説明文を書く

  • YouTubeに投稿する

  • Instagram用に短い動画を編集する

  • 販売サイトに楽譜を登録する

などなど。

こうして並べてみると、一曲を商品として世に出すまでには、本当にたくさんの工程があることが分かります。

今、スタッフが担当してくれている仕事は、単なる事務作業ではありません。

動画編集、画像制作、文章作成、SNSへの投稿、販売ページへの登録。
気がつけば、スタッフは完全に「クリエイター」としての仕事を担ってくれています。

♪3. 楽譜販売を始めて分かったこと

■「知ってもらうための作業」の大切さ

楽譜を見つけてもらうためには、YouTubeやInstagramなどで演奏動画を発信する必要があります。

演奏動画を通して、

「この曲を弾いてみたい」
「このアレンジなら、生徒さんも演奏できそう」
「発表会で使ってみたい」

と思っていただくことが、楽譜販売への入り口になります。

楽譜を作ることと同じくらい、楽譜の魅力を伝えることも大切なのだと分かりました。

■演奏動画を作るのは想像以上に大変だということ

演奏動画は、演奏を撮影すれば完成するわけではありません。

選曲をして、譜面を制作し、演奏を録音・撮影する。
その後、動画を編集し、サムネイルを作り、説明文を考えて投稿する。

一曲を商品として世に出すまでには、想像以上に時間がかかります。

楽譜販売を始める前には、ここまで多くの作業が必要になるとは考えていませんでした。

■音楽講師の仕事と並行することの難しさ

私たちの本来の仕事は、音楽教室の講師業と運営です。

日々のレッスン、教室運営、発表会の準備。
それらと並行して、継続的に動画を制作し、SNSで発信することは簡単ではありません。

良いものを作りたいという気持ちはあります。
しかし、一つひとつの作業に時間をかけすぎると、継続することが難しくなります。

内容の質を保ちながら、どのように効率良く作業を進めていくのか。

これが、楽譜販売を続けていく中で見えてきた大きな課題です。

■続けるためには、「頑張る」だけでは足りないこと

新しいことを始めたばかりの頃は、どうしても気合いや努力で乗り切ろうとしてしまいます。

しかし、長く続けていくためには、個人の頑張りだけに頼ることはできません。

作業を分担すること。
繰り返し行う作業をテンプレート化すること。
AIなどの新しいツールも活用すること。

少しずつでも、無理なく継続できる仕組みを作っていく必要があると感じています。

楽譜販売を続けていくために必要なのは、良い譜面を作ることだけではありません。
その楽譜を必要としている方に、きちんと届けるための仕組みも必要です。演奏動画を作り、SNSで発信し、販売ページへつなげていく。

一つひとつの作業は地道ですが、この積み重ねが、少しずつ楽譜を知っていただくきっかけになるのだと思います。

そして今、私たちが次に考えなければならないのは、これらの作業を無理なく継続していくための方法です。

それでは、この続きはまた次回に。
今日も読んでくださりありがとうございました♪

⭐️オリジナルアレンジの楽譜を各サイトで販売しています♪
私が主宰するDolce Of Music音楽教室では、
「弾きたい曲に楽しく取り組める」「だから楽しく続けられる」
ことを大切にし、譜面が発売されていない曲も一人ひとりのレベルに合わせてアレンジしています。 
生徒さんの選曲や譜面作りに悩む講師の方に役立てていただきたくて、デジタル楽譜の販売を始めました。
クラシック曲からJ-POP、アニメ主題歌やゲーム音楽まで幅広いラインナップでお届けしています。
プロフィールからご覧いただけますのでぜひチェックしてみてくださいね☆
🔽譜面に対応するピアノロール動画もYouTubeからご覧いただけます

https://www.youtube.com/channel/UCZgJ04AsN5m_2az92mXfyVQ

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