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作り置き未満。「塩おさつ」が仕事終わりのご飯に手放せない理由

さつまいもは栄養の宝庫。

これ自体に甘味の下味がついているようなものだから、シンプルな調理でもグッとおいしさがアップし、満足度も高い

常備しておくと、日常のご飯が気楽になり
これさえあれば、という安心感もある。

そんな頼もしい存在でありながら、一年中手に入るのも嬉しいところです。
秋冬しか食べないなんて、もったいない!

私はさつまいもが大好きで、さつまいもを使った作り置きをしていた時期もありました。
けれど、休日に数時間を費やしてしまったり、どんどん味が落ちてしまったり..

作り置きは「早く食べ切らなきゃ」という焦りや「またこれだ」という飽きがでて、どこか義務感に包まれてしまうことも。
そんな、作り置きの呪縛から解放されると、驚くほど心が軽くなり、料理がふたたび心地よいものに変わります。とにかく、すごく心地がいい!

そこでおすすめしたいのが

作り置き未満の「ゆで置き」

下ごしらえの一歩先、「塩ゆでおさつ」です


冷蔵庫にこれがあるだけで
「何もない」日とは安心感がまるで違う。


すでに火が通っているから、
余りものの食材や調味料と合わせるだけで
主菜も副菜もパパッと完成
アレンジ自在で飽きないから、仕事終わりに「これがある」と思うだけで救われるのです☺︎

今日は、私のお気に入りのアレンジを3つご紹介します
暮らしを軽くするヒントになれば、嬉しいです



まずはベースとなる塩おさつ

🔖 塩おさつ(目安:3日分)

・さつまいも 3本(合計800g程)
・塩 8g(1%)
・水 800ml(同量)

今回は、栗かぐやを使っていますが、シルクスイートやべにはるかなどお好みの品種でももちろん大丈夫です。(栗かぐやは上品な甘さで、しっとりとホクホクのいいとこ取りな食感。料理に使いやすい品種です)

少し硬めにゆでるのがポイント
(やわらかくしすぎるとポロポロと崩れすぎて扱いづらく、作れる料理が限られてしまう)

両端は切り落とし、2cm幅の輪切りにする

鍋に入れながら計量すると便利

鍋にさつまいも(合計800g程)、塩8g(1%)、水800ml(同量)を入れる。「水」からじっくり加熱していくのがポイント。

蓋をして中火で加熱し、蒸気が出てきたら弱火にする
(あまりグツグツ揺れない火加減に保つことを意識。煮崩れにくい&ゆっくり火が入るため甘さが引き出せる)

竹串などを刺してす〜っと刺さるまでやわらかくなっていたら
再度蓋をして、鍋の中で30分放置する。

その後、お湯を切り、
湯気が出なくなるまでザルにあげておく。

保存容器に移す



* * * アレンジ編 * * * 


①ひと味違う!塩おさつの肉巻き

2人前
・豚ロース(しゃぶしゃぶ用) 200g
・塩おさつ 7切れ(1切れあたり豚肉を2枚巻く場合)
A味噌 大さじ1
Aケチャップ 大さじ1
Aお酒 大さじ1
A本みりん 大さじ1(※はちみつに変えてもおいしいです)

 
[A]の部分、意外に思う人もいるかもですが、かなり相性抜群でコクうまな調味料の組み合わせなのでぜひ💡

準備:Aを混ぜ合わせておく

豚ロースを広げて、手前の端に「塩おさつ」をのせる(1枚あたり塩おさつを1切れ)

巻きつける時は、フライパンの上でやると洗い物少なくて◎

豚ロースをもう一枚広げて垂直に交わるように巻きつける。

巻き終わりを下にしてフライパンに並べる。(くっつきやすいフライパンの場合は油を少量ひく)
中火で加熱し、両面こんがりと焼き色をつける。

作っているときの香りもたまらない

混ぜ合わせたA(味噌,ケチャップ,お酒,本みりん各大さじ1)を回しかけ、
よく絡めたら完成。

②味つけいらずな和風ポタージュ

2人前
・塩おさつ  200g
・無調整豆乳 200ml
・水     100ml
・黒いりごま 適量 
(+お好みでオリーブオイル又はバター)

塩おさつの塩分と甘さを活かして、調味せず十分なのですが、この辺りは味覚にもよるので味を見て足りなければ塩を少々〜追加してください🪔

鍋に、「塩おさつ」、無調整豆乳、水を入れ
ブレンダーまたはミキサーで攪拌する

皮ごと、大地の栄養を丸ごと!

なめらかになったら弱火で加熱する。(沸騰しないようにだけ注意)
温まったら火からおろして盛り付け、黒いりごまを散らして完成

平日の夜にも食べやすい、軽やか仕立て。
濃厚なコクを楽しみたい時は、バターを入れるとリッチな仕上がりに。パンを食べたくなる味わい!!

やっぱり黒胡麻が合う
私より圧倒的に食べ終わるの早くてびっくりした笑


塩おさつのおかげで、余計な味つけは一切不要◎
特に、分刻みで急いでいる夕食時。他のおかずと並行して作っていると、
「味つけを考える」という工程がひとつ減るだけで、心にゆとりができませんか?

③ツナマヨ風デリサラダ

健康・美容にもうれしい食材たっぷり!

2-3人前
・塩おさつ    約360g
・芽ひじき(乾燥)  6g
・ツナ油漬け   1缶(正味量50g):汁気は切っておく
・無調製豆乳   大さじ3
 *もしくは絹ごし豆腐90g(必ず水をよく切る)絹ごし豆腐を使った方がよりツナマヨらしい質感が出るのでおすすめ
・オリーブオイル  大さじ1
・フレンチマスタード 小さじ1/2
・レモン汁    1/4個分(小さじ1程度)
 
*3日目に残った塩おさつを全て使い切る分量にしていますが、多少前後しても大丈夫です。もし、塩おさつが余ったときは、後半に紹介している副菜などで活用できます。

塩おさつは2cm角に切る

芽ひじき(乾燥)6gは洗い、熱湯に浸して戻す。(今回はお湯戻しで時短に)
水気を切り600Wのレンジで1分程加熱したら、よく冷ます。

ボウル(または保存容器)に1、残りの材料を入れ、木べらなどで粗く潰しながらよく混ぜる。

健康・美容にも嬉しい食材がたっぷり

水気をよく切ったひじきを入れてさっくりと混ぜ合わせたら完成。
さらに冷蔵庫でしっかり冷やすとよりおいしい。


この3つ以外にも楽しみ方は無限大

他にも、
角切りにした塩おさつをクリームチーズと和え、
ブラックペッパーをガリっと挽けば即席おつまみに🍷🍻

(器の右上にちょこっと映っているように)オムレツの具に入れたり

酢飯に混ぜこんで具沢山なお稲荷さんにするのもお気に入り🍣

冷めてもしっとりおいしいのが、さつまいもならではのメリット

しかも、おいしいだけではなく…

(おいも好きならご存じの方も多いかと思いますが)
実は、おいもは冷めることで「レジスタントスターチ」という食物繊維に似た働きをするデンプンが増えるといわれています。
おいしく食べて、おまけに体にも嬉しい!のです。
その詳しいお話はまた今度..

まとめ

さつまいもは、それ自体が「準完全栄養食」と呼ばれるほど栄養の宝庫。
いかに気楽に、シンプルに。
「おいしい・健康的・ラク」の三拍子を、どうすれば毎日叶えられるか。

そんな想いから生まれたのが、この「塩おさつ」でした

作り置きほど気負わなくていい
でも、下ごしらえよりはずっと心強い

この「一歩手前」のストックがあるだけで、平日のご飯作りは驚くほど軽やかになります。
食事は毎日のことだから「頑張りすぎない」ことも同じくらい大切です。

その日の気分で、食べたいものを自由に。
アレンジ無限な「塩おさつ」は忙しい日をきっと救ってくれるはずです。
健やかな暮らしのパートナーとしてぜひ冷蔵庫に忍ばせてみてくださいね☺︎


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えなりん/おいもクリエイター・管理栄養士 焼きいもを頬張りながら、淹れたてコーヒーの香りに包まれたらそれはもう幸せさ

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